<新人ガイド交流・情報交換会>の感想(17)
●植山先生
貴重な交流会の場を設けていただきありがとうございました。
別の野暮用があり、後ろ髪をひかれつつ1時間早く退席させていただきました。
経験談はどれも興味深く、特に、元旅行会社でのアサイン担当の方の話は大変参考になりました。
今回の皆さんの話を聞いての私の理解は以下の点です。
・通訳案内士の資格だけで十分な収入を得ることはできない。
・人気となりえる案内士は一握りであり、その裏には相当の努力がある。
・これはしごくもっともな話で、どの業界にいようと成功する人は知力、体力、気力に抜きんでている人である。
・通訳案内士の資格は難関と思い込み、合格したとしても上から目線の態度では成功はありえない。
・サービス業である以上、顧客を満足させられないのなら仕事としては不十分で、語学がいくらできても意味がない。
わが身は60歳を過ぎ嘱託としての継続雇用ですが、この業界にいつデビューしようか思案中です。
経験のない異業種かつサービス業での競争は相当に厳しいものだと感じました。
そうは言いつつも、私の今の職場の周りには、お客様とすぐ意気投合し、時に怒り狂う客をなだめ、即刻問題解決してしまう男もいます。
たぶん、人を良く観察しながら、その人の立場、性格を瞬時に把握でき、行動できる特殊な能力がある男なのでしょう。
私もどちらかと言えば社交的、人付き合いも良い方で、だれとでもうまくやれる自信があります。その意味では、私にも楽しく思いながらこの仕事ができそうな気分になってきています。
語学力にはあまり自信はありませんが、人生経験と笑顔でカバーしながら業界参入準備を始めたいと思っています。
特に、70歳でもはつらつとして輝いている先生を見て、私ももう一花咲かせたいと思った交流会でした。
会場の準備等、大変おつかれさまでした。
先生が会場設営等を直接指揮している場面を目撃しましたが、成功する人の典型を見た気がします。
以上