
夕方に、同級生が夏ミカンをもってやって来た。
「母猫が死んだわ!運送屋の前の道路で車に轢かれてお陀仏!だったわ!ビニール袋に詰めて、柿の木の下に埋めた!バケツをもって血が流れて処を流してきた。簡単でポイポイだわ」
「子猫に母親を見せたたが、匂いを嗅いだがニャ~とも鳴かんわ!何を思っとるか知らんけど!」と一気に喋った。
死んだという母猫は、我が家に居るムギの兄弟猫です。どうも近所の人が「おかあちゃん!あんたの猫が道路で死んでいるよ」と知らせに来てくれたらしい。
それで我が家に、知らせにやって来てくれた。
同級生は猫には名前を付けていない。不思議なので聞いてみた。
「そんなん!犬は私が飼おうと思ったけど、猫は勝手に、むこうからやって来たから知らんわ!要らん子なんだわ!」

「そんなん!犬は私が飼おうと思ったけど、猫は勝手に、むこうからやって来たから知らんわ!要らん子なんだわ!」
同級生は昔から口が悪い。口が悪いが内心はやさしい。物置で猫3匹と犬を一匹飼っている。
同級生の家には、昔から猫がやってくる。チクワも一時、同級生の家でエサをもらっていた猫だ。
もちろんムギも死んだ母猫と一緒に同級生の家で飼われたいた猫です。
しかし左眼から血を流していたので保護するしかなく我が家で引き取った経緯がある。
猫は急に飛び出すから、それで車に轢かれたのかなぁと同級生に問うてみると
「イカンワ!あの猫は車は止まってくれると勘違いしているんだわ!私の車でも平気で近くにやって来て轢きそうになるんだわ!」
そういえば昔、牛小屋の猫もそうだったなぁ・・・
それにしても3年弱の短い命でした。まぁオスとメスの猫を残しただけでも良しとしますか、同級生の柿の木の下へ行って手を合わせてきました。合掌!