明石川の河口の土手に大きな生き物が。
カピバラ?ではありません。
ヌートリアという動物です。
ネズミの仲間です。
4,50センチの巨大なネズミ。
どうやら戦前の食糧不足、毛皮の供給のために輸入されたものがその後不要となり(気の毒です)放逐されたものが野生化したようです。
今は侵略的外来種などという不名誉なカテゴリーで、駆除の対象とか。
直接的な害は無さそうですが。
声をかけると慌てて川へ。
泳ぎも得意そう。
数年前に見かけた後全く見ることがなかったので元気でよかったです。
同じ個体かどうかは分かりませんが、まあともかく。
この日は河口を泳ぐボラ、それを猟るミサゴも偶然見ることができました。
多様な動植物が生きている世界は豊かさを実感できて幸せです。
この明石川は国内でも有数の漁場、明石浦や播磨灘に注いでいて
明石蛸、明石鯛、イカナゴなど美味しい魚がたくさん棲んでいます。