あるがままに徒然雑記

日々の雑感を、時に任せて・・・

羽村散策

2011-04-30 | 日記
府中・歩こう会4月例会で羽村へ行ってきました。
3月は震災のため中止でしたので、
羽村の堰の桜の見頃は終わり、
色とりどりのチューリップ畑をゆっくり見て回りました。

チューリップ畑の周りには野菜の摘み取りなどもあり、
野菜やチューリップの花を摘み取り、
リュック一杯にしょって歩いている仲間もいました。

行程は青梅線羽村駅下車→羽村の堰→チューリップ畑→
阿蘇神社→グリーントリム公園→小作駅にて解散

というコースで青空のもと汗ばむくらいの陽気の中、
羽村の堰の河原でお弁当を広げ、皆さんからいろいろ回ってきて、
美味しくて楽しいランチタイムでしっかり腹ごしらえをして、
チューリップ畑から小作駅まで約8,000歩強歩いてきました。


羽村の堰を望む


玉川兄弟像
玉川上水路を短期間で完成させ、地域の発展に貢献した兄弟


チューリップ畑
水田の裏作を利用した40万本のチューリップ


阿蘇神社
都指定有形文化財・羽村で最も古い神社


グリーントリム公園
一休みして森林浴


一本の木から赤白の花が咲く
花と木立のトンネルを抜けて小作駅に向かう


小金井桜と次郎物語のルーツを探る

2011-04-29 | 日記
タマケン主催のガイドツアー多摩めぐり30 小金井市に参加

小金井市教育委員会、学芸員で地域史研究家の伊藤富治夫様のご案内で
小金井市の桜と市内を散策してきました。

午前10時小金井駅を出発し、午後3時、東小金井到着まで13,000歩。よく歩きました。
小金井の歴史や史跡を詳しい説明により、
お陰様でおぼろげながらの知識が再認識されました。
また、川崎平右衛門に関心があるはじかみにとって、
平右衛門のゆかりの史跡を巡ることにより、
新たなことを知ることが出来、ときめきを感じた散策でもありました。

以下歩いたコースを紹介します。

・武蔵小金井駅から南へ下り、
・「滄浪泉園」へ
ハケの湧水地形を巧みに生かした回遊式の和風庭園
武蔵野の自然や湧水地形が美しく、四季を通して貴重な野草や、
たくさんの野鳥も集まり、自然を守り伝えていくために保全地区と指定されています。
雑木林では地蔵庚申塔・地蔵塔・馬頭観音塔などがひっそりとありました。


・平成9年に新庁舎となった小金井警察署を過ぎ北へ向かい、
・陸軍技術研究所跡 
陸軍」と刻んだ軍用地の境界石杭を路傍で見る。
陸軍が広大な農地を強制買収して、
技術研究所を移設してきましたが、終戦のため未完成に終わった。
その跡地は現在、東京学芸大学や市営競技場・市立第二小学校・
第一中学校等に変わっているとのことです。


・小金井分水・山王窪築樋
この築樋は小金井分水を仙川の山王窪と呼ばれる低地を超すために土手を築き、
その上を水路とした土木遺構


・史跡玉川上水
玉川上水は、江戸城や武家地の用水として、また江戸中の飲料水の不足を補うため、
羽村の玉川兄弟がわずか8か月間で羽村から四谷大木戸までの水路を完成したもの。


・名勝小金井桜
玉川上水堤の桜並木は幕府の命により府中押立村名主の川崎平右衛門が、
吉野山や常陸の桜川からの山桜の名品種を取り寄せ、
小金井橋を中心に上水の両岸に東西6㎞の五日市街道に沿って植えたものです。
地元の桜守の方々の保護活動も実り、国の名勝に指定されました。


・都立小金井公園
広い園内には、満開の桜がまだ咲いていました。
こちらでお弁当を食べ午後の散策に備えました。


・武蔵野新田開発陣屋跡(現在は住宅地となっていました)
川崎平右衛門が新田開発のために陣屋を置き移り住み、
新田の復興に当たりました。

・松島家のサンシュ
市天然記念物で、幕府から新田世話役の川崎平右衛門を通じて、
新田開発の功労者に贈られたもの。
幹回り約1.1mもある古木です。


・真蔵院・川崎平右衛門供養塔
府中押立村名主、新田開発の功績のより後に代官になりました。


・浴恩館・空林荘・ツツジ群
京都で行われた昭和天皇のご大典の際に、神官の更衣所として使用された建物で、
その後、全国の青年団指導者養成のための青年団講習所として開設。
その所長を務めたのが「下村胡人」
胡人は空林荘に泊まり込み若者の指導に当たる。
「次郎物語」はこのころから執筆され、浴恩館の青年活動がモデルとのこと。
園内のツツジは「市天然記念物」


・亀窪田圃
・市築島神社
参道入り口脇にある2本の黒松は、明治2年(1869)、
御門訴事件で捕縛された若者が許されて帰ってきたときに、
記念に植えたものと伝えられているそうです。


・スタジオジブリ
宮崎駿監督のアニメーション作品はここで生まれました。



以上歴史、史跡に関することは小金井市教育委員会「伊藤富治夫」氏資料によります。

散策中目に入った花々です。




銭湯お遍路43

2011-04-28 | 日記
杉並区 秀の湯
杉並区桃井4-2-9  荻窪駅北口下車 青梅街道のバス停・桃井4丁目下車徒歩1分


煙突が遠くから見えるが近くなると建物の陰で見えなくなる。


左側にコインランドリーがあり、入り口が少し引っ込んでいる。


券売機があり利用券を購入してから入る。
回数券を持っていたのにうっかり買ってしまった。
フロントでは気さくなおかみさんが迎えてくれて、
「お遍路頑張ってね」と励ましてくれ、気分よくお風呂に入れました。

脱衣室には洗濯機3台、ドライヤー、お釜式ドライヤー2台、
洗面台、ベビーベッド、ロッカーも多く縁台もあり設備も充実。
他に扇風機、エアコン、鏡の前には大きな紫色の花が活けて有りました。

浴室に背景画はなく正面に露天風呂に続くドアが目に入る。
カランは島カラン含めて数が多く、湯温、湯量も良好。

浴槽はすべてそろっていて大満足でした。
まず大好きな電気風呂、坐骨神経痛のところにビンビンきた。
サウナ、水風呂は可愛い作りで排水装置つきだった。
サウナは入らないが水風呂は膝まで入って少し冷やす。

ミクロバイブラ、7点座ジェット風呂、薬湯、露天風呂。
この日の薬湯はコーヒー風呂。
引かれたコーヒー豆が大きな袋に入っていていい香りでした。
露天風呂は少し狭いが和風作りで湯温は温るく
ゆっくりする人が多く、空きの様子を見ながら2回も入りました。

全部のお風呂に何回も入り満足して上がってきましたが、
着替えをする段になると汗が引かない。
困っていると、年配の方が「扇風機を使いなさい。
風の向きを変えて使えば誰の迷惑にもならないから
遠慮はいらないのよ」と声をかけてくださった。
お蔭で汗は引きロビーで冷たいドリンクで一休み。

ここでもおかみさんがお風呂はどうでした?と声をかけてくれ、
先ほどの年輩の方も交えていろいろと話が弾んでいった。



ロビーにはいろいろな飾り物が多く、写真・絵の額が飾られ、
フクロウの置物、立派なシカの頭部が壁にかかっていました。

ドリンク棚、テレビ、マッサージ機、血圧計、
お風呂グッズが整然と並び、ハイビスカスの花が飾られ、
オーナーの気配り、充実した施設が人気のもとなのでしょう。

太田黒公園の帰りに、友人の勧めで行ってきてよかった。
友人の家の近くで人気のあるお風呂があるということで、
わざわざ銭湯まで案内していただいた。
お風呂マップを頼りにしていたので助かりました。

この日は午前中から荻窪界隈で過ごし、
最後に明るくて清潔、暖かい人とのふれあいの場として、
賑わっている銭湯と友人たちに出会って、
とても充実した日を過ごすことが出来ました。

太田黒公園散策

2011-04-27 | 日記
杉並区立太田黒公園に行ってきました。
この公園は秋になってライトアップされる紅葉で知られている所。
前から行ってみたい所だったがやっと念願がかなった。

この公園は、太田黒元雄氏の屋敷跡を杉並区が、
日本庭園として整備したものです。

太田黒氏はこの地で音楽活動を続けられ晩年を過ごされました。
また、NHKテレビ「話の泉」にレギュラーとして
活躍されていた方でよく見ていた思い出があります。

公園内には従前からあった池の再現をし、カモや鯉が沢山泳いでいました。
また、イチョウ並木、ケヤキ、アカマツ、シイノキなどの巨木が茂っています。

数寄屋作りの茶室、素朴で民家の土間風な休憩所、
レンガ色の記念館内には、愛用されていたピアノや蓄音機が残されていました。






公園に行く前に荻窪駅北口荻窪公会堂そばの
フレンチレストラン「アスべ」でランチ。
趣味仲間4人で楽しいひと時を過ごしてきました。


お仲間から、亡き弟へのお悔やみのお花をいただきました。
心温まるオレンジ・優しい白い色のお花を毎日眺め、
お花から皆様の思いが伝わり、
弟からも元気でいろよとメッセージが
届いた感じがしている今日この頃です。
ありがとうございました。



湯飲み茶わんのはずが・・・

2011-04-24 | 日記
茶卓付きの湯飲み茶わんを作ったはずが、
お皿と小鉢のようになってしまった。

釉薬は「青磁+卯のふ」をかけてグラデーションにしてみた。
大好きな青磁、置き場所によって色が違って出てくるのも面白い。


丁度3月11日大震災発生時、
この作品はお釜に入って焼成中だった。
温度が下がり釉薬の出方が変わったそうです。
地震のため割れた作品の中にはじかみのもあった。
お皿2枚の内1枚が少しかけてしまったようだ。

でもわからないように先生の手で修復されていた。
ココがそうだよと言われなくてはわからなかった。
いつも先生の手は魔法のようだと思う。
いじくりすぎておかしくなったのも、
先生の手によって元に戻る。

いつまでたっても頼ってばかりでしょうがない生徒です。
でも手作りの茶碗で飲むお茶はまた味わいがあるものです。

小鉢でもお皿でもいい。
その時の雰囲気で使っていこう。