なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

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ホンダ、武漢工場の稼働再延期 トヨタも4工場で検討

2020年02月06日 20時38分51秒 | NBOX

ホンダ、武漢工場の稼働再延期 トヨタも4工場で検討

2020/2/6 18:50
 
 
 
 

 

ホンダは武漢市の工場の生産を止めている(湖北省武漢市のホンダの四輪車工場)

ホンダは武漢市の工場の生産を止めている(湖北省武漢市のホンダの四輪車工場)

ホンダは6日、中国の湖北省武漢市に持つ乗用車工場について、14日にも計画していた稼働再開の時期を再延期する方針を固めた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、最短で2月下旬までずれ込む見通し。トヨタ自動車も中国4工場の稼働を早ければ10日に再開させることを目指していたが、再延期も含めて検討している。自動車だけでなく製造業の中国依存は高まっており、生産への影響が広がっている。

 

中国に工場を持つ日本車メーカーで生産停止の長期化を決めたのはホンダが初めて。当初、稼働再開時期を春節(旧正月)明けの2月初旬としていたが、新型肺炎の問題発生後の当局の通達を受け、再開日を14日以降に変更していた。

ホンダは武漢工場の稼働再開に向け、稼働禁止明けから生産ラインの工事などを約1週間行う予定だ。当初は春節に伴う大型連休中に実施する計画だったもようだが、新型肺炎の問題で見送っていた。工場に戻ってくる従業員の人数や在庫の状況など不透明要因も多く、本格稼働は2月下旬以降に先送りされる可能性もある。

 

 

広州に持つ乗用車工場の4つのうち、一部工場で10日朝から稼働を再開する見通しだが、武漢の工場停止の長期化は会社全体の経営に響く。武漢工場の生産能力は年60万台で、中国全体の約半分を占める。中国での新車販売台数は19年に約155万台と過去最高を更新するなどホンダの業績を下支えしており、業績下振れは避けられない。

生産停止が長引けば、日本やタイで運営する生産にも影響を及ぼす。ホンダは「地産地消」の考えのもと、現地で部品を調達して完成車にしているが、部品会社によっては武漢で造った製品をホンダが日本で生産・販売する車向けに送っている。部品会社は一定の在庫を持っているもようだが、中期的には不足する可能性が高く、国内で一部車種の生産休止となる事態も予想される。

トヨタは現地企業と設立した合弁会社の「一汽トヨタ」と「広汽トヨタ」の両社が持つ計4工場を中国国内に展開している。感染拡大に伴い、1月29日に「9日までは停止」と決めていたが、再延期が必要かどうかを含めて近く結論を出す。

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、中国から日本に輸入された部品の総額は、18年に約3470億円だった。日本に輸入される部品の中で約3割と存在感を示す。武漢を含めた中国工場の長期停止は自動車各社の生産に大きな影響を与えることは必至だ。

いすゞ自動車は日本国内の工場を停止させる可能性が出てきた。自動車部品のターボチャージャー(過給器)の一部を武漢から輸入しているためとみられる。部品の供給が滞った場合、エンジンやトラックの生産に必要な部品が足りず生産の停止につながりかねない。

生産への影響は完成車メーカー以外にも広がる。素材メーカーの藤倉コンポジットは6日、中国浙江省にある現地法人2社の操業開始日を1月末に発表した10日から17日に変更すると発表した。浙江省は5日、省内の一部地域で市外に出た人の戻りを禁止することなどを通達。現地従業員の出勤や帰宅が困難になると予想される。同省の杭州市と湖州市にある現地法人2社は、自動車部品用のゴム製品などを中国向けに製造している。

自動車以外でも影響が広がる可能性がある。中国では米アップルのiPhoneなどスマートフォンの生産が集中し、台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業などが製造受託して、世界各地に供給される。関係者によると、鴻海は休暇明けの来週から稼働率を最低50%に戻したい考えだが、春節で帰省した労働者が戻らず不足し、再開ペースが遅れる恐れがある。


一気に平年超え 札幌で20年ぶりのドカ雪!

2020年02月06日 14時24分42秒 | 気象情報

一気に平年超え 札幌で20年ぶりのドカ雪!

 

2020年02月06日12:48

一気に平年超え 札幌で20年ぶりのドカ雪!
昨日(5日)は札幌周辺で局地的に雪が強まり、日降雪量は41センチに達しました。2月に一日40センチ以上の雪が降るのは、2000年以来、実に20年ぶり。
その結果、これまで少なかった積雪も最大で79センチを記録し、一気に平年を上回りました。
札幌は月降雪量が12月が54センチで史上7位の少なさ、1月は85センチで史上4位の少なさと、記録的な少雪が続いていました。1月は一日10センチ以上の雪が降ったのはたった1日しかなかったほどです。
しかし、2月に入ると、3日に14センチ、4日に11センチと2日続けて10センチ以上の雪を観測。昨日5日は、一日で41センチの雪が降りました。

札幌で1日40センチの雪が降ったのは2016年12月10日以来のことで、2月に限ってみれば、2000年2月25日以来20年ぶり。2月の日降雪量としては第9位のドカ雪となりました。

積雪は2日の時点で平年の4割にも満たない23センチしかありませんでしたが、昨日の24時には79センチに達し、平年を上回りました。たった3日間で、札幌の積雪は3倍以上にまで増えたことになります。

週末は再び大雪に?

今日(6日)は、夕方から夜にかけて雪は弱まり、やむ見込みですが、明日(7日)以降も雪の日が続きます。
特に8日土曜日から9日日曜日にかけては、再び札幌周辺で局地的に雪が強まる恐れがあり、さらに積雪が増えるかもしれません。
さっぽろ雪まつり開催中の週末ということで、多くの人が動くことが予想されますが、交通障害などにつながる恐れもあるため、今後も最新の気象情報を確認するようにして下さい。