突然ですが「川」と「河」の違いって分かりますか。ウチナンチュにとって「川」はともかく「河」はなじみが薄いですよね。違いについて諸説あるようですが、単純に言うと「大きさの違い」だそうです。「河」が大きいのです。向こう岸が見えるか見えないくらいの大きな川を河と表現するようです。あるネット辞典では「日本に河はない。川を河と表現するのは中国だけ」とありました。確かに中国には黄河があります(ん?長江や揚子江もありますが・・・ま、いいか)。
どうでもいい話ですいません。本題に入ります。今回のカテゴリーは映画です。
🍦 🍦 🍦 🍦 🍦
本題に入るといいつつ、おいしゅうございましたシリーズです。うるま市の『帆掛(ふーか)きそば』さんに初めて足を運びました。過去3回ほど立ち寄ったことがあるのですが、いずれも行列が出来ていたので、遠慮しました。この日は空いていました。すぐ近くに天顔川(てんがんがわ)が流れているしずかな環境に立地しています。
この店は昨年、バナナマン日村さんの番組で紹介されたことで一時大混雑したようです。この日空いていたのは、もうブームが過ぎたのかな。店内はご覧のようにとてもきれいでした。アイスクリームの置物が目に入りますね。
『帆掛きそば(照喜名麺)+ジューシーのセット』を注文。ジーマーミー豆腐がうれしいです。
期待のスープを一口すすって驚きました。「味薄っ!」・・・。魚介系のダシまで含んでいるというのが売りなので、もっと濃いのを想像していました。当店の「化学調味料無添加」というスタイルが、化学調味料漬けで育てられた51歳おじさんの麻痺した舌に刺激を与えなかったと思います。ジューシーも薄口に感じました。この日も寒かったので8郎の鼻づまりがMAXになっており味覚が落ちていたのかもしれませんが。。。
もちろん、この店がまずいというわけでは全然ありません。絶品ソーキや錦糸卵などに料理人の真心と手間ひまを感じました。薄口好きの女性などからは絶賛されそうな風味です。あじくーたー世代のメタボ男性にはパンチが物足りないかもですね。
メーンがちょっと物足りなかったので、もう一つの名物アイスクリームにも挑戦。
クリーム感よりアイス感が強めで、こちらは濃厚な味でした。量もたっぷりあります。おすすめです。値段は少々高めで400円超えていたかと思います。
次は鼻の調子がいいときにでも通ってみようと思います(笑)。
・・・いやいや、やせなきゃ。3月最初のブログで70㌔台復帰報告を宣言しただろ!
🍦 🍦 🍦 🍦 🍦
本題のカテゴリー、映画です。いずれも宅シネマで鑑賞したいずれも2時間もない短めの映画を2本ご紹介いたします。
まずは「掘り出し物作品」としてネットで有名な『トランス・ワールド』(2011年アメリカ)です。どんでん返し系のSFスリラーです。低予算でつくられたいわゆるB級映画ですが、ネット界隈では脚本が絶賛されています。確かに面白かったです。※一応予告版をリンクしていますが、これを見ずに本編を観たほうがいいですね。大事なネタをサクっとバラしている恐ろしい予告版となっていますので(笑)。
山小屋で出会った男女3人が主役。最初はホラー系タッチで遅々と進みますが、男が「さっき水を汲んできた川が消えてなくなっている」と戻ってくるところからタイムループ系にスイッチが入ります。そこから後半にかけて怒涛の展開! 伏線回収もばっちしです。愛息10郎も「面白かった。95点!」と大絶賛。シニカル映画評論家の父から遺伝は薄いのか、甘い採点が目立ちます。彼の14年間の人生史上で最高得点だった『君の名は。』に早くも並んでしまうくらいですから(笑)。さて、この映画は8郎の感想などより、これまでに何度かご紹介している下記映画紹介チャンネルをご覧になったほうが分かりやすいですのでリンクはっておきます。C.イーストウッドの息子の例え、最高でした。
【プライムビデオ】ガチの掘り出し物を見つけたからおすすめ映画4選【映画紹介】
お次は今回イチオシの邦画『リバー、流れないでよ』(2023年、山口淳太監督)です。京都の温泉旅館を舞台にした、こちらもタイムループ系というジャンル。とてもよかったです。低予算ながら邦画はこんな映画を作れるんだと感動しました。心がほっこりするストーリーなので年の瀬に観たくなる映画ですね。今年の年末にもう1回観てみようかな。
ロケ地となった京都の旅館や神社、川の風景も美しいです。そりゃ映画を作りたくなるよなぁという場所です。シニカル映画評論家水野8郎の評価として合格点にもうちょいの78点を差し上げます(低)。あ、久々に本上まなみさん(旅館の女将役)の元気な演技をお見かけしたので2点プラスで合格点🌸にしておきましょう!
シニカルなはずの水野8郎氏が女性には甘いということが発覚しました。
え、え、映画って素晴らしいですね~(by焦る水野8郎)。
本題の映画カテゴリーは以上となります。
・ ・ ・ ・ ・
最後に、Youtubeでたまたま見つけた懐メロを1曲ご紹介させてください(勉強せい)。レゲエ界のレジェンド、ジミー・クリフの名曲『Many Rivers To Cross』(1969年)です。それを8郎の高校時代のアイドルだった久保田利伸さんが1992年当時のNHKの音楽番組で歌ったものです。33年という月日を一瞬にしてタイムトラベルしたかのようです。Youtube様に感謝です。近年、涙腺崩壊気味の51歳おじさん、またしても涙がちょちょ切れました。
♪ And it’s only my will that keeps me alive
I’ve been licked, washed up for years
And I merely survive because of my pride
どんなにつらいときも
僕は僕だけを 信じて生きてきた
だからこそ なんとかやっているけるんだ
この映像がいつまでも見られますように。
ちなみにこの名曲を作ったときジミー・クリフは21歳だったそうです。天才ですね。
・ ・ ・ ・ ・
さて、現実の人生は映画のように止まったり、遡ったりすることなんてありません。泣いている時も笑っている時も川のように常に流れているのです。大切な瞬間には二度と戻れないのです。
そして大きな河を難儀して渡り切ったとしても、すぐに行く手を塞ぐ新しい河が現れます。嘆いたところでどうしようもありません。それが人生だからです。それを忘れずに緊張感を持って一瞬一瞬を大事に生きたいですね。
幼かった10郎を挟んで親子3人、川の字になって寝ていた時期が懐かしいなぁ。子の成長も川の流れのように早すぎます。
今日はこれてに。