夜の9時頃、
遅番の三女からメール。
マンションの下に変な人がおる、んだって。
化粧回しのようなエプロンだけ外し、急いでエレベーターに乗り込む私。
不審者か。
はたまた、幽霊か?
幽霊の出るこのエレベーターの中で一人考える。
あ~あ。
そういえばこのエレベーター出るんやった。
一人で乗るんじゃなかった…。
エレベーターが一階に着きドアが開く。
そこには恐怖におののく三女の姿が。
はい。
やはり幽霊でした。
前は美容院の前に立ってたけど、今回は駐車場。
三女も、もうちょっと明るいところで待てばいいのに怖すぎて考える余裕がなかったらしいです。
「このエレベーターも出るんやけさぁ。迎えに来るまでちょっと明るいところで待ちよ。」
と言うと
「そうやった~。もうとにかく怖すぎて…。」
引っ越し
引っ越し
そうした方がいいとは思うけど次女の職場が近いんでここしかないのよねぇ。
でももう3人も亡くなったのは事実。
12件中の3人。
交通事故と自殺と突然死。
うーん。
考えまい。
そう 人はいつか死ぬ。
なんかね。
もうわりと慣れてしまったというのが1番怖い。
では、またお会い致しましょう。