折々のうま-当たらぬでもなし

がんばる、寄り添う、安全安心、ふれあい、にぎわい…これぞバカの判別式

馬券工学の不毛の論争に答える(着順)

2013年01月03日 08時08分19秒 | 馬券工学の不毛の論争に答える
2桁着順が続き、反射的に切った馬がきて、
唖然というのは誰しも経験のあること。
巻き返しはどんな場合にあるのか。
それでは答えよう。

まず、マイルスプリント戦というのは1着から最後尾まで1秒以内
というのはざらだ。
着差1秒以内の着順は無視していい。
むしろ、枠順や斤量、コース適性、展開、ラップなど、着順以外の潜在能力を
見極める作業が重要になる。

休養明けから3戦目までは見極めが難しい。
鉄砲駆けしない実績馬などは泣きどころでもある。

斤量は見ることが多いが、季節別成績というのは意外と盲点だ。
コース適性と片づけてしまっているが、右回り、左回り、大回り、小回り、
芝の軽重、坂の有無、簡単な項目だけでもこれだけある。

着順より着差というのが基本であるが、長距離戦では盲点がある。
長距離戦では斤量よりも着差よりも走りきった事実が重要という点だ。

例としてエリモエクスパイアを上げるが、
ダイヤモンドSで斤量4㎏減でトウカイトリックの2着だが、
日経賞10着を経て春天ではトウカイトリックに先着して2着に入っている。
長距離戦は直結よりも距離経験である。

休養明けとローテの余力の比較という問題もある。

あと、マイルスプリント戦で無視できないのは「短縮ショッカー」。
高松宮記念でのペールギュントがあげられる。

乗り替わりも無視できない要素だ。
外人、地方騎手は警戒だ。
昔、武豊、今、三浦皇成。
三浦皇成からの乗り替わりの爆走、三浦皇成への乗り替わりの凡走に注意だ。
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馬券工学の不毛の論争に答える(人気)

2013年01月03日 07時34分30秒 | 馬券工学の不毛の論争に答える
菊花賞の1番人気は不振だ。
人気はどこまであてになるのだろう。
それでは答えよう。

1番人気というのは、ローテ、斤量、調教、血統、鞍上などを考慮し、
順当にいけば、この馬が1着になるであろうという思惑の集合体である。

あてにならないのは「押し出された1番人気」。
どうしても勝てなかった勝馬が回避した場合のシルバーコレクターとか、
実績で休養明けの馬が人気になったり、中距離以上で牝馬が人気になったり、
香港以外の外国馬が1番人気になったりなどだ。

鉄板の一番人気は他に書いている人がいるので譲るが、
要は人気の要素と過去のレース傾向、各馬の戦績、調教をチェックすればいい。

問題はオッズを考慮しているかということだ。
オッズ買いをしろというわけではないが、
2倍を切るような1番人気と、3~5倍前後で競り合ったり、
団子状態の場合は意味合いが変わってくるということだ。

同様に馬券術の人気順というのは全くあてにならない。
意味という点でも意義があるのは1番人気と最低人気だけである。

穴狙いの場合は得てして、7~10番人気などという話がでるが、
同じ10番人気でも10頭立てと18頭立てではまるで意味が違うだろう。

まともな本は単勝オッズの20~50倍ゾーンとか、万馬券ゾーン(100倍超)
などという書き方をしている。
これで取れるという書き方はしていない。
この組み合わせが出現しやすいので、このゾーンから選択していくという
論調になっている。

一番人気が複勝100円返しになる場合と、10倍以下が5頭もいるようなレースを
一括りにする方に無理がある。

人気よりはオッズをチェックする癖を付けたい。

ところで新馬の人気というのは何が根拠なのだろう。

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