大きな音ではないがドアーの外から話し声が聞こえだした。
それは 
旅行に出かける前日のことである。
いつぞや在庫になりそうで 
お隣さんにパン捌きにいらした
弟さんが又もや？ 
そんなことを思い重ねたりもしていた。
それだとしたら暫く留守するし前回のようには協力出来ず
大変だろうなぁ～ なんて同情しては勝手に決込んでいた。
それにしては話し声の終る様子が無い。。。
しばらくしてドアアイから外の様子を覗くことにした。
そこに見てはいけないものが 
映った！
救急隊員数人がいるではないか！
お隣さんの何方かに何かあったようで焦り驚いた。。。
隣組として直ぐに様子を伺うべきだが 
翌日出かける身としては
聞いたがための重たい心で果たして楽しめるものかを自問自答。。。
知らなかったことにするが一番かということにし旅立った。
帰って翌日カバンが届くのを待ち 
お隣さんに新年のご挨拶！
” 年末２９日に母が床に置いてあったチラシを踏んで滑り
大腿骨を骨折 
１／４に手術をし入院しているんです。。。
翌日ゴロさんにお知らせしようとしましたがお留守でした。”
そんな近況を娘さんにお聞きし愕然。。。
その日ご主人の在宅が幸いし早い対応ができたようだ。
一人っきりなら身動きできず大変だったろうと想像する。
昨日の新年ランチ会帰りにお見舞に行ってきた。
まさか来てくれると思ってなかったと嬉しがられた。
” キューバに行ってきたんだって？ 治安はどうだったの？ ”
身体のアチラコチラが痛いと言いながら ” よく行ってきたネ ”
娘さんから旅行帰りを聞いたようで呆れ顔しながら質問攻め。
明日どんな身体になるか分からないし元気で動ける内に
思いを遂げないと。。。 病人を痛く皮肉る 
説き伏せ方？
今にうなずかせては夕食が運ばれるまで病室で話し込んでいた。
家族が朝晩 
寄れる病院の近さに順調な快復が見られ安心できた。
＜ ２月初め頃退院され 
一生懸命リハビリしてるようです～♪ ＞
