YASUKOの人生珍道中

2006年秋、新しく始まるYASUKOの人生はブリスベン!この先どうなることやら…珍道中

本がいっぱい!!の幸せ。

2012-07-05 15:18:15 | Weblog
一昨日、にむ氏からたくさんの本が届きました!

ナオと2人で嬉しい悲鳴を上げていました(笑)

で、昨日この事を書こうと思っていたのですが…
“サクランボの種事件”が起きてしまって、
笑いすぎた私の思考回路は…止まってしまいました 

たくさんの本の中に、CDも入っていました。

その中でも、このCDには感激した。
私、今の今まで、このCDの存在は知りませんでした。

ジャケットの“手紙”っていう文字が、文字として美しく優しいのに思いっきり惹かれました!

ケースを開けてCDを聞く前に縦書きの手紙になった歌詞を読んで、涙が出そうでした。

若い人達にはまた別の感じ方があるんだろうけど…
今の私の年代の人には 「自分の想いが詩になってる!」 って思えると思う。
作者不明だけど、凄い詩に出会えたと思います。

で、CDを聞いたのですが…

申し訳ないけど、私は詩を読んだ時の方が感動しました。


『 年老いた私が ある日 今までの私と違っていたとしても

どうかそのままの私のことを理解して欲しい

私が服の上に食べ物をこぼしても 靴ひもを結び忘れても

あなたに色んなことを教えたように見守って欲しい

あなたと話をする時 同じ話を何度も何度も繰り返しても

その結末をどうかさえぎらずにうなずいて欲しい

あなたにせがまれて繰り返し読んだ絵本の暖かな結末は

いつも同じでも 私の心を平和にしてくれた

悲しい事ではないんだ 消え去っていくように見える 私の心へと

励ましのまなざしを向けて欲しい

楽しいひと時に 私が思わず下着を濡らしてしまったり

お風呂に入るのをいやがるときには思い出して欲しい

あなたを追い回し 何度も着替えさせたり 様々な理由をつけて

いやがるあなたとお風呂に入った 懐かしい日のことを

悲しい事ではないんだ 旅立ちの前の準備をしている私に

祝福の祈りを捧げて欲しい

いずれ歯も弱り 飲み込む事さえ出来なくなるかも知れない

足も衰えて立ち上がることすら出来なくなったら

あなたが か弱い足で立ち上がろうと私に助けを求めたように

よろめく私に どうかあなたの手を握らせて欲しい

私の姿を見て悲しんだり 自分が無力だと思わないで欲しい

あなたを抱きしめる力がないのを知るのはつらいことだけど

私を理解して支えてくれる心だけ持って欲しい

きっとそれだけでそれだけで 私には勇気がわいてくるのです

あなたの人生の始まりに私がしっかり付き添ったように

私の人生の終わりに少しだけ付き添って欲しい

あなたが生まれてくれたことで私が受けた多くの喜びと

あなたに対する変わらぬ愛を持って笑顔で答えたい

私のこどもたちへ

愛するこどもたちへ 』


そうなのよね。
私達って、もうすでに少しづつ…
“旅立ちの準備”をはじめているのよね~



そして由紀さおり、安田祥子姉妹。
なんでこんなに素敵な声が出るんだろう…?

もう、これはお墨付きのCD って感じで(笑)
いつ聴いても…心、休まるねえ。


そして、私が頼んでおいた坂本龍一の『BTTB』
これまた素敵~!!

でもね、本当に私が頼みたかったのは 『ウラBTTB』だった  

頼む時に、私の頭の中には、オモテBTTBは…無かった 

これで、暫く私達の『幸せの時間』が維持できそうです。

にむ氏  ありがとう 

追:
昨日、サクランボの種事件を話したら…
ナオが心配してた 「ママ、にむじ、脳に癌が転移しちゃったんじゃない?大丈夫?」って(笑)
私もちょっと…
心配になって…
電話をかけちゃいました。
そしたら、電話の向こうでにむ氏が大笑いをしながら 「こんな事で国際電話をかけてこなくても…わはははは~