折々のうま-当たらぬでもなし

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第三軌条方式の大阪市営地下鉄は私鉄と相互乗り入れできるのか

2011年11月30日 00時00分13秒 | 鉄道
 結論からいうとできない。正確に言うと地下鉄の延伸という形しか取れない。
 なにが問題かというと、第三軌条は感電の危険があるため、まず踏切が原則不可。
 最高時速が70㎞/h前後に制限され、郊外鉄道としてはかなりの低速になる。
 トンネル断面が小さいため、輸送人員が制約を受ける。
 トンネル断面を広げないとパンタグラフも付けられない。

 まともに関東スタイルで相互乗り入れしているのは、堺筋線と阪急千里線だが、
これを南で近鉄に繋ぐぐらいしかできない。
 第三軌条の延伸では中央線という失敗例がある。第三軌条のため速度の制限が
きつく、近鉄東大阪線と相互乗り入れしたものの、鉄道の優位性が引き出せない
でいる。
 御堂筋線と北大阪急行の相互乗り入れは、同じ会社だと思っている人がいる
くらいだから、ほぼ延伸といっても良い。

 府の担当者だって知っているだろう。
 ハシズム、ここに極まれりだ。
 技術上の問題を市の担当者が抵抗しているとか言い出すのだろう。

 
 
コメント
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