フランス滞在日記

我が家のフランス滞在は今年12月までとなりました。
残りのフランス生活楽しみます。日本との違いなど紹介します。

marché de Noël ~2011~

2011-12-16 23:12:23 | フランス
やっと、写真を撮ってきました。
一気にご紹介します。

このブログの左下にフォトチャンネルを作ったので、お時間がない方はこちらだけでもどうぞ。


近所の、GAZ DE STRASBOURG のショウウィンドウ。
Crèche クレッシュと言って、(保育園と同じ単語)キリストが生まれた馬小屋のジオラマです。教会に大きなのがありますが、家庭でも小さいのを飾る家もあります。
教会のクレッシュを撮ったら、またブログに載せますね。



マルシェドノエルで売っている、アルザス地方の木組みの古民家、(コロンバージュと言います)のオブジェ。


これも、右奥が家のオブジェ。
左手前には、東方の三博士がキリストの誕生を祝いに来ていますね。
あ、1号の手が写っている。。。



Petit France プティットフランスの電飾、lumière ルミエール。


Grand Rue グラン・リューの電飾。



Mise au Green という名のお店。牛が飾られています!
面白かったので、撮ってみました。



ギャラリーラファイエットショウウィンドウ①
これを見て1号が「ギター!ピアノ!」と大興奮。


ギャラリーラファイエットショウウィンドウ②
お人形が動きます。


ギャラリーラファイエットショウウィンドウ③
ピエールエルメ、宣伝?


ギャラリーラファイエット正面
今年は赤ですね。赤もいいなぁ。


クレベール広場の巨大クリスマスツリー。30メートルだそうです。
今年は、青と白(シルバー?)の2色だけ。シンプルで今までで一番好きです。
昼間の写真も撮ったらまた載せますね。


ツリーの足元、トナカイ。


ツリーの足元、家。今年は家が少ないです。
去年の今頃は雪が積もってキレイだったんですが、今年は暖かくてまだ降っていません。
でも明日(12月17日(土))から寒くなる予報です。日曜は雪の予報。


Brasserie Flo の飾り付け。シロクマさん。


そのお隣、レストランCrocodile の飾り付け。


パティスリーChristian の飾り付け。
クリスマスツリーとふくろう?ここは去年とは違いますね。
だいたい毎年同じなところが多いんですが。


毎年同じ。ブログリー広場のマルシェドノエル。と、馬車。



ブログリー広場のマルシェドノエル。一番端っこにある小屋の飾り。



こんなの見つけました。
アルザス名産の、シュークルート(キャベツの千切り漬け物みたいな物)とアルザスパスタ(ジャガイモが入っている)とベーコンが混ざった物。
名前は、Schupfmudel(たぶんアルザス語)お店の人に発音を聞いたら、シュプフムーデル。
でもプとフは、子音だけの発音 p f なので、難しいですよ。

去年から、マルシェドノエルで売る物は、フランスとは関係のない物を排除していこうという動きがあっています。去年はチュロスが消えました。今年は、アフリカっぽい置物が消えたような。。。でも、アジアっぽい置物はまだ売っています。

翌日の午前中、また少し撮ってきました。


Alice Delice という食品雑貨を売るお店のショウウィンドウ。
ジンジャーマンクッキーを作るセットが売られています。
ツリーには、ジンジャーマンクッキーのお人形が。


とある薬局のショウウィンドウ。ハスキー犬です。



ココはチーズ屋さん。大きなサンタクロースが吊られています。


TVカメラがいました。何かを撮影中。



Charcuterie シャルキュトリー ハムやお総菜屋を売るお店。
クリスマスの飾りの他、ハム(豚の足!)も吊られていますョ。



パティスリー NAEGEL の飾り付け。ペンギン。


ストラスブールの観光案内所。おっきなジンジャーマンクッキー。かわいぃ~


実は3体あるの。



パティスリー Christian はカテドラル前にもあります。
こちらはふくろう。


その向かい側のカフェレストラン。シロクマ。



コロンバージュ木組みの家、お土産屋さんです。シロクマとペンギン。


ココは端っこなので、2面通りに面しています。もう1面も同じ。


今年は、動物が多いですね。



今年の招待国は、(毎年、グーテンベルク広場では、ある国の特産品を売るのです。去年はロシアでした。)スイス



というわけで、今年はグーテンベルク広場にこんな山小屋が出現!
中はレストランです。チーズフォンデュとか食べられます。行ってませんが。。。


こんな、山小屋風の暖を取る場所。
まきが燃やされていて、木のいい香りがします。
奥では、スイスのレシピのヴァンショー(ホットワイン)、紅茶にラム酒を入れたものを販売しています。

ここでカメラの電池切れ~
また後日撮ってきますネ。


Cantine

2011-12-10 00:52:11 | 子育て生活
Cantine キャンティーヌとは?
給食制度のことです。


辞書には、「(学校・工場・会社の)食堂;(食堂の)食事」とあります。


以前の記事で書いたように、フランスの幼稚園・小学校はお昼にお迎えに行って、昼食は家で食べて、また午後連れて行くようになっています。(中学生からはお迎えは必要ありません。)

働いているママも多いので、頼めば給食を食べることが出来ます。
給食のシステムが市町村によって多少異なりますが、頼む日にチケットを渡すというのはどこも一緒のようです。

ストラスブール市の場合、チケットは事前に市役所やmairie de quartier(町役場?)で購入することが出来ます。
値段は、昨年度までは一律1回4ユーロだったのですが、今年度から世帯の収入別に変わりました。
1ユーロから5.25ユーロまで、細かく10段階に分かれています。

そして、チケット制と契約制(Abonnement)を選ぶことができます。
チケット制の場合は、朝、教室の入り口のところに郵便箱くらいの箱があって、そこにチケットを入れておきます。チケットには名前が既に印刷されているので書かなくてもいいです。


契約制の場合、朝、チケットを入れるという作業をしなくていいです。ということは、チケットをわざわざ買いに行かなくていいということ。しかも、チケットの値段より0.25ユーロ安いです。
契約制も、何曜日に給食を食べるか選べるので、我が家の場合、火曜と金曜に頼んでいます。
そして、料金は市から請求書が来てから払えばいいのです。
何か用事があってお昼お迎えに行けない時は、チケットも併用できます。(チケットは買いに行かなくてはいけませんけどね。)


お昼になると、給食のおばさん?が生徒達を迎えに来ます。担任の先生が給食を食べる子達を廊下に並ばせておきます。
そして、みんなで食堂に移動。


一度、いや、二度か。
先生が間違えていて、お迎えに行ったら既に1号が給食を半分食べていた、ということがありました!

その時見たんですが、お皿にキッシュが一切れ乗っていたんですよね。
でも、お皿1枚だけなんです。え?お昼、キッシュ一切れだけ?と思ってメニューを見たら、他にもある。。。
キッシュは前菜だったんです
そう!レストランみたく前菜、メイン、デザートの順に出てくるんですよ!
さすがフランスですね~


というわけで、ある日のメニュー。

Entrée : Pain, Salade de céleri aux noix
Plat principal : Omelette aux herbes
Accompagnement : Gratin de légumes
Fromage : Carré de l'est
Dessert : Compote de pommes à la cannelle


えーと、

前菜           パン、セロリとクルミのサラダ
メイン          ハーブのオムレツ
付け合わせ        野菜のグラタン
チーズ          キャレ・ド・レスト(という名前のチーズ)
デザート         リンゴのコンポート、シナモン入り


こんな感じですね。
あ、これ学校で作っているのではなくて、一人分ずつパックされた物が、朝、トラックで運ばれてきます。機内食みたいな感じ?


17日からはが始まります。
15日(木)は、給食もクリスマスメニューです。
ご紹介~

Entrée : Pâté en croûte aux saveurs de Noël et marron confit
Plat principal : Sauté de chapon aux champignons des bois
Crémeux de carrottes et brocolis
Pommes sautées à l'ail et persil
Dessert : Sapin de Noël au chocolat blanc


えーーと。
今回はチーズはなくて、前菜・メイン・デザートになってます。

前菜         ノエル風味のパイ包みパテとマロンコンフィ
メイン        シャポンのソテー、マッシュルームソース
           ニンジンとブロッコリーのクリーム
           にんにくとパセリとジャガイモのソテー
デザート       ホワイトチョコのクリスマスツリー


<用語説明>
ノエル風味:ヴァン・ショー(ホットワイン)をご存じ?それに入っているスパイス類のことをエピス・ド・ノエルと言います。これらのスパイスを使っているのでしょう。 シナモン、バニラ、スターアニス(八角)、グローブ、ナツメなどです。
パテ:肉や魚などの具材を細かく刻み、ペースト状あるいはムース状に練り上げたもの(出典ウィキペディア)
マロンコンフィ:栗のシロップ漬け
シャポン:太らせるために去勢された鶏


クリスマス近くなるとスーパーにシャポンが売っていますが、大きいし高いしで、我が家では買いません。1号くん、学校で食べておいで。

そして、16日(金)は学校でクリスマスパーティがあります。例年は全学年合同でしていたそうですけれども、今年は工事中なので、各クラスでするそうです。お菓子やジュースを持ち寄り、子供達がクリスマスソングを歌うそうです。
楽しみ♪

今回の記事、長くなりましたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

サンニコラ

2011-12-06 16:56:16 | フランス
今日は、Saint Nicolas サンニコラの日です。

サンニコラって誰?

この方です。



アルザス地方で誕生したと言われています。
そしてアメリカに渡ってサンタクロースのモデルになったと言われています。

子供達の守護聖人です。
サンニコラの伝説という歌があるんですが、それがかなり怖い。

あらすじは、
3人の子供が森で遊んでいて、迷ってしまいました。
森の中に一軒の肉屋があり、そこで一晩泊まらせてもらえるようお願いして、中に入れてもらいました。
すると、肉屋さんにバラバラにされて塩漬けにされてしまいました!!
程なくしてサンニコラが肉屋を訪れ、悪い主人を懲らしめて追い出しました。
塩漬けされた子供達は、サンニコラに魔法によって元に戻してもらったのでした。

それで子供の守護聖人と言われています。

こちらに詳しい説明が載っています。ニュースダイジェスト


で、今日幼稚園では。
おやつにサンニコラの形をしたチョコをもらったようです。(服が汚れていた。)
紙コップに色を塗って、サンニコラの顔を貼り、モールで腕を通した工作をお土産にもらいました。(やっぱり、中にチョコ入り)


↑これです。


一昨年の記事にも書いた、サンニコラくん(アルザス語?でマネル、人型のパン)もたくさん売っています。今年も食べました。
やっぱり、パティスリーの方がおいしいですね。