『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

和歌山城

2020年01月30日 | 日記


夜明けの和歌山城。
たまたま泊まったホテルの17階からいい景色が見られた。
和歌山市街は東西に街が開けており、西に位置するお城に朝日が当たってきれいだ。



徳川御三家の一つ紀州徳川家、豊臣秀長の居城。
虎が伏せているような山容から虎伏山と呼ばれる小さな山の上に立つ。虎が背中にお城を載せている格好だ。
でもなぜ家康は和歌山に徳川家をおいたのか。京都ではなく大阪でもなく、この和歌山に。
江戸と大坂を結ぶ重要な太平洋航路の保護だけなのか。
「なぜ」は歴史を知るキーワードだと思う。
ちょっとwebで調べても鉄砲製造の発祥の地である根来寺の存在やら何やら諸説出てくる。鉄砲は堺だけではなかったのか。
知らないことだらけだ。
というより知っていることがいかに限られているかを知ることになる。
「なぜ」は面白い。


エクメア レクルバータ

2020年01月29日 | ディッキア
昨年末にうちの子になったエクメア。
下の葉先が枯れてきて少し心配していた。




昨晩手にとって様子を見ると中からなんか覗いている。
何と花芽がついたようだ。




間違いない。
花を咲かす準備を始めたのだ。
ピンクやオレンジのお派手な花が咲くに違いない。
心配は安堵に変わり、楽しみに変わった。
日々の変化が楽しみだ。


真夜中の水槽

2020年01月28日 | 日記
2週間ほど前に金魚の水槽に投入したヌマエビ。
5匹いたのに昼間はいくら目を凝らしても見つからなかった。
でもいたいた。
大きめの貝殻にたまたま欠けて開いた窓から1匹ゆっくり出てきた。

様子を伺うヌマエビ。




泳ぐというか、歩く感じ。
軽やかで宇宙遊泳みたいにも見える。
水槽全体をぼんやり眺めていると水草のゆらぎに他のエビも見つけた。
2匹目、3匹目と全部で5匹揃っている。
みんな密かに生き延びていてくれたようだ。 
よかったよかった。
真夜中の水槽はなかなか面白い。


隠岐の海苔

2020年01月26日 | 美食


隠岐島の海苔をいただいた。
香ると深い匂いがする。
緑のフィルムを黒いほどに重ねたような色合い。
お湯に浮かべれば元の海藻に戻りそうなすき具合。
ザクザクした食感がいい。
海苔に敬意を表してコシヒカリの新米を炊いてもらった。
一口分海苔で巻いて醤油を垂らす。
美味い。
懐しく感じるのは日本海の海の匂いのせいか。
日本人でよかったとしみじみ感じたり。




石巻貝

2020年01月25日 | 日記
金魚の水槽がすぐ汚れる。
水アカは拭いても簡単には取れず軽いストレスが溜まる。
特に日当たりがいい場所に置くと藻が繁殖しやすいようだ。
すると見かねた奥さんがネットで調べて藻を食べてくれるという貝を買いに行った。


1センチくらいの黒っぽい小さな貝。
石巻貝。
食欲がわからないのでとりあえず5匹投入。
するとすると。
藻に覆われ深緑色だった巻貝の貝殻が数日で真っ白(正確には本来の色)になってびっくりした。
すごくよく働く。というかよく食べる。
足があるかのように素早く動くので見ていても楽しい。



この貝殻も元のきれいな色に戻っている。
2、3日で水槽全体が掃除されてものすごくきれいになった。


金魚がクリアに見えて嬉しい。
貝が水槽に張り付いている姿も見ようによってはかわいい。
同時にヌマエビというエビを鑑賞用に5匹入れたがどこに行ったか姿がない。
夜に注意深く覗くと見つかったりする。
こんな小さな水槽のどこにいるんだろう。
ま、ともかく金魚鉢が汚れて困ってる方には100パーセントお勧めします。
自然の力ってすごい。
小さくても完結した1つの世界を見るようだ。