2024年シーズン誠にお疲れ様でございました。まず私個人の総括から申し上げますと、引き続きシーチケホルダーの務めを果たせず、公私ばたばたでろくに埼スタに足を運ぶことも叶わない状況が続いておりますが、観戦回数は過去数年の1,2試合程度から今季は4試合まで微増しました。しかも、この惨憺たるシーズンにおいて個人戦績は2勝1敗1分け(いずれもホームの福岡戦、町田戦、神戸戦、柏戦の4試合)という驚くべき結果でしたが、これは単に浦和が全く勝てなかった夏場が一番ばたばたしていて完全に足が遠のいたためでしょう。ですので、あの一連の豪雨に見舞われる経験もろくにしていない身で総括などとは誠におこがましい限りなのですが、とりあえずの節目+ブログ更新回数増の意味でも投稿させていただきます。
今回の浦和のふがいない結果についてはご多分に漏れず私もその責めを負うべきは監督や選手というよりは主にフットボール本部にあるという認識を持っております。特にN野さんの「ご栄転」、自らのキャリアアップ、スキルアップの道を選択されたことは、悔しいけど大きかったでしょう。自分が2回ほど転職していることもあり、一般的な意味でのそのような選択を責めるつもりは毛頭なく、むしろ強化面に留まらずスポンサー獲得などにおいて彼の貢献は小さくなかったとさえ思います。ただ、「浦和を背負う責任」などというちょっと及び腰になるような暑苦しいスローガンを掲げながらシーズン途中で職責を放り出し、あまつさえ国内のライバルチーム(彼としてはCFGへの移籍だという理解なのでしょうが)というのはさすがに容認しかねるものがあります。自分自身も「もう1度だけN野を信じてみようか」などと思い始めていたことを深く恥じ入ります。
とはいえ、「去る者は追わず」ということでかの御仁にこれ以上の言及は避けたいと思います。その後「担当が変わっても仕組みを落とし込んだから大丈夫だ」的な言葉がクラブから発信されましたが、まあ浦和に限ってそんなうまい話があるわけがないだろう、とふんでいましたところ(最近の「横浜FMがあのヘッケンに接触している」という報道がそれを裏付けました)、結果はこちらの覚悟以上でした。主力、それも中心選手の相次ぐ途中離脱はいうに及ばず、その主力の抜けた穴もろくに埋めることができず、最後に完全にタイミング遅れの監督解任と例を挙げてれば枚挙に暇がありません。シーズン半ばで適切、またはかなり野心的な補強を敢行した広島さんや町田さんでさえ終盤に息切れして優勝を逃すくらいなのですから、今季の浦和が残留争いに巻き込まれたのは何ら不思議ではないのでしょう。
なお、監督解任については、私はフィンケやリカの3年目を見てみたかったくらいには気が長いので、へグモさんについてもあそこまで引っ張んたんだからもう覚悟を決めて数年単位でチームづくりを任せるべきだろう、と正直思っていました。今回はここまでということで、手短に更新回数稼ぎではないのですが、また時間のある時に来季の展望など含めてまた投稿できればと思います(続編投稿しなかったらごめんなさい)
| Trackback ( 0 )
|