２０２２年９月 ベルリン・マラソン その２

去る２５日開催のBMWベルリン・マラソン。
今回は日本から参加の実業団９チーム１１選手を現地サポートさせて頂きました。


この人数は私が海外でのサポート業務を初めて以来、一度の大会では過去最多。
帯同スタッフも合わせると２０名近いグループ。しかも大会期間中市内で開催の大型見本市や音楽イベントが重なり春の段階で大会本部ホテルの部屋を人数分確保できず。更には周辺ホテルの価格も高騰（１泊５，６万円レベル。。。）。やむなく本部ホテルから１０キロ以上離れた別場所に分散して宿泊することに。そんな中ベルリン在住の弊社サポートスタッフ入山が大会までのトレーニングや生活周辺環境、そして予算を考慮した上で宿舎探しに奔走。選手スタッフが現地入り後も、私は本部ホテルに一部選手スタッフと滞在した為、別ホテルで残り１４名のメンバーをサポート。今回は海外レースが初めてという選手、また日本からチームスタッフが帯同しない選手もいる中、起こった幾つかのトラブルも解決。各チームのコーチ陣とも連携して今回遠征を乗り切ってくれました。写真は現地入りしたコーチ陣に宿舎周辺の状況を説明する入山（右から２番目の女性）。


ロシアウクライナ情勢の影響もあり欧州では物価が高騰。さらに円安も重なる中、手頃価格で量も味も満足できるレベルのレストランを彼女が幾つかセレクト。マラソン前とあって炭水化物がしっかり摂れるこのイタリアンレストランも好評でした。


そしてもう一人。今遠征を支えてくれたのが杉浦トレーナー（向って左）。
現在はオランダを拠点に活動、近年弊社の海外遠征にも時折帯同してくれています。今回は人数も多く両宿舎間が離れている中、うまく時間調整。タクシー移動を繰り返しつつ選手のマッサージをしてくれました。今回サポートに当たってくれたこの二人。それぞれの仕事をきっちりこなすだけでなく、選手やコーチ陣とのコミュニケーションの中で皆が安心、リラックスできる雰囲気を自然と作り出すことができるといった点においても、私自身本当に助けられました。


今回参加した１１選手中２名がベスト１０入りを果たす一方、不慣れな海外の地で残念ながら目標の順位・記録に届かなかった選手もいますが、海外のメジャーレースで最初から自分の力を１００％発揮できることの方が希。今回レースで得た経験をぜひ今後の成長に活かしてほしいと思います。写真は最終日帰国前。チームの垣根を越えて皆で協力し遠征を乗り切り充実した表情が印象的でした。


📷インプレスランニング

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