阪神・金本、通算450号本塁打…史上13人目(読売新聞) - goo ニュース
今日もつまらない試合でボロ負け。
こんな試合で記念弾を打たなければいけなかった金本が気の毒だった。
今日は運よくテレビで中継を見れたのだが、4回の表に二死満塁としてフォッサムに打順が回ったとき、ここは金本の出番だと思った。
あと1本でメモリアル弾だったのは知らなかったのだが、それだったならなおのこと、あの場面で勝負をかけるべきだ。
フォッサムはとても安定した投球とはいえず、2、3回にダラダラと失点していた。
ここ最近、ピリッとしたピッチングを見た覚えもなく、本人の気を引き締めるためにもここはサッサと降板させてよかったのではないか。
しかもこの打席でフォッサムは、あろうことかいきなり意味不明なバントの構えをしてミスミス相手に初球のストライクをくれてやった。
自ら打てば同点も狙えるチャンスだというのに、あの姿勢は一体何なのか?
それも打席に入る直前、三塁コーチの山脇とも打ち合わせをしたうえでの奇行である。
頭がおかしいとしか思えない。
少なくとも、“野球脳”は腐っている。
ダルビッシュの足元にも遥か遠く及ばないのは言うまでもない。
この場面、イマイチ不安定で乗り切れていないツバメ先発の佐藤由規を一気に叩き潰すチャンスでもあった。
ここで金本を立てていれば、よしんば金本が三振したとしても、ベンチの雰囲気は盛り上がったことだろう。
少なくともあの場面で金本が打席に立てば、それだけで球場の雰囲気は一変し、また「この試合はなんとしても取りにいく!」という強い意志を選手達に示して奮い立たせることができたはず。
前日の三振もあり、金本も意気に感じて何らかの結果を残したであろう確率は相当に高かった。
案の定フォッサムは三振して絶好のチャンスを逃したあと、5回にようやく追いついて盛り上がったというのに、相変わらずのフラフラしたピッチングでピンチを招き、挙句再び突き放されてしまった。
4回の場面で大きくタイガースに流れを呼び込めるチャンスであったのに、ボーっと見逃した結果ではなかろうか。
また、金本がせっかくメモリアルアーチをかけて2点差に迫り、チームの意気が上がる場面であったのに、絶不調の西村を登板させたのも合点がいかない。
またしてもいきなり一発浴びて点差を広げられ、続く宮本にもヒットを打たれたところで一死も取れずに降板させる。
直前のブルペンでは、プロ入り初登板となる横山が投球練習をしていたのでてっきり投げさせるものだと思っていた。
テレビでは、2点入ったから西村を投入したと解説されていたが、それならば最近調子の上がっている久保田投入だろう。
あるいは、そのまま横山でよかった。
今年2年目の真弓監督であるが、その采配に拍手喝采できたことがない。
明確な意図や、「この試合は勝つ!」という強い意志を感じたことがなく、実につまらない采配ばかりが目に付く。
野村-星野と過去には無いタイプの監督が続き、続く岡田監督は勝負師として独特のカンを働かせた選手起用で楽しませてくれ、監督の采配の面白さが続いていた近年のタイガースにあって、真弓監督はいかにも味気ない。
オールスターまで突っ走る!などとスポーツ紙のインタビューで答えていたように記憶しているが、全くその気概が感じられない淡白な采配が続くようでは期待できない。
せっかくの金本の祝いの日であるのに、なんともつまらない…