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関西圏では抽選対象にも! 自動車ナンバー「8008」が人気上昇している意外な理由
愛車のナンバープレートに好きな番号を選んで付けられる…今ではすっかり当たり前になった「ナンバー選択の自由」だが希望番号の人気ランキングが公表されているのをご存じだろうか? このランキングは、社団法人全国自動車標板協議会が毎年公表しているもので、2017年発表のランキングは以下のようになっている。
★3ナンバー車の人気番号
1位 1
2位 8
3位 3
4位 8888
5位 5
6位 1122
7位 7
8位 11
9位 8008
10位 55
★5ナンバー車の人気番号
1位 2525
2位 1122
3位 1
4位 8
5位 1188
6位 3
7位 8888
8位 123
9位 1010
10位 1001
★軽自動車の人気ナンバー
1位 2525
2位 1
3位 3
4位 1122
5位 5
6位 8008
7位 8
8位 11
9位 77
10位 8888
なんと!5ナンバー車と軽自動車の総合1位は「2525」(ニコニコ)であった。3ナンバー車の1位は「…1」。確かに、「2525」ナンバーは良く見かける。3ナンバー車ではランク入りしていないのも興味深い。3ナンバー車に笑顔より威厳(?)を求めるのかも……。一桁ナンバーでは全車種通じてやはり1番人気は「…1」で、8や3が上位に来ている。不思議なのは、8は「末広がり」の意味で人気が高いにしても、他の1桁番号はすべて奇数である。1の次はなぜ、2ではなく3なのだろうか。ちなみに2、4、6の偶数一桁番号は横浜や、神戸、名古屋など登録台数が多いところでは抽選対象の番号になっている。
■地域別の人気番号が興味深い
希望番号には1,7、1111、2020、8888など全国統一で抽選対象となっている番号が15種類あり、以下がその番号である。
1、7、8、88
333、555、777、888
1111、2019、2020、3333、5555、7777、8888
また、これら以外に地域別に抽選対象となっている番号もあり、これらはほとんどが一桁の数字やぞろ目の数字である。これ以外の4桁の数字で近年、関西圏を中心に人気が高まっているのが8008という数字だ。
ちなみに、8008が抽選対象となった地域とその導入時期は以下の通り。
2008年5月から大阪・神戸
2011年5月から横浜・名古屋・京都・和泉
2013年5月から品川・なにわ
2014年6月から岐阜
2016年6月から姫路・奈良
2017年7月から滋賀
抽選対象となるということは、その地域で希望者が増えているということ。8008は圧倒的に東京以西の関西圏に多い。また、最新のデータによると宮城・仙台・福島・郡山・平泉・長岡・長野・松本・諏訪・金沢・世田谷・成田・越谷など、5ナンバー車においては全国20以上の地域で「8008」が人気ランキング10位以内に入っているので、そのうち抽選対象となる可能性も大きい。
■「8008」とはなにを意味するのか?
8008というこの数字、左右対称となることからミラーナンバーと呼ばれることもある。また、縁起が良いとされる8に、円満を意味する○(まる)、また8を横にすれば∞(無限)の意味もある。縁結びの意味もあるとか。しかし、色々調べているうちに、「新説」に出くわした。それは思いもよらぬ理由だった。
「ホントは8888を付けたいけど、抽選でなかなか当たらず8008で妥協した」
という妥協系のほか、
「8888をつける車は主張しすぎる傾向にある場合が多い。気を付けないといけないナンバーの一つで、女性が運転する際にはとくに、近寄ったらダメだと関西では言われています。なので、8008の車は縁起の良い8をつけたいけど、そこまで主張したくない。控えめな関西人特有のキャラから生まれた人気番号なのでは?」
と、筆者の友人(関西在住の数名)が口をそろえて言うのである。言われてみると確かにそんな感じがしてきた。実際8008は関西方面で圧倒的な人気を誇っている。また、3ナンバー車に8888が多いのに対して、軽自動車では8008のほうが8888より多いのもなんとなくうなずける。車に8008を付けている皆さん、あなたが8008を選んだ理由はなんですか?
大阪)こいのぼり400匹 青空泳ぐ 富田林
2019年4月28日03時00分
奈良)明神山山頂に桟敷デッキが完成、観光客にPR
松永和彦 2019年4月29日03時00
明神山(標高273・6メートル)山頂の整備を続けている奈良県王寺町は新たに桟敷デッキを整備した。月平均延べ約6千人が登頂しており、町は明神山山頂を観光スポットの重点地と位置づけている。町は観光客の増加に期待を寄せる。
明神山は町の南西に位置し、大阪府との県府境にある。地元住民らが犬を連れて散歩したり、ジョギングしたりして山道を利用する。山頂からは天気がよければ淡路島も望める。
町は2013年度、山頂にサツキなどを植える植栽計画を作成。その後、本格的に整備を開始し、望遠鏡などを設置した。16年度には、直径約3メートルの輪に「悠久の鐘」をつり下げたデッキが整備された。
18年度は、奈良盆地が見渡せる東側にスギ製の桟敷デッキ(約100平方メートル)を設置した。いすが付いたテーブルも8個用意し、雨よけの設備もある。トイレも改修し、利用しやすいようにした。
4月25日、町立王寺北幼稚園の園児約40人が歩いて山頂まで登り、今回の桟敷デッキ完成式典に参加した。テープカットの時に約100個の風船を飛ばして式典を盛り上げた。
平井康之町長は「ここは歴史が一望できるスポット。この眺望を多くの人に知ってもらえればと思います」とあいさつした。(
放送予定
- 2019年4月29日 (月・祝)
- 第1部 午後7時30分-8時55分(午後8時55分-10時はニュース中断)
- 第2部 午後10時-11時30分
www.nhk.or.jp/kouhaku/heisei/
https://www.nhk.or.jp/kouhaku/heisei/