あるがままに徒然雑記

日々の雑感を、時に任せて・・・

モネ展・東京都美術館

2015-12-17 | 美術館
13日までモネ展が開催されていた東京都美術館に行ってきました。
終了まじかの9日でしたがその人気度は高く混雑していました。
パリのマルモッタン・モネ美術館が所蔵する、
印象派の巨匠クロード・モネ(1840~1926年)の
愛蔵品など約90点を紹介されたモネ展でした。
家族の肖像画、「睡蓮」の連作、「日本の橋」など、
色彩豊かな作品の数々を心ゆくまで鑑賞してきました。

モネ展看板

モネ展チラシ

入場券

チケット購入に並ぶ

チケット購入列

ショップも大混雑でした



ファイルや絵葉書を購入してきました
白いクレマチス

オランダのチューリップ畑





アール・デコの邸宅美術館 建築を見る2015

2015-09-21 | 美術館
16日「白金自然教育園」を散策後昼食は目黒なので秋刀魚の料理を頂き、
その後皆さんとお別れし、せっかくなので港区の銭湯へ行くことにしました。
銭湯のお遍路をしているので散策の近場に銭湯があれば寄ることにしています。
銭湯お遍路のブログはしばし休んでいるのでたまっています。
暇なときまとめて載せようと思っています。
その銭湯へはまだ時間が早かったので、
自然教育園のそばにある「東京都庭園美術館」に行ってきました。

東京都庭園美術館は昭和8年に完成した「アール・デコ」様式、
アンリ・ランパンの内装。
旧朝香宮邸、吉田茂が、外務大臣邸として利用した。(資料より)

シンプルな外観の白い洋館に入ると、
技巧を凝らした内装に目を奪われました。
アールデコ様式の建物自体が美術品のようですが、
本館は1F~2F、3Fはスタジオ、新館は1Fからなり、
本館1Fは第一応接室、小客室、大広間、大客室、
本館2Fは広間、若宮居間、書斎、殿下居間、妃殿下居間、
新舘はギャラリーとなっています。
本館各室はコレクターからの出展作品の調度品、美術工芸品など、
作品の数々の素晴らしさは目を見張るようなものばかりでした。

時間の都合で新館と緑豊かな庭園には寄れませんでした。
機会があればゆっくりと再訪したい美術館でした。

美術館内の様子の一部
枚数が多いのですが記録として載せます。
次回はもう少しきちっとした写真を撮りたいと反省。

道路での大看板

チケット売り場
館内は混雑していました

庭園

本館

大広間

大客室から次室を見る

大客室のシャンデリア

大食堂での食卓の説明

食卓

踊場

2階広間

2階居間

姫宮居間

照明

第一浴室

飾り物
ブロンズ像

花瓶・ガラス

妃殿下居間・コーヒー・ティーセット




ルーヴル美術館展・国立新美術館

2015-05-22 | 美術館
「ルーヴル美術館展 日常をを描くー風俗画に見るヨーロッパ絵画の真髄」を
開催されている国立新美術館に行ってきました。
パリのルーヴル美術館のコレクションから83点を、
プロローグ「風俗画の起源」から始まり第6章までを通して、
16世紀から19世紀半ばまでのヨーロッパ風俗画の展開をたどる絵画展でした。
労働者の日々、日常生活の描写、またその恋愛描写や室内の女性、
自然の情景などを風俗的に描かれた作品でした。

平日にもかかわらずチケット購入まで長蛇の列。
館内も鑑賞者で混雑そのものでした。
なかでもフェルメールの「天文学者」は一番人気で、
二重三重の人並みで前にはなかなか進めませんでした。
ルーヴルでもフェルメール作品は2点しかなく、
ルーヴルを離れたことのない「天文学者」が初来日し、
待望のフェルメール作品を堪能できるまたとない機会でした。

入り口のポスター

チケット購入の列

チラシ

入場券

入り口

休憩の様子

天文学者 ヨハネス・フェルメール

服装が日本の着物のよう
クリアファイルより
鏡の前の女 ティツィアーノ・ヴェチェッリオ

割れた水瓶 ジャン=バティスト・グルーズ
愁いを帯びた少女の表情、何を考えているのでしょう

絵葉書より

ブリジストン美術館・ベスト・オブ・ザ・ベスト

2015-04-14 | 美術館
10日東京・京橋のブリジストン美術館に行って来ました、
5月18日から新築工事のため長期休館する。
開催中の企画展「ベスト・オブ・ザ・ベスト展」は、
休館前最後の展示となり、
同館の再開予定は20年の東京五輪には間に合わせたいということです。
創設者・石橋正二郎の収集からの石橋財団の約2,500点のコレクションから、
そのうち約160点を厳選し19世紀フランスの印象派をはじめ、
近現代の洋画や彫刻などの名品が紹介されていました。

第1室のブリジストン美術館の歩みから始まり、
第8室のセザンヌとピカソと構成され、
第6室から7室は「日本の洋画」の展示で、
重要文化財の青木繁の代表作「海の幸」と「わだつみのいろこの宮」、
藤島武二の「天平の面影」など3点が展示されていました。

それぞれ素晴らしい作品ばかりでしたが、
マネの「自画像」、ピカソの「腕を組んですわるサルタンバンク」などは目を引きました。
藤島武二の「黒扇」、安井曾太郎「薔薇」は好きな作品で、
このたびの展示で鑑賞ができ他の作品ともども堪能し嬉しい限りでした。

パンフレットより








ブリジストン美術館







入り口


特別展「みちのくの仏像」

2015-03-29 | 美術館
東京国立博物館にて4月5日まで開催中の
特別展「みちのくの仏像」を20日に鑑賞してきました。
東北6県を代表する仏像26体が集結され、
なかでも東北の三大薬師と称される、
黒石寺(岩手県)、勝常寺(福島県)、双林寺(宮城県)の
薬師如来座像には優しさのなかに力強いエネルギーがあふれ、
東日本大震災の津波も免れた巨像などもあり、
あらためて厳しい自然の中で生きた人々の力強さを感じました。
父は岩手県出身、私にも半分東北の血が流れています。
東北の人々の祈りを受け止めてきた仏像には感慨深いものでした。

東京国立博物館

入場券

会場入り口

絵葉書とホルダーより
岩手・黒石寺 重要文化財・薬師如来坐像

岩手・成島毘沙門堂の伝吉祥天立像

宮城・双林寺 重要文化財・薬師如来坐像

途中の噴水広場では暖かい日差しを浴びて、
くつろぐ方々でいっぱいでした。

カンヒザクラが満開でした