晴耕雨読

晴れた日には土いじり、雨の日にはパソコンとボタニカルアート

心を癒すということ

2020-01-26 | 雑感
偶然?必要とされるものが自分に向かってやってくる…気がする


最近は地上波をあまり見ていなくて、意識して観ている連続ドラマはひとつだけ。

なぜか、ふとNHKの土曜ドラマを観てみようと思って観たのが「心の傷を癒すということ」の2回目だったのです。
柄本佑さんの安先生がとてもいい。
精神科医として静かに寄り添ってくれる。
先日もブラウン神父に告解したいとかこのブログでも口走っていますが

別に今辛いことがあるとか、不安があるとかじゃないのに…

今日、仕事先で元看護士の方と仕事終わりに話し込んでしまいました。

一昨年、昨年と相次いで、両親が亡くなりました。
両親が高齢であったこともありますが、私はとても冷静でした。臨終に立ち会ったのは私だけだったので、
起こったことをちゃんと記憶しておこうという気持ちもありました。

今日出会ったその元看護士さんは、ご自分のお父様を亡くされたとき、妹さんが泣き崩れていても
涙が出なかったとおっしゃっていて、自分は外から見たら冷たいと思われているだろうと言われていました。
看護士さんなので、色々今後どうなっていくとか見てきているのでとか今後しなければいけないこととか考えていたそうです。

私たちは感情より先に現実的にどうすべきかとか考えてしまうのですねとスッと気持ちが通じ合ったようで
なんだか救われたような気がします。

両親ともケアマネさんとかヘルパーさんとか施設とかとても良い方々に恵まれて
本当にラッキーだったと話すと、それはそのように(信仰とかではなく)天の配剤なのでしょうねと言ってくださって…

今日、その方と出会えたこと、前日に土曜ドラマをたまたま観たこと、そして帰宅してから
将棋の先崎学棋士の「うつ病九段」記事を見たのも偶然でしょうか。

『うつ病九段』精神科医の兄が語る「あの時入院させなければ、先崎学は死んでいた」 | 文春オンライン

「47歳の誕生日の翌日、私の体に異変が起きた」――うつ病になって将棋を指せなくなり、休場を余儀なくされたプロ棋士の先崎学九段。“うつ”との壮...

文春オンライン

 

実兄の先崎章博士(精神科医)の言葉
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うつ病には短い断定口調が効果的
――入院中、「必ず治ります」という章さんからのLINEメッセージに、先崎さんは勇気づけられたと書かれています。

 先崎章 うつ病の場合、長い言葉は頭に入らないんです。短い断定口調がいい。
その方が、本人も安心する。ニュアンスによってどうとでも取れる言葉は、逆に病状を不安定にする可能性があります。
ある程度ソフトに、断定的な物言いの方が効果的ですね。
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なるほど…と思いました。




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