今日は植物の話はちょっと休憩。
20年近く愛用してきた小銭入れを買い換えた。
といっても同じブランド、同じタイプに更新したのだ。
娘や妻にはそれが良く理解できないらしい。
気に入って使い込んだものを新しくしただけのこと。
ただそれだけなのだ。
青白いヌメ皮が使い込むほどに飴色になっていく。
半製品を商品化するのは自分だ。
長い歳月のうちに一回り小さくなったようだ。
いい色合いの時期をすでに過ぎて、所々皮がめくれて貧相になってきた。
もう引退させてあげてもいいだろう。
同じデザインの商品を20年以上もずっと維持しているメーカーのあり方に感心する。
1つのものを永く愛用するドイツ人気質はさすがだ。
日本も昔はそうだったんだろうけどな。
新しいものは最初の1ヶ月くらいを十分に日光浴させるとより綺麗に色づくらしい。
なので今は干物みたいに干している。
すぐに使いたいところだがまだ20年も使うことを思えばたったの1ヶ月だ。
新しいやつが少し色づくまでの間、20年間苦楽を共にした(?)やつとのラストデートを楽しもう。