【ニューヨーク共同】米誌タイムは17日、毎年恒例の「世界で最も影響力のある100人」を発表し「パイオニア」部門でテニスの大坂なおみ選手を選んだ。

 同誌は往年の名選手クリス・エバートさんのコメントとして、大坂選手が「全米オープン優勝から4カ月後の全豪でも世界を制覇した」と偉業を称賛。日本生まれで、ハイチ人の祖父母に米国で育てられ「一つのアイデンティティーに決めてほしいと言う人もいるが彼女は自分自身であることに専念している。正直で礼儀正しい彼女ほどグローバル化した未来を象徴する人はいない」と評価した。

 100人は同誌が毎年、政治家や芸術家らから独自に選出。