大阪)こいのぼり400匹 青空泳ぐ 富田林
2019年4月28日03時00分
2019年4月28日03時00分
松永和彦 2019年4月29日03時00
明神山(標高273・6メートル)山頂の整備を続けている奈良県王寺町は新たに桟敷デッキを整備した。月平均延べ約6千人が登頂しており、町は明神山山頂を観光スポットの重点地と位置づけている。町は観光客の増加に期待を寄せる。
明神山は町の南西に位置し、大阪府との県府境にある。地元住民らが犬を連れて散歩したり、ジョギングしたりして山道を利用する。山頂からは天気がよければ淡路島も望める。
町は2013年度、山頂にサツキなどを植える植栽計画を作成。その後、本格的に整備を開始し、望遠鏡などを設置した。16年度には、直径約3メートルの輪に「悠久の鐘」をつり下げたデッキが整備された。
18年度は、奈良盆地が見渡せる東側にスギ製の桟敷デッキ(約100平方メートル)を設置した。いすが付いたテーブルも8個用意し、雨よけの設備もある。トイレも改修し、利用しやすいようにした。
4月25日、町立王寺北幼稚園の園児約40人が歩いて山頂まで登り、今回の桟敷デッキ完成式典に参加した。テープカットの時に約100個の風船を飛ばして式典を盛り上げた。
平井康之町長は「ここは歴史が一望できるスポット。この眺望を多くの人に知ってもらえればと思います」とあいさつした。(
www.nhk.or.jp/kouhaku/heisei/
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