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第1ステップと第2ステップの学習方法の違い

算数の力をつける2ステップ学習法というお話をしました。

で、問題なのは、その学習法の違いが無視されがちだということです。

基礎や公式を学ぶときは、これは知識を覚えるのと同じです。もちろん理論的な理解は必要ですが、やはり暗記と同じようなところがあります。

例えば流水算で言えば、「下りと上りの差の半分が流速」とか、通過算で、2つの列車が向かい合って通過するときは
「2つの列車の長さの和÷2つの列車の速さの和」というようなことは、もちろん理論的にわかっていないといけないが、結局暗記の部分大きい。

ただ、第2ステップはこれと同じやり方で勉強してはいけないのです。すべてのパターンを網羅するなんて不可能ですから、これらの道具を使って、どうやって解くか、自分で考えないといけない。

この考える時間が今の子どもたちは足りないのです。ただ、たくさん与えられて、急がされているから、充分に考えられていない。だからできるようにはならないのです。

上位の学校ほど算数で差がつきます。だから考える力をつけないといけない。そのためにじっくり考える時間が必要なので、飛び級もひとつの手ということになるわけです。




今日の田中貴.com
なぜ塾はそんなに急がせるのか

フリーダムオンライン 中学受験チャンネル 2024  洗足学園 第3回 算数3(3) 





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