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<2次レポート>(47)【14:00~15:00】(自然災害)
●植山先生
お世話になっています。世は、新型コロナウイルスで東日本大震災以来のパニックになるとは、2020年を迎える時には想像もしませんでした。2月7日に合格しました。ハローだけで合格しました。
いろいろと知り合った合格した同期に聞いてもいろいろな予備校に行ってお金を使っている人が多いのに驚きます。
さて、オリンピックということで前倒しで新人研修を受ける予定でしたが、新型コロナウイルスで、主催の団体が浮き足立っているのが不快で、100パーセントリファンドしてもらいキャンセルしました。
来年改めて先生のお勧めの団体の新人研修を受ける予定です。
●英語(メルマガ読者、セミナー参加者、無料動画利用者、教材利用者、)
●第1次筆記試験の自己採点の点数
・外国語(英語):75点 :合格
・日本地理:免除
・日本歴史:免除
・一般常識:免除
・通訳案内の実務:免除
●受験会場:昭和女子大学(8号館)
●受験時間帯:16:30~17:30
日本人試験官:女性。静かな感じのいい女性。50~60歳
外国人試験官:イギリス人の男性。とてもフレンドリーで話し好きなタイプ。35歳から45歳
プレゼンのテーマ(3個):
①ビアガーデン
②分煙
③国定公園
三つのテーマを見て、去年と同じでイメージしていたドンピシャなトピックでなくてがっかり思いました。国立公園かと思ったら国定公園で割とやりやすいけど、国定公園の数が一瞬では浮かばなかったのの、2020年がオリンピックの年で、分煙をスモーキングの問題としてオリンピックに絡めるのがいいかもと思い選びました。分煙の説明というより、オリンピックの年にスモーキングが観光客にとって大きな問題になるという大きな観点から話し、未だに日本は室内でさすがに喫煙OKなところは飲み屋以外ではなくなりつつあるけど、まだ、分煙という形で許されていることを説明し、オリンピックイヤーは、全面禁煙が求められているという形で、一気に90秒ちょっと話しました。自分としては、イマイチな感じでしたが。話し終わった瞬間に、試験官が待ってましたとばかり、質問が始まりました。
(試験官からの質問)僕は、イギリス人だけど、室内は、パブや飲み屋さんでも、禁煙なのに、どうして日本では室内を禁煙にするのがそんなに難しいの。
東京、例えば千代田区では歩行禁煙を罰する条例もできているけど、東京都全般は、やはり政治家が喫煙者の有権者のことを気遣ってなかなか法案を通すだけの勇気がない。
自分もオーストラリアにいたので、飲み屋さんもオリンピック以来全面禁煙になったことを同意しながら、日本ではまだまだで政治家のリーダーシップが問われると答えました。
一つの質問というよりは、インターアクションで、キャッチポールのようなディスカッションになっていました。
●外国語訳の日本文
日本では、案内板が日本語だけのところが多いく、日本を訪れる外国人旅行者にとっては、特に、地震や台風などの自然災害が発生した際、たいへん不安になってしまいます。電車などの交通機関も、いつ動くのかも分からない。その結果、通訳ガイドが正確な情報を伝えることが求められている。
気分が高揚していて、メモというより、キーワードだけを書いて、さっとイメージで訳しました。
去年の浅草が完璧だったので50点のできで不満が残りました。質問はありませんでした。
ただ、妻と自然災害に関する問題がくるといいねと思っていたので、この問題でつぎのシチュエーションが予想できました。
●<シチュエーション>
新幹線で移動中、地震が発生して新幹線が止まってしまった。
アナウンスは日本語だけでお客様は意味が分からない。
そして、とても怖がっている。どう対応しますか?
●<条件>
あなたは個人のお客様をご案内中で、特にその後の予定に制限はありません。
最初のプレゼント同じで、やりとりがキャッチポールのようにまるでこんなに長く話していいのと思うほど時間いっぱいいっぱい盛り上がりました。Sir, we have a problem. からはじまって、新幹線の安全性、自分の東日本大震災の体験などを挟んで多分10問以上の質問が飛び交った気がします。昨年の盛り上がらなかったやりとりを、今年は、地震の体験を説明するときは立ち上がって地震の酷さをジェスチャーでデモしたりして、試験官のお客様を楽しませ、不安感を取り除き、新幹線の中で、リラックスのためにピールを注文、おすすめのブランドまで聞かれて、楽しいときをすごしました。確かに、自分としては、50点の前半と100点の後半の口述試験になって、複雑な気がしました。
【12】第2次口述試験受験の感想
この2次レポートを合格してから書いているので、今言えるのは、口述試験の中でのシチュエーションがとても大事であるということです。
前年度に合格していてもおかしくないと思われていて、不合格になったのは、このシチュエーションで通訳案内士の態度がなく、アメリカ企業ではたらく会計士高飛車な態度だったからです。
再受験の間、どう通訳案内士としてお客様に寄り添うかだけを考えました。今回もプレゼン、外国語訳イマイチなできでしたが、合格できたのは、最後の出来がよかったからですと今だから言えます。
実際、2月7日に合格するまで、絶対不合格はいやだけど、結果はわからないという感じで待っていました。
●ハローの教材、セミナー、動画、メルマガなどで役に立ったこと。
やはり「日本的事象英文説明300選」です。英語のできる友人も今回口述を受けたのですが、彼が50回くらいシャドーイングをしていたのが、刺激になりました。
私も30回くらいシャドーイングをして、丸暗記というより、イメージをつかみました。初受験で一発合格を狙うなら、植山先生がやっておられないので各予備校の模擬口述をやるものありですが、私はハロー一筋で2年の間にハローの参加費2回、300選購入が出費のほとんどです。
誰でもには進めませんが、毎日英語を使ってプレゼンをやっている受験者には、あえて模擬口述試験をお金払ってやる必要はないですと合格してみて言えることです。
結果的に一度口述試験を失敗したことは、自分を謙虚になるための教訓だと思います。この試験は、私は得意科目でしたが、英語を話すのが得意な人にも一次試験は一発で合格するのは難しいと思います。
口述試験をイメージしながら一次試験の準備をすることをおすすめします。
ありがとうございました。
以上