あるがままに徒然雑記

日々の雑感を、時に任せて・・・

3月に巡り合った本

2012-03-31 | 日記
史跡巡りなどでさらに興味がわき求めた本などです。

心のふるさとエックス山の植物たち 
恋ヶ窪
武蔵の武士団
武蔵野夫人
フェルメール静けさの謎を解く
ちょっと使ってみたくなる「江戸ことば」100選
お稲荷さんの世界


エックス山(西恋ヶ窪緑地)の植物集
国分寺市西恋ヶ窪三丁目あたり


姿見の池に散った恋ヶ窪の遊女
夙妻太夫の物語り


武蔵国の武士団の姿が解説されている
一ノ谷の合戦で大活躍した畠山重忠の
様子がよく分かった


モデルになった国分寺崖線の「はけ」の道を歩き
再度読み返してみた


6月に「真珠の耳飾りの少女」が公開される
フェルメールブルーをどのように
解析するか興味深かった


子供時代に聞きなれていた言葉が思い出された


お稲荷さんの由来など興味深かった


原点に戻る

2012-03-30 | 日記
お久しぶりです。
少し体調がすぐれずご無沙汰していました。
昨秋から膝を痛め一時は歩けない状態までなり、
どうなることかと思いましたが、
リハビリに通い小康状態になったので、
忙しさにかまけリハビリを怠けていた結果、
またしても最悪の状態になり夜も激痛で目が覚める。

主治医にはこのままでは歩けなくなるといわれ、
手術か注射か薬かと選択を迫られた。
薬はアレルギーのためダメ、手術も嫌なので注射を選ぶ。
この注射の痛いこと。
膝の一番痛い所へ直接打つ。
看護士さんに肩を押さえられ片方の手は机にしっかりと摑まり、
どうにかこんな調子で注射を続けていました。

その間ほかの病院へ行き精密検査を受けたり、
何処へ行っても最終的なことは同じことなので、
リハビリを続けながら様子を見ています。

なぜこんな状態になったか考えた。
以前から膝や腰が悪くリハビリにきちんと通っていた。
鍼治療も定期的に行っていた。
これらを12月頃からサボっていた。

どんどん悪くなり頼りの綱の鍼治療に行き、
先生の言葉にはっとした。
靴は自分の靴を履いていますか?
履いていなかった。

シューフィッターによる自分用の調整靴を履いていなかった。
それは紐靴で面倒なことと、簡単にはける方の靴の
かかとが減ってきて履かなくなり、
市販のウォーキングシューズで履きやすいのが
見つかりそれをずっと履いていた。

この注文靴を履くきっかけは十数年前からで、
腰が悪く歩く途中急に股関節が痛くなり、
歩けなくなったりしていた。
知人の紹介で中野の「マシモ」靴店を紹介され、
そこでインソールを足型に合わせて作って頂き、
軽快に歩けるようになっていた。
腰の悪い人がいたら何人にも紹介し喜ばれていた。

それを鍼の先生に「原点」に戻るように言われ目が覚めた。
痛い注射を打ちリハビリに通い、
鍼を打ち少しづつ痛みが和らいできた。

早速靴のマシモさんに昨日行って靴を購入。
帰りは調整された靴を履き軽快に帰ってくることが出来た。

娘が一人では危ないと同行してくれたので、
吉祥寺で素敵なレストランでランチをしてから3時の予約で
いろいろと調整した靴を娘と二人で購入して、
夕食は国分寺の「なかなか」で美味しいうどんを食べ、
仕上げに「武蔵野茶房」でホットタイム。

バスから降り空を見上げればきれいな月が出ていた。
コンデジで撮ってみたがぼけてしまいました。
これからは日常生活をなるべく原点に戻し、
これ以上業務を増やさず余計なものは
切り取っていくよう心掛けるとする。



井の頭恩賜公園隣接
Primi Baci (プリミバチ)イタリアンレストラン


自家製プチパン 


ガーデンサラダ


前菜


ズワイガニのトマトソースパスタ


金目鯛香草バルサミコ酢ソース


新鮮な金目鯛は小田原港から仕入れたもの


イチゴソルベ 練乳かけ


紅茶 ベルガモット アールグレイ


散策用靴


タウン用靴


ぼけた月




堀文子・箱根成川美術館

2012-03-14 | 日記
快晴の2月21日箱根芦ノ湖の成川美術館にて
堀文子さんの絵画を観賞してきました。
成川美術館は現代日本画を中心にコレクションは
4000点を超え今も増え続けているそうです。
平山郁夫の作品40点余(素描含む)を所蔵
中でも堀文子コレクションは質量ともに日本一を誇る。

目的は堀文子コレクション観賞でしたが、
開催中の企画展も素晴らしかった。

・和紙絵画の魔術
和紙絵画はちぎり絵とは思えないほど、
見た目には筆で描いた日本画と全く遜色がない。

・新春の花~梅と椿を中心に~
新春を告げる梅・椿を中心とする展覧会
現代日本画最高の花鳥画家・牧進の長さ13mにも及ぶ
大屏風「再喜樹宴」(六曲一双)の椿は圧巻でした。
他に紅白梅や椿、水仙、こぶし、ろうばいなど
早春の花々を描いた作品が会場に咲き競っていて、
いち早い春の訪れを感じてきました。

・新しい日本画への挑戦~創画会系の画家群像~
新しい時代を切り開いてきた現代日本画の
挑戦者たちの画家群像展です。

他に、中国の秘宝公開や万華鏡が多数展示されていました。

堀文子さんの大作画は桜の花や冬景色など
他数点観賞することが出来ました。
力強くまたは優しく、風景や花を心の趣くままに
無心に描かれた絵の中に引き込まれるような
得も言われぬ感じが伝わってきました。


美術館前の大鳥居




美術館入口


入館券


中国の秘宝等


数々の万華鏡から


ティラウンジにて軽食






ティラウンジから見た富士山


ヒマラヤ山地のブルーポピー


流氷の下で


花野
以上3点は絵葉書より


堀文子の絵画をモチーフにした腕時計を購入

ラウンジから眺める富士山、見ごたえのある絵画、
ミュージアム・ショップも堀文子さんのモチーフによる
品も多くあり楽しくて飽きない
絵葉書やファイルなども購入して
帰ってからも見て楽しんでいる
心に残る絵画展でした

止まった時計

2012-03-11 | 日記
3月11日東日本大震災から1年後午後2時46分
復興への現実や心の時計は止まったまま。

国民の皆様へ、
「東日本大震災で犠牲となられた方々への追悼をお願いします」と
政府広報が発せられた。
発災時刻である午後2時46分から1分間
それぞれの家庭や職場で黙とう。

国立劇場において政府主催の
「東日本大震災一周年追悼式」が行われた。

テレビでその様子を見ながら同時に黙とうを捧げる。
父は岩手県出身、親類縁者はどうしているか、
かつて疎開先でお世話になった方々、
牧場で一緒に遊んだいとこ達、無事だったろうか。
先祖代々のお墓は兄が確認に行き無事だったなど、
様々な思いが甦ってきた1分間、追悼の祈りは終わった。

いや、1分間どころか思いは常に被災者や被災地に
向かって早い復興を願って祈り続けてきた。
その復興を妨げる一番の原因は大量のがれきとのこと。
昨年訪れた被災地での光景が思い起こされる。
一刻も早く復興への時計を進めて欲しい。

被災者の方々への思いは人それぞれ違い、
様々な支援のかたちで行われ癒されていく。
中でも心のケアとなって励まされる音楽、
素晴らしい表現力。
今やっとその思いが伝わる歌に二つ巡り合い、
2月に発売直後購入。
それは長渕剛さん作詞作曲の「ひとつ」
離れ離れになってもひとつになって永遠に
ずっと一緒に共に生きる。
歌っていても最後までは声が持たない。

もう一つは、なかにし礼さん作詞の「櫻」
作曲平尾昌晃・歌手氷川きよしさん。
こちらは亡くなった方への永遠の愛をうたい、
春が来るたびに櫻となって会いに来るという、
とても切なく歌い上げています。

このように歌により元気づけらることは、
戦後にもあり並木路子さんの「リンゴの歌」
美空ひばりさんの「悲しき口笛」など、
ラジオから流れる歌声に多くの国民がどれほど励まされたことか。
同世代の自分はひばりさんの映画や歌とともに時代を生きてきました。

音楽は時代を反映し人々にそれぞれの思いを投げかけ、
優しい心や元気を与え励ましてくれます。

被災地の時計の針が少しでも進むよう、
被災者の心の針が少しづつ動くよう
心から願って止まない。

今日の月は月齢18「居待月」、満月の3日後の月
月の出が遅く待つのに疲れて家の中で座って待つことから。

遅々として進まない復興が居待月にならないよう願うばかり。


国分寺の自然・名所・旧跡めぐり

2012-03-06 | 日記
23年度ボランティア研修で、国分寺北方面の
自然・名所・旧跡を「国分寺にふるさとをつくる会」の
理事長 前島様 ほかのご案内により巡ってきました。

コースは:西国分寺駅改札口スタート
日景山→姿見の池→東福寺(あさずま太夫の墓・一葉の松)→
熊野神社→恋ヶ窪村用水→鎌倉街道上ッ道等→子の権現→
X山→狐狸道→西国分寺駅



姿見の池
鎌倉時代、恋ヶ窪が鎌倉街道の宿場町であった頃
遊女たちが自らの姿を映して見ていたという
言い伝えによる


恋ヶ窪村用水
玉川上水から分水して作られた


源頼朝の家臣・畠山重忠はしばしば武蔵野を訪れているうちに
国分寺恋ヶ窪の遊女「夙妻(あさずま)太夫」と
深い恋仲となったが、ある時、平家討伐のために
源義経にしたがって出陣しました
ところが、二人の仲を嫉む者がいて
「重忠討死」の虚報を流したそうです
これを聞いた遊女は悲しみのあまり
自害してしまいました
これが戦国時代の「恋ヶ窪悲恋物語」の一席


東福寺・あさずま太夫のお墓があります
遊女の哀れな深い女心に打たれた里びとは
供養をし墓のほとりに1本の松を植え
これを「傾城の松」と名付けた


三代目一葉松
松の葉はどれをとってみても一葉しかなかった
離れ離れになった男女の心が
一葉の松となってこの世に現われたのだろうと
里びとは語り合ったそうです


熊野神社


Ⅹ山
約1万平方mの(正方形とすると一辺が100m)樹林地
通称のエックス山は、かつてX形に交差する道があったからと言われる
実際は平地で山のようには感じない雑木林


出発時は雨上がりの寒さに震えながら歩いていたが
Ⅹ山では網目のような木々の間から青空が見えた


約3時間の行程を無事に終え
府中「三松」でランチタイム
焼き魚、うな丼、にぎり寿司、レディスランチなど
皆それぞれ好きなものを予約していた


武蔵野茶房でティタイム
今日の研修会の反省や今後の在り方などを話し合い
皆と別れてから歴史館に行き資料をもらい
買い物などして帰り家の庭の水仙が
咲いていたのでパチリと
大事な研修が無事に終わりほっとした