ふわり、ふわりと風のふくままに・・日記

感性がキラリと輝くような毎日を過ごしたいけれど、現実はなかなか思うようにはいかない。小さな喜びに敏感でありたい。

あんず酒

2013-01-23 20:03:36 | 日々の出来事
今日は外出の予定がなくて一日家にいられたので、明日可燃ごみ出し日でもあるので気になっていたところをチョコチョコと片付けました。

初めは家事室というより物置になっている小部屋のほんの一角。溜め込んでいた紙袋・ビニール袋や空き箱のなんと多いことか。ここ去年も古い書類や本を随分捨てたのでした。その時はすっきりしたように思ったのですが、まだ手をつけていなかった場所があったり、何となく迷って捨てなかったものがやはり一年経っても使うことがなかった物、壁一面だけで2時間近く。

休憩をたっぷりとって、午後の部は階段下の物入れ。ここも何度か片付けているのですが使いにくいスペースなので奥の方や棚の上の方は入れたまま放ってあるものが多くて、どんどん捨てる覚悟で始めました。こちらにもこんなにどうする?という紙袋がダンボールにあふれていたので少しだけに整理。空に近いダンボール三箱もでんと場所をとっていたのでそれもたたんで外に出しました。

出ましたお化け! なんと長女が生まれたときから5年間分のアンズ酒が5本。ちょっと舐めてみましたら、甘いのですが美味しい。40年弱前のものですが大丈夫なのかな。捨てるつもりで出してきましたがかぶったほこりを拭いて思案中です。ほかに小梅を漬けたもの梅酒の時に取り出した梅もありましたがそちらは匂いを嗅いだだけで美味しそうではないので処分しました。以前テレビで何年も昔の梅干というのが真っ黒になっているのですが、体にいいとかみたことがありますがとてもとっておく気にはなりませんでした。

ワインもかなりあります。これは横になっているし、気温変化が余りないところなので大丈夫でしょう。大勢集まるときにワインパーティーにしたらいいですね。

紙資源ごみが6束と大きい可燃ごみ袋は3つ、不燃ごみと缶ごみなども出て、見た目は余り変わっていないのですが、気分は少しすっきり。今日は新聞受けに新聞を取りに行っただけの一日となりました。


天童荒太「歓喜の仔」

2013-01-23 13:02:14 | 日々の出来事
好きな作家の一人、天童荒太さんの新刊「歓喜の仔」(上下)を手に入れました。「悼む人」「静人日記」以来の新刊です。まだまだ手元に読みかけの本があると思っていましたが、やっぱりそばに置きたくなりました。

寡作な作家ですが、裏切らない作品と信じていつも待っています。今回は3年しか空いていない(笑)こんなに早く出るとは思っていなかったです。

いつもその時々の時代の抱える闇をテーマを扱うことが多いので読み手や問題を抱えた当事者の受け取ったときのことにも気を使いセーブをかけて書いていたそうですが、今回はご自分の思いをブレーキをかけずに書き進めたそうです。決して明るいハッピーなテーマではなくても、読後感が思いことがあっても、やっぱり天童荒太さんの作品をいいと思うのです。

興味のある方は公式ホームページやロングインタビューをごらんになるといいと思いますが、私はそういうのは読み終わってからにしています。

早く詠み始めたいのですが、後ラスト少しになった読みかけを読み終えてしまうことにしましょう。

大寒

2013-01-23 10:29:08 | 料理
昨日のカルチャー献立は
☆やりいかと大根の煮物
  本当は子持ちやりいかを使いたかったのですが市場に入りませんでした。
  でもやりいかは柔らかく、沢山散らした黄柚子と相俟って美味しく頂きました。
☆口代わり
★ハマグリの旨煮
  ハマグリの大きいものをハマムキ(貝剥きの一つ)を使ってあけるのが大変だったようです。今日は一人二個ずつでしたが、何個もあけている内にこつを飲み込むのですがハマムキが手元にない、大きいハマグリが手に入りにくいという中ではなかなかできないことでしょうか。ツンモリと沢山の葉葱の小口切りを天盛りするのですが(写真に忘れてしまいました)、この相性がいいのです。しかも万能葱よりは手に入れば九条葱ですね。
★とりにくの大原木
  ごぼうは下茹でをしてもって行きましたが、鶏もも肉を観音開きにして皮の下やら筋肉の影にある脂を取り除いていく作業は美味しくするポイント。タコ糸で巻いて、蒸してから煮汁を詰めていきます。
★金柑の甘露煮
  実家にこの冬大豊作、実成りの多かった金柑の甘露煮を沢山作りました。
☆かきと雲丹餅のみぞれ椀
 かきはプックリと、粒うに+卵黄+酒をすり鉢で当たった衣を軽く焼いたお餅に塗っては乾かし、縫っては乾かしと手間を蚊かけて黄金色にしてみぞれ椀仕立。体が温まるお椀でした。

この献立に決め手から材料調達の確認、味の確認何度も調理してみて、手間をかけるところはかけ美味しいものは心がホッとするなぁと改めて思いました。
手間をかけずに、時短で、安く美味しくが主流のようですがきちんとしたお料理、月一回でも食卓にあると暮らしが豊かになるような気がします。初めは全部作らなくていいのです。一品をメーンにしたら、後は手軽なお惣菜にするとか。残った食材を気軽にイタリアンにバリエーションを変えるか、残っただしで全く違う食材をつかうとか。気軽にやって欲しいなと願いながら・・・。
反省:味が微妙に違うものの、煮た色見になって反省。