『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

音楽のような曲線〈3〉

2015年01月12日 | 日記
         

正月明けから怒濤の1週間が終わりやっとペースが戻ってきた。
朝の日光と植物たちに癒される。
とくにチランジア達のシルバーグリーンと音楽のような葉の曲線に。


音楽というかバレエダンサーのようだ。


もう何が何だかわからない。
不協和音の現代音楽か。
強いていえば「春の祭典」。


上に伸びては揺らぎながら下へ織り込まれる不思議な葉っぱ。


シンプルで美しい。
もうすぐ花も咲きそうだ。

こいつらは時間とともにその形を少しずつ変えていく。
そこがまた音楽のようだ。
靜かで饒舌なその和音に耳を傾ける。
リセットし自分に戻る瞬間である。

嗚呼、ボタニカル!

大樹

2015年01月11日 | 日記


伊勢神宮へ参拝に。



境内の檜は一つ一つが立派だ。


双子の檜。


双子の幹。

どれも大きく御神木クラスの大檜が点在している。
空気まで違って感じる。
凛とした神々しさを演出している。
木々が放つ静かなエネルギーに満たされる。
大いなるものに守られている感じだ。

久しぶりにどこか大きな森に行ってみたくなった。
春になったらブナの森に芽吹きを見に行こう。
ふわふわの葉っぱの絨毯踏みしめて。

嗚呼、ボタニカル!

ヒヤシンス

2015年01月05日 | 日記


ヒヤシンス。
懐かしい響きだ。
なんだか中学校を思い出す。
窓際に忘れられたような球根とへんてこな花瓶。
プラスチックの花瓶は縦にひびが細かく入っていたような。
ともかく開花が速い。
きのうの朝はこうだった。

みるみる花開くといった感じだ。
花はいい匂いがする。
カトレアに似た匂いだ。

花芽が伸びていたのを買ってきたが成長が早すぎて花咲くまでの過程を楽しめなかった。
なので、昨日は芽が出ていないやつを買ってきた。

これなら少しは成長を楽しめるだろう。

成長が早いので気の短い人にはうってつけだ。
プレゼントにもいいだろう。
大切な人に花と香りをプレゼントするものいい。
花は五感を刺激してくれる。
この葉っぱだらけの部屋の差し色となった。

嗚呼、ボタニカル!

チラのツリー

2015年01月04日 | 日記



チラのツリーを作ってみた。

   
My Home Town,明石は海のそば。
年末は近所の海で流木拾い。

   

良さそうなのを拾ってきた。

   

ワックスを塗ってかんたん仕上げ。

   

鉢にさした。
このままでも面白い。
立派なオブジェだ。

木と海は意外と仲がいい。
大雨や台風の後は山から倒れた樹木が川をたどって海に運ばれる。
海でもまれた後に打ち上げられた木は角がとれていい感じだ。
ここではタダだが東急ハンズにいけば立派に商品として売られている。
不思議なものだが手間賃だと思えばそんなものか。

流木とチランジア。
結構いいかもね。

嗚呼、ボタニカル!



年年歳歳花相似たり、かな。

2015年01月03日 | 日記

明けましておめでとうございます。
年の初めにおめでたいショットから。

年末から1週間明石に帰省、今日名古屋に戻るとオンシーが最高のお出迎えをしてくれた。
去年の夏に花が終わってから療養していたやつが開花したのだ。
しっかりとお返しをしてくれた。
手入れの仕方もろくにわからずにとりあえずお世話していたがちゃんと応えてくれた。
その健気さがたまらなくかわいい。

          
12月6日のつぼみ。

              
子株がでてきた7月頃。
精一杯咲いておくれ。


大型チランジアのドラちゃんも両手を挙げてお出迎え。
静かな年末年始を過ごしていたんだろう。
今年はどんな変化を見せてくれるのか。

年年歳歳花相似たり
歳歳年年人同じからずや、か。

花も変わるのだと最近知った。
今年もその微妙な変化を見せてくれ。
しっかりと見届けてやるからさ。

嗚呼、ボタニカル!