上海日記３・・・上海ＤＬの舞台裏

昨晩はオフィシャルホテル内でテクニカル・ミーティングが行われました。
日本で言う監督会議みたいなもので海外の大きな大会では必ず行われるイベントです。
ミーティングには大会スタッフや選手のマネージャーやコーチなど約６０名が出席。
主催者の挨拶の後、競技注意事項、短距離種目のレーン調整、中長距離種目ペースメーカーの設定
ペース等の情報が告げられました。
今回は特にトラブルなくミーティングは終了しましたが、時には有力選手のマネージャー間でレーンの
取り合いや、ペースメーカーの設定ペース等で激しい議論になる事もある様です。
ちなみにナホム選手が参加する３０００ｍ障害のペースメーカーは１ｋが２分４０秒、２ｋが５分２０秒。
そのままゴールすれば８分００秒とほぼ世界記録に近いペースです。

↓今朝はいつもより早起きをしてホテルの部屋から日の出を拝みました。
　昨夜の内にほぼ会場の準備も整ったようです。夕方の開幕を前に今（１３時半時点）競技場では
　最後のセキュリティーチェックが行われています。金属探知機を使って爆発物など不審物の確認
　なども、結構物々しい雰囲気です。


↓選手、大会関係者が期間中食事を摂る事の出来るダイニングルーム。バイキング形式で広い部屋に
　中華、洋食を中心に豊富な種類のメニューが並びます。


↓昼食後はアスリートオフィスと呼ばれる部屋にナンバーカードを取りに行きました。
　今大会は中国人とヨーロッパ人のスタッフが共同で大会を運営していますが、選手やコーチ、マネージャー
　への対応等も親切でスムーズな印象を受けました。