GENさんの陸上ワールド

柳原 元の公式ブログ。WA世界陸連公認代理人。海外サポートしているクライアント選手、チームの活躍ぶりなどを綴ります。

世界への挑戦2023 Honda・青木涼真編

2023-04-09 08:28:50 | 日 記
「世界への挑戦2023」シリーズ4回目。
1月初旬からスタートした米プロチーム・バウワーマントラッククラブ(BTC)と日本人選手のアリゾナ州フラッグスタッフ合宿。


青木涼真選手(Honda・3000m障害)は2年連続でこのプログラムに参加。
昨年はここアメリカで3ヶ月近くトレーニング。帰国して臨んだ日本選手権3000m障害で2位の好成績を収め7月の世界陸上(米ユージン)出場につなげました。一昨年の東京オリンピックに次ぐ2大会連続世界大会出場を果たした青木選手。今夏の世界陸上(ハンガリー・ブダペスト)日本代表入りを目指しての再渡米です。


フラッグスタッフでは昨年より更に質の高い練習を積んだ青木選手。
期間中、他の日本人選手とは分かれて1人BTCのAグループメンバーとポイント練習を行うこともたびたび。BTCのコーチや選手達らも昨年より着実に力が付いていると話していました。



またBTCの大ベテラン・エバン・ジャガー選手(専門種目は青木選手と同じ3000m障害)は青木選手にとっても大きな存在。16リオ五輪銀、17ロンドン世界陸上銅を含め五輪と世陸で計6度の入賞。全米選手権7連覇(2012~18年)。そして15年に樹立した同種目の8分00秒45は今も北米記録。アフリカ勢有利のこの種目で34歳になった今も世界の一線で活躍。そしてその強さだけでなく、チームメートや他の選手に対するリスペクト、優しさを常に持ち続け多くの人を魅了するエバンの人柄。そんな彼と共に走り、過ごす時間は若い青木選手の大きな財産となっています。


青木選手は今月23日の兵庫リレーカーニバル2000m障害が今季国内初戦となります。

今冬米プロチームで武者修行を積んだ選手とチームを紹介するシリーズ。
次回は伊藤達彦選手(Honda)。

これまでの記事は以下、
1回目 SUBARU・清水歓太&森田佳祐両選手
2回目 中央大学・吉居大和選手
3回目 中央大学・吉居駿恭選手

📷(株)インプレスランニング

柳原 元のTwitter
柳原 元のInstagram


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。