なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

身についている『ワザ 』でボランティア活動・地域社会とのコミュニケーション、楽しいシルバーライフ目標で有意義に過ごす 。

認知症の危険、喫煙者は2倍

2014年06月07日 11時22分19秒 | ブログ

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認知症の危険、喫煙者は2倍

2014年6月7日05時00分

 たばこを吸う高齢者は、吸わない人に比べて、認知症になる危険が2倍に高まる――。福岡県久山町の住民を対象にした九州大学の調査で、こんな結果が出た。喫煙の認知症への影響を示した日本人での研究は珍しいという。

 研究チームは、1988年に健康診断を受けた65歳以上で認知症がない住民712人(当時の平均年齢72歳)を15年間続けて調査した結果、202人が認知症と診断された。たばこを吸わない、吸っていたがやめた、吸うの3群に分け、認知症になった割合を比べた。

 吸う群は、吸わない群に比べて発症リスクが2倍だった。また、吸っていたがやめた群と、吸わない群ではリスクに差がなかった。チームは、禁煙が認知症の発症リスクを下げる可能性が示されたとみている。九州大学の小原知之助教は「喫煙は脳の老化や動脈硬化などを引き起こし、それらが認知症になりやすくしているのではないか」と説明する。(辻外記子)

 

要介護リスク、やせた男性は2倍 栄養の低さが影響か

2014年06月07日 11時14分47秒 | ブログ

要介護リスク、やせた男性は2倍 栄養の低さが影響か

2014年6月7日09時42分

 高齢者になると、やせた男性は太っている人と比べ、介護が必要になるリスクが約2倍高いとする調査結果を東京都健康長寿医療センター研究所のチームがまとめた。栄養の低さが健康に悪影響を与える可能性が示されたとしている。12日の日本老年医学会学術集会で発表する。

 チームは2002~12年、群馬県草津町の高齢者(12年時点で平均74歳)計1620人を昨年6月まで追跡調査した。最初の健診時で介護が不要だった1546人のうち、82人が死亡し、202人が介護サービスを受ける必要があると認められた。

 体重(キログラム)を身長(メートル)で2回割った体格指数BMIと、肉や魚を多く食べると増えるたんぱくのアルブミン値、総コレステロールなど四つの指標で栄養状態を評価し、それぞれを高い順に4グループに分けて比較した。

 男性では、BMIが最も低いやせグループ(15・9~21・0)は、最も高いグループ(24・9~39・9)よりも、介護が必要になるリスクが1・9倍だった。アルブミンやコレステロールなどでも、栄養状態を示す数値が最も低いグループは、最も高いグループに比べ、リスクが高かった。

 女性は、BMIでは男性のような差が出なかった。理由ははっきりしないが、太っていることによる膝(ひざ)や腰への影響が男性より出やすいのではないかという。ただ、アルブミンでは、最も低いグループが、最も高いグループより2・4倍高かった。

 研究所の新開省二・研究部長は「体力低下やかむ力の衰えなど様々な要因で、高齢者は栄養不足になりがちだ。太ることを気にして動物性たんぱく質を敬遠せず、バランスよく食べてほしい」と話す。(辻外記子)

関連情報:朝日デジタルhttp://digital.asahi.com/articles/ASG654SR7G65ULBJ007.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG654SR7G65ULBJ007