法事

仲間の7回忌法要に行った。早いもので6年が経つのだ。

生前は毎日のように一緒に遊んだなぁ。いい大人なのに。
俺が独り者でしょんぼりしていても、いつも遊びに来てくれたよなぁ。
仕事を辞めようか悩んでいた時、ヤツは『辞めるのはイツでも辞められるから、もうチョット頑張ってみたらどうよ。』
と励ましてくれたっけ。非常にありがたい助言であった。
あの頃が懐かしい。

俺は、この6年間は目まぐるしく生活が変わった。
山に登るようになった。
山に登るヒトと付き合うようになり、その人と結婚した。
住宅ローンを払うようになった。
その後、マネーの勉強も始めた。
そして子供も授かった。
辛い事もあるけど、非常に恵まれて生活させてもらっていると思う。

カミサンに出会えたのも子供を授かったのも、山も自宅もマネー勉強も、
非常に恵まれたと思っている。
この素晴らしい環境は、ヤツが俺に残していったモノなのかなぁ。

俺の寝室にはヤツの写真が飾ってある。
毎日色々あった事をヤツに報告している。。。と言うと格好が良いけど
本当は『俺達の生活を見守ってください』とか『仕事のパワーをくれい』とか、お願い事が多いかな(笑)
でもまぁヤツが一人ぼっちの俺を励ましてくれたように、ヤツを一人ぼっちにしたくないのだ。

家族共々感謝して生活しています。

カミサン誕生日

カミサンの誕生日であった。
エイヤっと会社をズル休みして、家族と一緒に過ごした。
免許センターに行き、少々買い物をして、晩御飯には美味しいものを食べた。

俺はカミサンに相当感謝している。

この冬に仕事を本気で辞めようと悩んでいた。
『子供も居るし、ローンもあるのに辞めてどうすんのだ！』位に言われると思っていた。
しかしまぁカミサンが『まぁあたしも働くから辞めてしまっても構わないよ』と言った。
なんだかその時、グッと肩の力が抜けた。
『まぁそうか。俺は辞めてしまっても構わないのだな。』
同時に『今辞めたら逃げ出すだけだな。辞める事はこの山場を乗り越えてから考えよう』と考え直した。
今は辞めないで己のスキルを磨いていこうと思っている。
あの時、カミサンの何気ない一言が無かったら、今頃ハローワークに通っていたかも知れない。

いつも子供の授乳から、掃除、洗濯、食事の支度、色々と大変だが、最近は非常に要領よくこなしている。
仕事から帰ってくるとカミサンと子供の顔を見てワッと元気が出る。
このカミサンを笑わせて暮らしたい。俺が笑わせなきゃ誰が笑わせるんだ！
子供が大きくなっても、二人で笑って過ごしていこう！
今は少し辛いけど、将来の生活の為に、頑張りますよ。
将来は日本各地の山に一緒に登るぞ！

子供のこと

日々成長している。
最近は声を出して笑っている。
そして何か独り言を言う。時にはギャン泣きもするけど、まぁ元気な証だ。
顔が男の子の様だ。髪の毛早く生えろ！