危険なベランダ。

我が家のベランダにある物干し竿をぶら下げるやつは高さが半端なく高い。

そこに物干し竿をかけてみたものの、身長161ｃｍの私が思いっきり手を伸ばしてみてもぎりぎり届くかどうかという高さ。

仕方なく、ベランダにはちょっとヒール高めのサンダルを置いているんだけれど、これがすごく履きにくい。

慌てているとき（急に雨が降ってきたときとか）は、まず履けない。


ついでに言うと、風呂の浴槽も高すぎて入りづらい。

身長150ｃｍの三女は毎回よろめきながら入ってます。

ここは外国人サイズに出来ているのか・・と最初は思ったけど、どうみてもごく普通のマンションなの。

なんかねぇ。

（いつ見てもここの住民は誰もベランダに洗濯物を干してないなぁ）って、疑問に思ってたけど高すぎて使えないから誰も使ってないのかもね。


ベランダ側からここのマンションを見てみますと、私の家だけアホみたいにベランダいっぱいに洗濯物が干してあって妙に目立ちます。



で、ちょっと前の話。

朝、見たいテレビがあったもんで急いで洗濯物を干そうとベランダにいきよい良く飛び出した私は、足がもつれてしまって、よろよろとベランダの端まで・・。

柵によりかかってなんとか無事に止まったんだけど、バツが悪い。

誰も見ていなかっただろうか。


いつも妙な格好で洗濯物を干している私。

自分の着けてるエプロンまで引っ張って干そうとするみっともない私。


その日のよろめきはちょっと自分でも恥ずかしかったので、慌てて部屋に戻ったけど、なんだかそれもより一層みっともない。

で、あとでじっくり自分で思い出してみたんだけど、あの柵への寄りかかり方はどう見てもプロレスラーがロープに寄りかかった時のアレにそっくり。

ふらふらとして柵に両手を掛け「ああ、柵があって本当によかった。」と安堵したものの、なんとなくみっともなく感じたのは、そういうことだったのね。


良い子のみんな、いきよい良くベランダに飛び出したりしちゃだめだよ。

それとプロレスごっこは部屋の中でやろうね。

約束だよ。

やってはいけない。

やってはいけないこと。


部屋の真ん中で目薬をさすこと。

瞼を広げていざさそうと上を向けば

蛍光灯の真下ですごく眩しい。