折々のうま-当たらぬでもなし

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馬券の黙示録(1)実質何頭立てなのか

2013年06月29日 06時23分51秒 | 馬券の黙示録
とかく玄人筋に評判の評判の悪いBOX買いであるが、
馬券収支向上には必要な発想もある。

5頭BOX買いの場合、馬連、3連複ともに、
10点になるということは以前に書いた。
このことには重要な示唆がある。
実質5頭立て以下になれば、
私が蛇蝎のごとく嫌う3連複と馬連の
配当逆転の確率が高くなるということだ。
4頭立てなら馬連6通り、3連複4通り。
3頭立てなら馬連3通り、3連複1通り。
実質の組み合わせが減ることによる数字のマジックだ。

2013宝塚記念を例に取ろう。
○③☆④◎⑩▲⑪が私の予想である。
単勝に関しては実質4頭立てというのが私の判断である。
いくら人気であっても阪神(0.0.2.0)のトーセンラーは入ってこない。
3倍前後で拮抗していようが、3強という見方にも与(くみ)しない。

指数という表現方法も考えてみたが、2種類の欠陥がある。
ある程度使える指数でも必ず例外が出てくる。
例外を排除しようと補正を行うと逆にそこがバイアス(偏向)となり落とし穴になる。
同一条件(コース・距離)でも開催時期、クラスが異なれば、
傾向が全く異なることがある。
レース別の指数を作る羽目になりかねない。

基準となる指数を基に理由を示して加える、もしくは除いていく
という手順が一番妥当だと思う。
それは奇(く)しくもBOX買いの取捨の過程に似てくる。

私は馬券専業者ではないので、データで示すことはできないし、相当困難である。
実質とは何であるか。
単勝オッズ10倍以下の頭数ではない。

人気順もしくは指数上位ですんなり決まるようなら
馬連、3連複の逆転など生じない。
実質、本質は何頭立てなのか、そこに尽きる。

馬券の伝道師かく語りき。
コメント
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