植物園のトゲ族達。
花を咲き終えた大きいアガベがいた。
雷神と和名のついたかっこいいやつだ。
一生に一度の花を咲き終えた後に死んでしまうと言われている。
周りに子供がたくさんできている。
親は去り子があとを引き受ける。
大きな親の周りを小さな子供達が見守る。
なかなかいい光景だ。
寒くなったので室内に取りこんだウチのトゲ族達。
よく見るとこいつにも子株ができている。
花はまだ咲かないので子供と一緒に親も育つつもりだろう。
先週Huluでゴッドファーザーを続けて見た。
初代ゴッドファーザー、マーロン・ブランドがアル・パチーノにあとを引き継いで静かに菜園で息を引き取る。
しみじみといい映画だ。
第2作目では若き日の初代役をロバート・デ・ニーロが演じていた。
デ・ニーロは若いが存在感抜群で、やはり大物になる人は違う。
植物を見ているとこういう親子劇場によく出会う。
人も同じだとつくづく思わされる。
嗚呼、ボタニカル!