面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

灯台守

2008年07月31日 | ニュースから
韓国が竹島防衛訓練 戦闘機2機も動員(共同通信) - goo ニュース

竹島については、日本はどうしたいのか?
外務省は「事なかれ」と穏便に穏便に済まそうとしているのか?
かつて田中真紀子が「外務省は伏魔殿」と言ったが、今もそれは変わらないどころか、どんどん国民からは遠のいている。
どういう戦略・思惑があるのか??

韓国があの手この手でワケの分からない既成事実を作ろうとしているのなら、さっさと竹島に灯台を建てて、人を派遣して住まわせてしまえ!
ああ、うっとうしい!ちゃっちゃっとケリつけてくれー!

資料作成という仕事。

2008年07月30日 | よもやま
本日午後2時半からの会議に向けて、昨夜残業して資料を作ってしまえ!と思ってたのに完成できず、今日の午前中まで持ち越して、またしても締め切り時間をオーバーしながら、ようやく提出。
我ながら、資料作りの手の遅さと中身の薄さに、改めてうんざり…

とりあえず無事に会議は乗りきって、夕方にまた別件で上司から資料作成の依頼を受け、連日の残業で作成していったが、またしても手が遅く、予定時刻を1時間以上オーバーして完成。
ウチの上司は本当に理解があるので生き長らえているが、気の短い上司なら、とうに見切られている。
そういう点では、入社以来本当に上司運には恵まれている。

それはともかく、こんなに資料作成の手が遅くて企画業務て、やはり不適格人事の極みではなかろうか!?

「ザ・マジックアワー」

2008年07月29日 | 映画
港町・守加護(「すかご」と読む!)で、クラブ「赤い靴」の支配人を任されている備後(妻夫木聡)は、ギャングのボス・手塩(西田敏行)の情婦・マリ(深津絵里)に手を出したのがバレて大ピンチ!
5日以内に幻の殺し屋・デラ冨樫を探し出し、ボスの前へ連れて来なければ命はないと脅される。
が、デラの居場所に皆目見当もつかない備後は、替え玉を仕立てる苦肉の策に出る。
そこで白羽の矢を立てたのは、売れない俳優・村田大樹(佐藤浩市)。
映画監督になりすました備後は、ぜひ主演映画を撮りたいと村田を騙し、守加護へと連れて来るのだった…

「マジックアワー」とは、夕暮れ時のほんの一瞬、世界が一番美しく見える瞬間のこと。
「映画のセットのような港町」(実際に見事なセットなのだが)を舞台に、登場人物それぞれの“崖っぷちのせめぎ合い”が炸裂する!
人間、追い込まれて切羽詰ると、とんでもないことをやらかしたりするもの。
崖っぷちに立つ人間の、起死回生を狙って真剣であればあるほど、滑稽になってしまうときの可笑しさが、ちょっとヒネたコメディとして本作の味付けとなっている。

村田の「自意識過剰の面白さ」は、佐藤浩市だからこそにじみ出せるおかしさ。
日本を代表する美術監督・種田陽平が手がけた見事な「つくりものの街」で、降って湧いた主演映画に飛びつく売れない俳優に扮し、一世一代の大芝居となる「マジックアワー」を繰り広げる。
これまでの三谷作品を超えたお茶目な演技を発揮し、ある種新境地を開いたのではないだろうか。

中井貴一、唐沢寿明ら主演級の豪華な役者陣がワンポイントで登場する劇中映画の数々も楽しい。
やはり今一番面白い(笑えるという点で)脚本を書けるのは三谷幸喜だ。
ちょっと演出が「映画」と言うよりは「演劇」チックなんやけどね。
しかし彼はホンマに映画が好きなんやねぇ。


ザ・マジックアワー
2008年/日本  監督・脚本:三谷幸喜
出演:佐藤浩市、妻夫木聡、深津絵里、綾瀬はるか、西田敏行

大変大きなお世話ですが

2008年07月29日 | ニュースから
たむけん焼き肉店で食中毒 名古屋市が営業禁止処分に(共同通信) - goo ニュース


蒲四近くの焼肉屋が大当たりし、ネタ面白いことないねんからタレント辞めて実業家になった方がエエんちゃうん、と思っていたたむけん。
名古屋に進出していたのは知らなかったが、開店早々、食中毒とはツイてない。
確か前に自分の店のことを聞かれたときに肉の鮮度を結構ウリにしていたと思うので、夏とはいえ生肉メニューも売りにしていたのではないかと推察するが、それがアダとなったということか。

店を拡大していくと、やはり綻びが出やすくなっていくが、まだ破綻するほどの規模でもあるまいに、もっと良いブレーンを集めるか、もう少し人材が育つのを待った方が良かったのではないか?
老婆心ながら心配してみたりなんかして。
お笑いのセンスが感じられないだけに、事業ではぜひ頑張ってほしい。


「鰻屋」 by紫亭京太郎 in落語Kタイム

2008年07月28日 | 落語
7月28日(月)夜10時(翌日朝10時再放送)
インターネットテレビ net channel KYO
「落語Kタイム」

本日は「鰻屋」にてご機嫌を伺います。

24日は「土用の丑の日」ということで(何故かずっと25日やと思ってました!)、全国で大量の鰻が消費されたことと思いますが、昨今では「日本の鰻か?中国の鰻か??」よく分からなかったり、時には実は鰻ではなくウミヘビだったり、この噺ができた頃には想像もつかなかった状況になっております。
このお話に出てまいります鰻は、正真正銘日本産。
フツウの鰻屋さんであれば、美味しい鰻の蒲焼が食べられたはずなのですが、そこは落語の世界。
まともに鰻が食べられるはずがありません…

いつものように「ほほぉ、こんな噺もあるんや」と興味をもっていただき、プロの話芸へ手を伸ばしていただければ幸いです。
大阪在住の皆さんには、ぜひ天満繁昌亭へ足をお運びいただければと存じます。

まずはごゆるりと、お付き合いください。

アクセスはこちらまで!

http://www.nc-kyo.com/

☆ ご覧の際に ☆
アクセスしてしばらく、何も映らない黒い画面が表示されることがありますが、しばらくすると音声と映像が流れますので、そのままお待ちください。

「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」

2008年07月27日 | 映画
「あさま山荘事件」は、昔のニュース映像などで見たことがある。
親に聞くと、事件当時、テレビ中継をずっと見ていたらしいのだが、当時まだ幼かったこともあって記憶にはない。
山荘に打ち込まれる鉄球の映像はショッキングなものであり、日本の今を思うと、とても同じ国とは思えない。

5人の若者達が、長野県軽井沢の「あさま山荘」に立てこもり、警察と銃撃戦を展開した。
彼らは、革命に自分たちのすべてを賭けた「連合赤軍」の兵士たち。
その後、彼らの同志殺しが次々と明らかになり、日本の学生運動は完全に失速する。

このあまりにも有名な「あさま山荘」事件へ至る経緯(「道程」)が、克明に記録されている。
もちろん、その当時に同時進行で記録されたドキュメントというわけではない。
事実を完璧に再現したものではないが、連合赤軍メンバーと密接な関係を築いていた若松監督だからこそ集めることができた情報を紡いだ、貴重な「記録映画」である。

ベトナム戦争、パリの5月革命、中国の文化大革命、日米安保反対闘争、世界がうねりを上げていた1960年代。
学費値上げ反対運動に端を発した日本の学生運動も、三里塚闘争など、農民や労働者と共に、社会変革を目指し、勢いを増していった。
活動家の逮捕が相次ぐ中、先鋭化した若者たちによって連合赤軍は結成される。
革命戦士を志した若者たちは、なぜ、あそこまで追いつめられていったのか。
なぜ、同志に手をかけたのか。
なぜ、雪山を越えたのか。
なぜ、山荘で銃撃戦を繰り広げたのか…

彼らの崩壊は、現在の世界情勢を予知するものだったのではないだろうか。
共産主義の“総本家”たるソ連が崩壊し、東欧の共産主義国家が次々消滅し、中国は市場経済の波に抗いきれずに飲み込まれ、北朝鮮は全うな国家とは言えない様相を呈している。
浅薄な私見であるが、いくら高邁な理論や思想であっても、その“理屈”をもって人間を統制し、規律していくことはできないというのが、共産主義が導き出した結論ではないか。
連合赤軍の“同士”たちがとった行動は、理想に満ちた論理に依る正当な行為であるという錯覚に基づいた、ただの個人的な感情の暴発に過ぎなかったと考える。
人間は、自分の過ちについてもっともらしい理由付けをして自分を正当化しようとする生き物であるということは、小さな子供が親に言い訳する姿を見れば分かることだ。
連合赤軍の彼らがとった「総括」という名のリンチの根拠は、子供の言い訳が小難しい修飾語で彩られたものに過ぎなかったのである。

最後には逮捕された男女のリーダーのうち、男の方は獄中で自殺したという。
自分の“存在根拠”としての理論が崩壊すると共に自身の生存意義を失い、自ら死を選んだのであろうが、その姿勢を潔しとは感じなかった。
主義主張に殉じたと言えば聞こえはいいが、そうせざるを得ない状況に自分を追い込んでしまった彼は、哀れにしか思えない。

感情のおもむくまま規律なく生きていれば、それは人間としての存在を否定するものであるが、人間を律することができるのは理屈だけではない。
いくら美辞麗句に飾り立てられた高尚な理論であっても、それが感情に訴えかけることができなければ、人間は律せられないのである。

連合赤軍が起こした行動について、事象としての全ての「なぜ、なぜ」に対する疑問は解消された。
しかし、事象に対する彼らのとった行動について、その本当の動機はわからない。
ただ、画面を通して我々に投げかけられる“情報”をもとに類推するしかない。
若松監督が集めた貴重な“情報”から、様々なことを考えさせてくれる秀作である。


実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
2007年/日本  監督・製作:若松孝二
ナレーション:原田芳雄
出演:坂井真紀、ARATA、地曵豪、並木愛枝、佐野史郎、奥貫薫、大西信満、中泉英雄、伊達建士、伴杏里

うなぎ

2008年07月26日 | よもやま
吉野家で鰻が食べれるとは、世の中変われば変わるもの。
根っからの鰻好きとしては嬉しい限りで、つい頼んでみた。

味噌汁に小さな漬物付きのうな丼が出てきた。
お!結構しっかりした胴体が乗っかってるやん♪
ごく普通にタレも美味しくいただいた。

鰻は、あとはビタミンCをとればハッチリな栄養価の高いご馳走。
「土用の丑」に鰻を食べるというのは、鰻屋に鰻の販売促進策を頼まれた平賀源内の考案というが、良いコピーを思い付いたものだ。

しかし店を出てからふと思った。
ホンマに鰻か?
前にテレビで、ウミヘビがアナゴや鰻として市場に出回っていることが取り上げられていたが…

薄利多売のヨシギュー。
580円で味噌汁付きのうな丼は果たして…?

やば!

2008年07月25日 | ニュースから
たばこの煙払い、鼻折られる=嫌った学生殴った男逮捕-埼玉県警(時事通信) - goo ニュース


これ、虫の居所が悪いときに自分もやってしまう仕草。
街中で、全く周囲に気遣いなくタバコをふかしている人間がそばにきたとき、自分の機嫌が悪いとつい、顔の前で煙を払う動作をやってしまうことがある。
顔の前にタバコの煙がくるとしんどいので、マジで払ってしまうこともあるが、それで殴られてはかなわない。
しかし、タバコのみの皆さんにも、周囲への気遣いをお願いしたい。
タバコを吸わない者にとってあの紫煙は、呼吸困難を覚えるほどにしんどいものであることに思いをめぐらせてほしいものである。


「クライマーズ・ハイ」

2008年07月24日 | 映画
クライマーズ・ハイ:登山時に興奮状態が極限にまで達し、恐怖感が麻痺してしまう状態。

1985年8月12日。
群馬県の地方紙である北関東新聞社の遊軍記者・悠木(堤真一)は、販売部の同僚で無二の親友・安西(高嶋政宏)と谷川岳の衝立岩へロック・クライミングに行くための準備を進めていた。
終業時刻間際に上司から仕事を片付けてくるよう指示されて社を後にする安西を見送った悠木は、彼と新前橋駅で合流するためにデスクを後にする。
そこへ、社に戻ってきた県警キャップの佐山(堺雅人)が近寄ってきて耳打ちした。
「悠さん、ジャンボが消えたそうです…」
状況は分からないものの、悠木が編集局を出て行こうとしたそのとき、共同通信からのニュース速報が響きわたった。
「東京発大阪行き日航123便が、横田基地の北西数十キロの地点でレーダーから姿を消しました。長野、群馬の県境に墜落した模様。」
「日航123便の乗員、乗客は524人。繰り返します。日航123便の乗員、乗客は524人…」
今も記憶に残る、あの日航機墜落事故の第一報である。

単独の航空機事故としては世界最大規模。
しかも現場は、群馬と長野の県境。
編集局は色めき立った。
墜落地点は群馬か?長野か??

皆が情報収集にやっきになる中、夜遅くに事故現場が確定される。
現場は群馬県!
編集局は、にわかに興奮の坩堝を化す。
そしてこの未曾有の大事故について、紙面作りを一任される全権デスクには、ワンマン社長・白河(山崎努)の鶴の一声により、悠木が指名された。

北関東新聞として、「大久保清」や「連合赤軍」以来の大事件。
現場へ向かおうとはやり、殺気立つ記者達。
第一陣として送り込まれた佐山が、決死の思いで届けた第一報が潰されたことから湧き上がる疑念。
現役記者から“スター”が誕生することに対する、“かつてのエース記者”である幹部の嫉妬なのか…?
凄惨な事故現場を目の当たりにして精神に異常をきたす○○。
政治的配慮で第一面から押し出されそうになる事故のニュース。
地元紙としてのプライドを賭け、報道人としての使命感に燃えた悠木の戦いの日々が展開する。

どんな端役にも、登場人物ひとりひとりに性格付けをし、動きの背景を設定したうえで一斉に演じさせ、時に接近し、時に俯瞰して撮影することで、リアリティと臨場感溢れる編集局内の描き方が見事。
息詰まる緊張感が、ピリピリと痛いほどに伝わってくる。

一方、一人で山に向かったものと思っていた安西が、駅前でクモ幕下出血で倒れて入院したとの知らせが入る。
激務の合い間をぬって見舞いに行った病院で悠木は、安西がある事件に巻き込まれ、本来業務以外でも休みなく働かされていた事実を知る。
更には、悠木と社長との、隠された関係…

そして遂に捉えた大スクープ!
一気に「クライマーズ・ハイ」へと達する編集局。
全権デスク悠木は、とてつもなく大きな決断を迫られる…

奔走する記者達をドキュメンタリータッチで追うだけの物語ではない。
一地方新聞社を舞台として、日航機墜落事故の一件を中心に展開される人間模様を重層的に描き、2時間があっという間。
仕事に対する使命感、男としての矜持など、随所で琴線に触れる骨太な逸品。


クライマーズ・ハイ
2008年/日本  監督:原田眞人
出演:堤真一、堺雅人、尾野真千子、高嶋政宏、山崎努

ジブリパワー

2008年07月23日 | 映画
ポニョ「千と千尋」超え 3日間125万人(サンケイスポーツ) - goo ニュース


「崖の上のポニョ」の観客動員が好調とか。
「ゲド戦記」みたいに“しち難しそう”でもなく、より子供向け童話チックなところが、子供連れ動員に結びついているのだろうか。

それにしても、公開後3日のこととはいえ「千と千尋…」超えとはえらいもんだ。
個人的には実は、あまり食指が動かないのだが…
とはいえ、ジブリものは毎回観ているので、今回もいずれかのタイミングで観ておこう。