Cantine キャンティーヌとは?
給食制度のことです。
辞書には、「(学校・工場・会社の)食堂;(食堂の)食事」とあります。
以前の記事で書いたように、フランスの幼稚園・小学校はお昼にお迎えに行って、昼食は家で食べて、また午後連れて行くようになっています。(中学生からはお迎えは必要ありません。)
働いているママも多いので、頼めば給食を食べることが出来ます。
給食のシステムが市町村によって多少異なりますが、頼む日にチケットを渡すというのはどこも一緒のようです。
ストラスブール市の場合、チケットは事前に市役所やmairie de quartier(町役場?)で購入することが出来ます。
値段は、昨年度までは一律1回4ユーロだったのですが、今年度から世帯の収入別に変わりました。
1ユーロから5.25ユーロまで、細かく10段階に分かれています。
そして、チケット制と契約制(Abonnement)を選ぶことができます。
チケット制の場合は、朝、教室の入り口のところに郵便箱くらいの箱があって、そこにチケットを入れておきます。チケットには名前が既に印刷されているので書かなくてもいいです。
契約制の場合、朝、チケットを入れるという作業をしなくていいです。ということは、チケットをわざわざ買いに行かなくていいということ。しかも、チケットの値段より0.25ユーロ安いです。
契約制も、何曜日に給食を食べるか選べるので、我が家の場合、火曜と金曜に頼んでいます。
そして、料金は市から請求書が来てから払えばいいのです。
何か用事があってお昼お迎えに行けない時は、チケットも併用できます。(チケットは買いに行かなくてはいけませんけどね。)
お昼になると、給食のおばさん?が生徒達を迎えに来ます。担任の先生が給食を食べる子達を廊下に並ばせておきます。
そして、みんなで食堂に移動。
一度、いや、二度か。
先生が間違えていて、お迎えに行ったら既に1号が給食を半分食べていた、ということがありました!
その時見たんですが、お皿にキッシュが一切れ乗っていたんですよね。
でも、お皿1枚だけなんです。え?お昼、キッシュ一切れだけ?と思ってメニューを見たら、他にもある。。。
キッシュは前菜だったんです。
そう!レストランみたく前菜、メイン、デザートの順に出てくるんですよ!
さすがフランスですね~
というわけで、ある日のメニュー。
えーと、
前菜 パン、セロリとクルミのサラダ
メイン ハーブのオムレツ
付け合わせ 野菜のグラタン
チーズ キャレ・ド・レスト(という名前のチーズ)
デザート リンゴのコンポート、シナモン入り
こんな感じですね。
あ、これ学校で作っているのではなくて、一人分ずつパックされた物が、朝、トラックで運ばれてきます。機内食みたいな感じ?
17日からはクリスマスバカンスが始まります。
15日(木)は、給食もクリスマスメニューです。
ご紹介~
えーーと。
今回はチーズはなくて、前菜・メイン・デザートになってます。
前菜 ノエル風味のパイ包みパテとマロンコンフィ
メイン シャポンのソテー、マッシュルームソース
ニンジンとブロッコリーのクリーム
にんにくとパセリとジャガイモのソテー
デザート ホワイトチョコのクリスマスツリー
<用語説明>
ノエル風味:ヴァン・ショー(ホットワイン)をご存じ?それに入っているスパイス類のことをエピス・ド・ノエルと言います。これらのスパイスを使っているのでしょう。 シナモン、バニラ、スターアニス(八角)、グローブ、ナツメなどです。
パテ:肉や魚などの具材を細かく刻み、ペースト状あるいはムース状に練り上げたもの(出典ウィキペディア)
マロンコンフィ:栗のシロップ漬け
シャポン:太らせるために去勢された鶏
クリスマス近くなるとスーパーにシャポンが売っていますが、大きいし高いしで、我が家では買いません。1号くん、学校で食べておいで。
そして、16日(金)は学校でクリスマスパーティがあります。例年は全学年合同でしていたそうですけれども、今年は工事中なので、各クラスでするそうです。お菓子やジュースを持ち寄り、子供達がクリスマスソングを歌うそうです。
楽しみ♪
今回の記事、長くなりましたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
給食制度のことです。
辞書には、「(学校・工場・会社の)食堂;(食堂の)食事」とあります。
以前の記事で書いたように、フランスの幼稚園・小学校はお昼にお迎えに行って、昼食は家で食べて、また午後連れて行くようになっています。(中学生からはお迎えは必要ありません。)
働いているママも多いので、頼めば給食を食べることが出来ます。
給食のシステムが市町村によって多少異なりますが、頼む日にチケットを渡すというのはどこも一緒のようです。
ストラスブール市の場合、チケットは事前に市役所やmairie de quartier(町役場?)で購入することが出来ます。
値段は、昨年度までは一律1回4ユーロだったのですが、今年度から世帯の収入別に変わりました。
1ユーロから5.25ユーロまで、細かく10段階に分かれています。
そして、チケット制と契約制(Abonnement)を選ぶことができます。
チケット制の場合は、朝、教室の入り口のところに郵便箱くらいの箱があって、そこにチケットを入れておきます。チケットには名前が既に印刷されているので書かなくてもいいです。
契約制の場合、朝、チケットを入れるという作業をしなくていいです。ということは、チケットをわざわざ買いに行かなくていいということ。しかも、チケットの値段より0.25ユーロ安いです。
契約制も、何曜日に給食を食べるか選べるので、我が家の場合、火曜と金曜に頼んでいます。
そして、料金は市から請求書が来てから払えばいいのです。
何か用事があってお昼お迎えに行けない時は、チケットも併用できます。(チケットは買いに行かなくてはいけませんけどね。)
お昼になると、給食のおばさん?が生徒達を迎えに来ます。担任の先生が給食を食べる子達を廊下に並ばせておきます。
そして、みんなで食堂に移動。
一度、いや、二度か。
先生が間違えていて、お迎えに行ったら既に1号が給食を半分食べていた、ということがありました!
その時見たんですが、お皿にキッシュが一切れ乗っていたんですよね。
でも、お皿1枚だけなんです。え?お昼、キッシュ一切れだけ?と思ってメニューを見たら、他にもある。。。
キッシュは前菜だったんです。
そう!レストランみたく前菜、メイン、デザートの順に出てくるんですよ!
さすがフランスですね~
というわけで、ある日のメニュー。
Entrée : Pain, Salade de céleri aux noix
Plat principal : Omelette aux herbes
Accompagnement : Gratin de légumes
Fromage : Carré de l'est
Dessert : Compote de pommes à la cannelle
Plat principal : Omelette aux herbes
Accompagnement : Gratin de légumes
Fromage : Carré de l'est
Dessert : Compote de pommes à la cannelle
えーと、
前菜 パン、セロリとクルミのサラダ
メイン ハーブのオムレツ
付け合わせ 野菜のグラタン
チーズ キャレ・ド・レスト(という名前のチーズ)
デザート リンゴのコンポート、シナモン入り
こんな感じですね。
あ、これ学校で作っているのではなくて、一人分ずつパックされた物が、朝、トラックで運ばれてきます。機内食みたいな感じ?
17日からはクリスマスバカンスが始まります。
15日(木)は、給食もクリスマスメニューです。
ご紹介~
Entrée : Pâté en croûte aux saveurs de Noël et marron confit
Plat principal : Sauté de chapon aux champignons des bois
Crémeux de carrottes et brocolis
Pommes sautées à l'ail et persil
Dessert : Sapin de Noël au chocolat blanc
Plat principal : Sauté de chapon aux champignons des bois
Crémeux de carrottes et brocolis
Pommes sautées à l'ail et persil
Dessert : Sapin de Noël au chocolat blanc
えーーと。
今回はチーズはなくて、前菜・メイン・デザートになってます。
前菜 ノエル風味のパイ包みパテとマロンコンフィ
メイン シャポンのソテー、マッシュルームソース
ニンジンとブロッコリーのクリーム
にんにくとパセリとジャガイモのソテー
デザート ホワイトチョコのクリスマスツリー
<用語説明>
ノエル風味:ヴァン・ショー(ホットワイン)をご存じ?それに入っているスパイス類のことをエピス・ド・ノエルと言います。これらのスパイスを使っているのでしょう。 シナモン、バニラ、スターアニス(八角)、グローブ、ナツメなどです。
パテ:肉や魚などの具材を細かく刻み、ペースト状あるいはムース状に練り上げたもの(出典ウィキペディア)
マロンコンフィ:栗のシロップ漬け
シャポン:太らせるために去勢された鶏
クリスマス近くなるとスーパーにシャポンが売っていますが、大きいし高いしで、我が家では買いません。1号くん、学校で食べておいで。
そして、16日(金)は学校でクリスマスパーティがあります。例年は全学年合同でしていたそうですけれども、今年は工事中なので、各クラスでするそうです。お菓子やジュースを持ち寄り、子供達がクリスマスソングを歌うそうです。
楽しみ♪
今回の記事、長くなりましたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
それが日本スタイルですよ。
こっちには定食はありませんから。
日本食レストランに行っても、味噌汁とご飯とお茶は別々に頼まないといけないし。味噌汁3ユーロ、お茶1杯2ユーロもするんですよ!それでも安い方です。
フランス人にとって、汁物は前菜なんです。だから、味噌汁を前菜に。。。
味噌汁とご飯はセットでしょ!
つっこみどころ満載です。
最近、食事について関心が高まってきたようです。いつもではないですが、アルザス産の有機野菜や肉を使ったりしています。
フランスかっこいい
一言で言うなら
うらやましい給食です。(笑)
自国の食文化を大切にして育てているということが、わかりますね。
給食時間はどれくらいあるのか、知りません。
11時半過ぎから食べ始めるのは分かっていますが。。。
学年毎に食べて、14時にはまた午後の授業(年少さんはお昼寝)が始まるので、2時間半を3で割ると、、、1学年当たり50分ですね。移動など考えるともっと短いもしれませんね。
給食でコース料理とはちなみに給食時間はどのくらい有りますか?
日本だと保育園で1時間くらいかな?小学校は準備から食べ終わるまで40分くらいかな