『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

新潟へ自転車担いで空の旅

2021年10月30日 | 
2年ぶりかで飛行機旅に出かけました。

大阪伊丹から新潟まで。

相棒は自転車のみのお気楽旅。

関西上空は晴れ。
プロペラ機は飛ぶ位置が低く窓際は景色が最高。
京都と滋賀の境を通過。
左上には御所の緑地が見えます。
右手には近江、滋賀の琵琶湖が見えてきました。
かつて信長公が恐れ、延暦寺を焼き払った要因とも言われる近江と京の境目、逢坂がよく見えます。
美濃や尾張から、または北陸から京都への物流経路がパノラマで見下ろす贅沢。
既に旅は満たされてきます。


期待もしなかった白山が遠くに見えました。
冠雪をかぶって美しい山容です。


さて、新潟は米の国。刈り入れの終わった田んぼがパッチワークよう。


新潟からは特急しらゆきで我が故郷、柿崎で下車。
ここから直江津まで20キロほどを自転車で。
高校生の頃友とバイクで集った懐かしい海へ寄り道しながら走ります。


そして懐かしの母校。
学校は中高等学校に変わり名前も変わってしまいました。


けれど学舎や自転車置き場は昔の名残り。
自分の原点を確認するように見入ってしまう。


そして、当時学祭の出し物で映画を撮った郷津浜。
日本海の海は力強く美しい。





直江津駅。



高校当時にお世話になったメンズショップは今も健在。もう40年も経つのに。
ここもやはり原点の一つ。自分の着たい模様のの趣味嗜好はこの頃から変わっていないことに気づかされます。


晩は40余年来の親友とおもてなしのきいた美しいお店で美味しい食事と新潟の銘酒、〆張鶴やら久保田やら。
なんて贅沢な時間なんだろう。
3、4年ぶりなのに昨日の続きのように話し合える幸せ。


朝焼けで目が覚めた。
そろそろ気候が悪くなるこの新潟なのにこの快晴。

登ってくる朝日を待ちながら今日の旅程を今組み立てています。
今日の目的は暫くぶりの叔母に会いに行くこと。それは夕方からなのでそれまで何処で何をしようか。
楽しい時間はまだ続く。





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