冬物のコート いつまで?
2016年3月12日 20時1分
冬のコートはいつまで?
つい先日、ようやく春が来たかと思ったのに、また冬のような寒さに逆戻りです。
めまぐるしい気温変化に身体がついていかず、風邪気味・・・なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
上の図は、実際に3月に入ってからの東京の最高気温が、平年と比べてどう推移したか、そしてこの先どう変化するのか予想を合わせて表したものです。
ご覧の通り、3月に入ってから続いていた平年を上回る暖かさが、9日の雨を境に、平年を下回る寒さになっています。
春は「三寒四温」というように、寒さが戻れば必ず暖かさがやってきます。
この先、14日(月)までは寒さが続きますが、15日(火)頃から気温は再び上昇傾向の予想です。東京は20度近くまで上がる日もあり、春本番のポカポカ陽気となるでしょう。桜のつぼみも膨らみそうです。
グラフは東京のみですが、傾向としては全国的に同じで、15日(火)以降は、平年を上回る暖かさになりそうです。
東日本や西日本の各地でも、今週は厚手の上着やマフラー、手袋など、冬物のアイテムが手放せなかったと思いますが、来週の半ば以降はしばらく、春物のコートやジャケットなどの出番が増える所が多いでしょう。
この時期、冬物の上着がいつしまえるのか、気になっている方も多いと思います。
目先、20日頃にかけては平年を上回る暖かさが続く見込みです。また、先日気象庁から発表された1ヶ月予報によると、4月上旬にかけて、全国的に高温傾向となりそうです。
ダウンジャケットやウールのコートなど、厚手の上着は、少しずつ、クリーニングに出してもよさそうですね。
とはいっても、必ず一時的に寒さがぶり返すことはあります。1、2着は寒さをしのげる物を残しておいて下さいね!
まさに「春に3日の晴れなし」
13日(日)は天気は下り坂。全国的に雲が広がりやすく、夜は西から雨の範囲が広がります。(詳しくは、下記リンク先、福冨予報士の「晴天続かず 日曜 早くも天気は下り坂」をご覧ください。)
関東は日中いっぱいは曇り空で経過する見込みです。13日(日)に開催される「横浜マラソン」には問題のない天気でしょう。ただ、寒さが続きますので、応援される方はしっかりと防寒対策をなさってください!
14日(月)は九州から東北にかけて広い範囲で雨が降り、関東甲信の標高の高い所や、北陸や東北は雪の所がありそうです。
そのあと、15日(火)からは天気回復。春彼岸入りの17日(木)にかけては広い範囲で晴れて、春本番の陽気になるでしょう。日に日に高度を増す太陽に、力強さを感じられそうです。
18日(金)頃からは再び天気が崩れはじめ、19日(土)は九州から関東にかけて広く雨になる見込みです。
春は、冬の間勢力を強めていたシベリア高気圧が次第に弱まり、移動性高気圧や低気圧が日本付近を次々に通過するため、天気の移り変わりが早い季節です。
卒業式や新生活へ向けた準備等、なにかと忙しい時期ですが、めまぐるしい天気や気温の変化で体調を崩さないように、栄養や睡眠をしっかりとってくださいね。