夏を前にしてチランジアたちは概ね元気になってきた。
ウスネオイデス、カプトメデューサエ、フクシーなどに花が咲いた。
「屋外の半日陰」がいいというが出身地や環境はそれぞれ違う。
だいたい中南米だが、砂漠とか高山とか乾燥地とか湿地とか。
とはいえいちいち水やりの頻度を変えたり置き場所を移動したりもできない。
中にはご臨終となったものも今年は二つあった。
生まれ育ちの違うのをうちのベランダで育てているのだからしょうがない。
郷にいれば郷に従ってサバイバルしてもらおう。
お気に入りのデュラティ。
葉先がくるくると丸まって面白い。
葉先通しでからまっているのもある。
背景を黒にして見やすくしてみた。
おお、くるくるがハート型になっておる。
曲線が音楽のように美しい。
まるで音符が踊っているようだ。
朝の静かなうちにやつらの音楽を聴き取るのは幸せである。
嗚呼、ボタニカル!