世界中を舞台に、スリルと興奮の大冒険を記事にする少年記者・タンタンは、ある日、とあるマーケットでガラスケースに陳列された帆船の模型に目を奪われて購入する。
タンタンが模型を手にした途端、「持っていると、とんでもない目に遭う」と、見知らぬ男から警告を投げかけられる。
彼の行動を訝しがっていると、今度は眼鏡の奥に鋭い眼光を持った男から「倍の値段で売って欲しい」と持ちかけられる。
タンタンは、模型の魅力は金に換えられるものではないと申し出を断り、自宅へと持ち帰ったのだが、そこから正体不明の男たちに追いかけられることになる。
見事な作りのその模型は、17世紀に大海から忽然と消えたといわれる伝説の帆船「ユニコーン号」だった。
ますます魅了されたタンタンは、模型のマストに暗号が記された羊皮紙の巻物を見つける。
暗号は、「ユニコーン号」の財宝のありかを示していた。
模型はこの世に3つ存在し、それぞれに暗号を記した羊皮紙の巻物が収められている。
そして巻物を3枚そろえると暗号が完成し、財宝のありかが明らかになるのだった。
財宝を狙って暗躍する謎の組織に追われながら、タンタンの財宝探しの冒険が始まる…!
世界中で愛されているベルギーの人気コミック「タンタンの冒険」を、娯楽活劇の巨匠・スティーヴン・スピルバーグがフルデジタル3Dパフォーマンス・キャプチャーという最新の映像技術を駆使して、実写と見紛うばかりのリアリティ溢れるCGアニメで映像化。
「エンタテインメント」と「アート」、「実写」と「アニメ」、「デジタル」と「ヒューマンな温かさ」、それら全ての境界を超越した奇跡の映像は、スピルバーグ自身による驚くべきカメラワークで撮影されたという。
原作の漫画に登場するタンタンのキャラクターはよく知っていたが、その漫画がこんな冒険モノだったのは知らなかった。
「レイダース 失われた聖櫃(アーク)」で大ヒットを飛ばしたスピルバーグは、一部で「『タンタンの冒険』をモチーフにしているのでは?」と指摘されたことから原作を手に取り、たちまちタンタンの世界の虜になったという。
必ずや自らの手で映画化すると心に決めた彼が、原作者の急逝による中断にも挫けることなくプロジェクトを推進し、満を持して公開にこぎつけた本作は、正に“インディ・ジョーンズ”のアニメ版。
原作コミックのテイストをしっかり守り、タンタンの旺盛な好奇心と行動力を活き活きと描き出している手腕はさすが。
とにもかくにも迫力満点のアクション・シーンは絶品。
実写ではとても実現できない動きとスピードとカメラワークに、スクリーンから目を離すことができず、瞬きさえ忘れてドライアイになることは必定!
本当はインディ・ジョーンズにこんなアクションをさせたかったことだろうが、そんなことをしたらハリソン・フォードの身が持たない。
映像を作りながら、スピルバーグはさぞ楽しかったことだろう。
世界最高水準のVFXで描かれる、冒険活劇の覇道を行く娯楽大作!
「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」
2011年12月1日公開/アメリカ 監督:スティーヴン・スピルバーグ
声の出演:ジェイミー・ベル、アンディ・サーキス、ダニエル・クレイグ、サイモン・ペッグ、ニック・フロスト
タンタンが模型を手にした途端、「持っていると、とんでもない目に遭う」と、見知らぬ男から警告を投げかけられる。
彼の行動を訝しがっていると、今度は眼鏡の奥に鋭い眼光を持った男から「倍の値段で売って欲しい」と持ちかけられる。
タンタンは、模型の魅力は金に換えられるものではないと申し出を断り、自宅へと持ち帰ったのだが、そこから正体不明の男たちに追いかけられることになる。
見事な作りのその模型は、17世紀に大海から忽然と消えたといわれる伝説の帆船「ユニコーン号」だった。
ますます魅了されたタンタンは、模型のマストに暗号が記された羊皮紙の巻物を見つける。
暗号は、「ユニコーン号」の財宝のありかを示していた。
模型はこの世に3つ存在し、それぞれに暗号を記した羊皮紙の巻物が収められている。
そして巻物を3枚そろえると暗号が完成し、財宝のありかが明らかになるのだった。
財宝を狙って暗躍する謎の組織に追われながら、タンタンの財宝探しの冒険が始まる…!
世界中で愛されているベルギーの人気コミック「タンタンの冒険」を、娯楽活劇の巨匠・スティーヴン・スピルバーグがフルデジタル3Dパフォーマンス・キャプチャーという最新の映像技術を駆使して、実写と見紛うばかりのリアリティ溢れるCGアニメで映像化。
「エンタテインメント」と「アート」、「実写」と「アニメ」、「デジタル」と「ヒューマンな温かさ」、それら全ての境界を超越した奇跡の映像は、スピルバーグ自身による驚くべきカメラワークで撮影されたという。
原作の漫画に登場するタンタンのキャラクターはよく知っていたが、その漫画がこんな冒険モノだったのは知らなかった。
「レイダース 失われた聖櫃(アーク)」で大ヒットを飛ばしたスピルバーグは、一部で「『タンタンの冒険』をモチーフにしているのでは?」と指摘されたことから原作を手に取り、たちまちタンタンの世界の虜になったという。
必ずや自らの手で映画化すると心に決めた彼が、原作者の急逝による中断にも挫けることなくプロジェクトを推進し、満を持して公開にこぎつけた本作は、正に“インディ・ジョーンズ”のアニメ版。
原作コミックのテイストをしっかり守り、タンタンの旺盛な好奇心と行動力を活き活きと描き出している手腕はさすが。
とにもかくにも迫力満点のアクション・シーンは絶品。
実写ではとても実現できない動きとスピードとカメラワークに、スクリーンから目を離すことができず、瞬きさえ忘れてドライアイになることは必定!
本当はインディ・ジョーンズにこんなアクションをさせたかったことだろうが、そんなことをしたらハリソン・フォードの身が持たない。
映像を作りながら、スピルバーグはさぞ楽しかったことだろう。
世界最高水準のVFXで描かれる、冒険活劇の覇道を行く娯楽大作!
「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」
2011年12月1日公開/アメリカ 監督:スティーヴン・スピルバーグ
声の出演:ジェイミー・ベル、アンディ・サーキス、ダニエル・クレイグ、サイモン・ペッグ、ニック・フロスト