雨がしとしとと降って来ました。
3女は今日、遅番です。
もう少ししたら仕事が終わり、運が良ければ早めのバスに乗れます。
少し会社を出るのが遅くなったら30分ほどバス停で待つことに。
早くバスに乗れますように。
母は祈っておきましょう。
ああ。
そうして私は雨の中
マンションの下まで迎えに行かなければなりません。
そう、
出るから。
雨の日って嫌よ。
出るもん。
出るのに出るんよ。
ああ。
行きたくないなぁ。
でも3女を見殺し(?)にはできません。
行かなければなりません。
ううっ。
前の遅番の時
エレベーターに乗って下まで降りて、扉が開いたらそこに3女が立ってました。
あら、ママよ、って声かけたら「しー」と。
黙れの合図。
不審者かと思って聞いてみたけど「後で言うわ」だって。
で、家についてから聞いてみたら…。
((((;゜Д゜)))
腰の曲がったお婆さんが、ベビーカーみたいな椅子みたいな
見たこともないようなものを押して歩いてたそうです。
そこに乗ってたのは赤ちゃん。
というか小さい子供。
その子、今どきいないような髪型をしてるんだとか。
で、
歩くのがすごく遅いらしい。
道もわりと悪いだけどね。
お婆さん、下しか見てない感じで歩いてたけど3女に
「こんにちは」と声をかけてきたそうな。
これは…。
生きてる人なのか
幽霊なのか…
怖くて、返事したらダメそうな気がしたんでそのままお辞儀だけしたらしいけど。
で、
振り向いたらもういなかったそう。
あのスピードで見えなくなるのはおかしいけど
はっきり見たものが幽霊なら怖すぎると。
声かけてきてるし。
夜なのに(こんにちは)やし…。
見たことない乗り物ってなんなんやろ。
ああ。
さっき3女からメール来た。
「事故」と。
目の前で車と車の事故やって。
ああ。
もう少ししたら下まで行かなければ。
バスにはもう乗れたんだって。
じゃ、また。
あ、それで思い出したけど
私、上から3女が帰ってくるのずっと見てたのよ。
3女の他には誰も歩いてなかったよ。
さっきそのこと思い出したんやけど。
いやー。
こわ。