折々のうま-当たらぬでもなし

競馬記事で埋めちゃうから、随想に心打たれた人はブックマークだ。

競馬は内省力の戦い

2013年01月05日 11時38分22秒 | 競馬
3連単で頭に来るのが、紐抜け、タテ目がやたらに多いことだ。
私自身、馬連の的中率を計算して驚いたことがある。
ほぼ半分的中している。
馬連時代から見れば紐の数を1~2頭増やしているから、
当然といえば当然である。
もっとも、回収率は100%を超えることはない。

なぜ、3連単フォーメーションに転向したのかを考えてみた。
回収率は控除率の壁は超えるものの、通年で100%を超えることはなかった。

2006年のスプリンターズSは2択でタガノバスティーユが買えなかった。
メイショウボーラーを買っていただけに、馬連ならとか、
何であっちを買ってしまったんだろう、迷ったら両方買え、
思いは千々に乱れ、しばらく予想に身が入らなかった。

資金がなければトリガミは不可抗力とする。
重ね買いは券種を変える。
資金は1点増やせる余裕を持て。
3連単の破壊力は黒字収支の年を実現し、常に生涯黒字収支に王手をかけている。

これで負けなら仕方がない。この負けなら我慢できる。
この積み重ねが大きい。
ころころスタイルを変えるのが一番良くない。
一方で、お約束の敗退パターンをどこで切り替えるか。

競馬は内省力の戦いである。
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馬券工学の不毛の論争に答える(勝負スタイルの固定)

2013年01月05日 10時13分22秒 | 馬券工学の不毛の論争に答える
勝負スタイルは人様々だ。
駒の上げ下げが勝負を分けるのも事実だ。
勝負スタイルは固定した方がいいのか。
それでは答えよう。

私の基本は3連単フォーメーション。
1着欄2~4頭で、2、3着欄6~8頭。
総額で100点をリミットにしている。
私の場合はこれに馬連か馬単を上乗せしている。
一時期は1着欄3頭、2、3着欄7頭90点で固定していた時期もあった。

多すぎと馬鹿にされているが、去年のプラス成績を見て驚愕している人が多い。
3連単を生かすには、これか2頭軸マルチ総流しかどちらかだ。
破壊力で年1、2回の大穴的中で強引に黒字収支に持って行くのだ。
破壊力を生かすにはトリガミを恐れず、迷ったら買うぐらいの勢いが必要だ。
変に買い目を絞るくらいなら馬連の方がいい。
3連複は軸を1、2点に絞り、半分は当てに行かないと収支的には厳しい。
私はたまに馬連に負けるヘタレぶりに耐えられず、
3連複はしないが、これは好みの問題だ。

かくいう私も条件戦はスタイルを変えている。
繰り返しになるが、単勝1点、馬連1点~3点。ワイドを2~4点。
混戦なら5頭ボックスで10点まで。
軸が穴馬なら馬単で6点くらい流す。
この場合は馬連、ワイドを押さえる。
ボックスなら3連複を入れたりする。

これは変えるというよりは、こうなってしまうといった方が正しい。

今は自分の予想を馬券に反映することに主眼を置いているが、
最初は馬券構成にこだわり、200万馬券を逃したり、
無駄な買い目を増やしたこともある。

一方で渋々加えた最後の1頭で引っかけることも多々あった。
初心者のうちは「型に助けられる」ことも多いのだ。

「型は勝負の分水嶺」ではあるが、野放図に資金をつぎ込むのを防ぐ、
リスクマネジメントの要素もある。
ある時は100万馬券的中、ある時は本線1万円3点購入なんてことは、
怪しい予想サイト以外あり得ないのだ。

最初は型にはめてやってみて、やがて、自信度とレース傾向、出走馬の構成で
上げ下げできるようになる。
どうしても絞れない。どうしても買えない。
そうなれば大穴馬券が的中するようになる。
変幻自在の馬券構成はPAT残高が常時自力で10万を超えるようになってからだ。

嫌な部分、駄目な部分が分かるまで、勝負スタイルは固定すべきだろう。
初心者は型に助けられ、やがて型にはまってスランプになる。
型に正解はなく、予想の精度と自分の性格との検討に行き着く。
「競馬は内省力の戦い」でもある。

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