私が最も尊敬する2人のアスリート、米・大リーグマリナーズのイチローとエチオピアのマラソンランナー・
ハイレ・ゲブレセラシエ。
9月下旬、時を同じくしてこの2人に大きな転機となるであろうそれぞれの出来事が。
マリナーズのイチローはこれまでメジャーで10年連続継続していた年間200本安打、17年連続続けて
いた打率3割が今年遂に途切れました。
一方、93年から世界のトップに躍り出て数々の世界記録を樹立。五輪、世陸でも多くのメダルを獲得
してきたハイレ。先のベルリン・マラソンで自身の持つ2時間03分59秒の世界記録が遂に破られました。
共に大記録が途切れ破られはしたもののイチローの爽やかなコメント、ハイレのいつもと変わらない明るく
思いやりのある振る舞いがとても印象的でした。
そしてこの二人、常にファンや自分の周囲を取り巻く人達に対する気遣いを忘れないという事。
しかもそれを日々実行している所が本当に凄いと思います。
イチローはどの選手より早く試合の6時間前には球場入り。そしてストレッチ、ランニングと準備をはじめ、
3時間前のチーム合同練習時には既に体は出来上がっているそうです。その大きな理由のひとつには
試合前に観客へのサインに応じる時間があり、そこでアップに時間が削られる為、他の選手よりも早めに
球場入りしているとの事。勿論、チーム内でサインを求められる数、時間は彼が一番多いでしょうから。
自分の一番の仕事であるはずの野球を置いてでもファンサービスを大切にするイチロー。
一方のハイレ。先日ベルリン・マラソンの時には同じホテルだった事もあり、レストランなどで彼の振る舞い
を見ていましたが、食事の前後だけでなく最中までも次から次へとファンや関係者が激励の言葉をかけたり、
記念撮影を求めてきたりしましたが、大事なレース前後にもかかわらず一つひとつ笑顔で応えていた
のには本当にびっくり。
少なくとも滞在中私が見ていた範囲でそれらを断ったり、無視した場面は一度もありませんでした。
そしてそれは途中棄権したレースの翌日でも同じ。更にその合間にメディアの取材を受けていたのも一度や
二度ではありませんでしたが常に笑顔で対応している姿がとても印象的でした。
恐らく彼らはどんなに強く、有名になっても常に自分達を支えてくれている人が誰なのか、常に意識して
いるのでファン、スポンサー、大会主催者、メディア等に対していつも紳士的な対応が取れるのでしょう。
そんな彼らの偉大さは一部のマスコミ報道に見られる様に、単に「体力が落ちた。。。」と言った様な
簡単な言葉で語られる様なものではありません。
そんな彼らは引退後も多くの人に囲まれ、愛されてその後の人生を過ごしていく事と思います。
これらの事は私が今後、仕事でスポーツ選手と関わっていく中で常に意識し、選手達にも伝えて
いかなければならない事だと再認識。
この偉大な二人が活躍している同じ時代にスポーツの仕事に関われて本当に幸せだと感じました。
↓2004年イチロー出演のマリナーズ球団CM。お気に入りのひとつ(音声出ます)。
↓先日のベルリン・マラソン、スタート地点に向かうハイレ。アップ後のトイレ入口、更衣室の
中でも多くの人が見守り声をかける中、常に笑顔で応えていました。
ハイレ・ゲブレセラシエ。
9月下旬、時を同じくしてこの2人に大きな転機となるであろうそれぞれの出来事が。
マリナーズのイチローはこれまでメジャーで10年連続継続していた年間200本安打、17年連続続けて
いた打率3割が今年遂に途切れました。
一方、93年から世界のトップに躍り出て数々の世界記録を樹立。五輪、世陸でも多くのメダルを獲得
してきたハイレ。先のベルリン・マラソンで自身の持つ2時間03分59秒の世界記録が遂に破られました。
共に大記録が途切れ破られはしたもののイチローの爽やかなコメント、ハイレのいつもと変わらない明るく
思いやりのある振る舞いがとても印象的でした。
そしてこの二人、常にファンや自分の周囲を取り巻く人達に対する気遣いを忘れないという事。
しかもそれを日々実行している所が本当に凄いと思います。
イチローはどの選手より早く試合の6時間前には球場入り。そしてストレッチ、ランニングと準備をはじめ、
3時間前のチーム合同練習時には既に体は出来上がっているそうです。その大きな理由のひとつには
試合前に観客へのサインに応じる時間があり、そこでアップに時間が削られる為、他の選手よりも早めに
球場入りしているとの事。勿論、チーム内でサインを求められる数、時間は彼が一番多いでしょうから。
自分の一番の仕事であるはずの野球を置いてでもファンサービスを大切にするイチロー。
一方のハイレ。先日ベルリン・マラソンの時には同じホテルだった事もあり、レストランなどで彼の振る舞い
を見ていましたが、食事の前後だけでなく最中までも次から次へとファンや関係者が激励の言葉をかけたり、
記念撮影を求めてきたりしましたが、大事なレース前後にもかかわらず一つひとつ笑顔で応えていた
のには本当にびっくり。
少なくとも滞在中私が見ていた範囲でそれらを断ったり、無視した場面は一度もありませんでした。
そしてそれは途中棄権したレースの翌日でも同じ。更にその合間にメディアの取材を受けていたのも一度や
二度ではありませんでしたが常に笑顔で対応している姿がとても印象的でした。
恐らく彼らはどんなに強く、有名になっても常に自分達を支えてくれている人が誰なのか、常に意識して
いるのでファン、スポンサー、大会主催者、メディア等に対していつも紳士的な対応が取れるのでしょう。
そんな彼らの偉大さは一部のマスコミ報道に見られる様に、単に「体力が落ちた。。。」と言った様な
簡単な言葉で語られる様なものではありません。
そんな彼らは引退後も多くの人に囲まれ、愛されてその後の人生を過ごしていく事と思います。
これらの事は私が今後、仕事でスポーツ選手と関わっていく中で常に意識し、選手達にも伝えて
いかなければならない事だと再認識。
この偉大な二人が活躍している同じ時代にスポーツの仕事に関われて本当に幸せだと感じました。
↓2004年イチロー出演のマリナーズ球団CM。お気に入りのひとつ(音声出ます)。
↓先日のベルリン・マラソン、スタート地点に向かうハイレ。アップ後のトイレ入口、更衣室の
中でも多くの人が見守り声をかける中、常に笑顔で応えていました。
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