GENさんの陸上ワールド

柳原 元の公式ブログ。WA世界陸連公認代理人。海外サポートしているクライアント選手、チームの活躍ぶりなどを綴ります。

2014 ベルギー・アントワープ遠征 その6(番外編)

2014-08-30 05:55:02 | 海外サポート
今回ベルギー遠征でサポートさせて頂いた住友電工陸上部
遠征期間中、松本俊裕総監督はじめ選手の皆さんから色々な話を聞かせて頂きました。

2年前から本格強化に乗り出した同陸上部ですが、部の歴史は古く創部は1928年。
前身の住友電工伊丹陸上部時代には96年以降、関西実業団対抗陸上で総合7連覇を
果たした名門でしたが、2012年からは更に上のステージを目指す形で様々な強化策を
打ち出しています。
現在の松本正義社長自身が学生時代インカレなどでも活躍した陸上選手で、現在は
東京五輪・パラリンピック組織員会の理事の職に就いているとあって、チーム強化への
力の入れようも大変大きなものがあります。

12年には拠点となる兵庫県伊丹市の製作所内に全天候トラックを建設。
陸上部選手の寮はその競技場に隣接。
練習時間や合宿などの環境も整備されていく中で今回遠征に参加した短距離・ハードルの
4選手が今年6月日本選手権では各種目で入賞。
また長距離では12年に橋本忠幸監督が就任後、徐々に力を付け今年1月の全日本実業団
対抗駅伝初出場を果たしました。

↓今回遠征に参加した皆さん。左から伊藤愛里(100mハードル)、小西勇太
 (400mハードル)、小谷優介(100m&200m)、三宅奈緒香(100m&200m)
 の各選手。
 普段の練習は自主性を重んじそれぞれ個別メニューに取り組む形。その中で着実にレベルアップ、
 好成績を残しています。


↓遠征期間中、選手の練習を見守る松本総監督(右端)。
 長年会社の業務と陸上部の仕事に関わってきたこともあり選手からの信頼も厚く、
 選手に掛ける言葉にも説得力があります。


今後日本の陸上界を牽引していくような予感がするこのチーム。
当面の大きな目標は10月全日本実業団対抗陸上(山口)。そして11月関西、
1月全日本の両実業団駅伝。
住友電工陸上部の今後の活躍が楽しみです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。