晴耕雨読

晴れた日には土いじり、雨の日にはパソコンとボタニカルアート

ミレニアム3部作

2020-02-19 | 読書
前回、読書について取り上げたのは2月9日です

読み期に入った? - 晴耕雨読

何度か取り上げているように、ここ一年ほどは地上波は特に気になるものしか観ておらずいつの間にか海外ドラマフリークとなり、前回のエントリーではN...

読み期に入った? - 晴耕雨読

 


あれから10日でミレニアム1、ミレニアム2、ミレニアム3を読んでしまった。
始めはなかなかエンジンがかからなかったけれど、ミレニアム2とミレニアム3はそれぞれ3日ぐらいで上下巻を読了したことになる。
ここ最近の活字離れ中の私にしては驚異的

ミレニアム3での池上冬樹さんの解説の冒頭を引用させていただくと
「いやあ、すごいすごい。これほど読ませる小説だとは思わなかった。こんなにも読み応えがあるとは思わなかった」とあります。
全く同感。

あれだけの長編が時系列に矛盾せず、多数の登場人物、場所など整合性を取り、論理的に破綻せず組み立てられている、本当にすごいなと感心します。
語彙の足りない私に代わって、ミレニアムって何?と思われる方のために、Amazonより内容紹介を




ミカエルはハリエット失踪事件に関する膨大な資料を調べる一方、ヘンリックの一族のいわくありげな人々の中に分け入っていく。だが謎は深まるばかりで、助手が必要と感じた彼は、背中にドラゴンのタトゥーを入れた女性調査員リスベットの存在を知り、彼女の協力を得ることに成功する。二人の調査で明かされる忌まわしい事実とは? 幾重にも張りめぐらされた謎、愛と復讐。全世界を魅了した壮大なミステリ三部作の第一部



女性調査員リスベットにたたきのめされた後見人のビュルマンは復讐を誓い、彼女を憎む人物に連絡を取る。そして彼女を拉致する計画が動き始めた。その頃ミカエルらはジャーナリストのダグと恋人ミアが進める人身売買と強制売春の調査をもとに、『ミレニアム』の特集号と書籍の刊行を決定する。ダグの調査では背後にザラという謎の人物がいるようだ。リスベットも独自にザラを追うが、彼女の拉致を図る者たちに襲撃された!



宿敵ザラチェンコと対決したリスベットは、相手に重傷を負わせるが、自らも瀕死の状態に陥った。だが、二人とも病院に送られ、一命を取りとめる。この事件は、ザラチェンコと深い関係を持つ闇の組織・公安警察特別分析班の存在と、その秘密活動が明るみに出る危険性をもたらした。危機感を募らせた元班長は班のメンバーを集め、秘密を守る計画を立案する。その中には、リスベットの口を封じる卑劣な方策も含まれていた。

スティーグ・ラーソンが2004年に亡くなってのち、ダヴィド ラーゲルクランツによる続編「ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女」もそのうち読みたいと思います。
しかし、次は友人に借りたピーター・トレメイン著「修道女フィデルマの探求」が待っている