私の母が寝ている。
死んでいるのか寝ているのか。
よくわからないけれど
ピンク色の患者さんが着るようなものを着て寝ている。
死んでいるのか
生きているのか
よくわからずに眺めていたら
いきなり母が起きあがり
「ありがとう。おかげでだいぶん楽になったわ。」 と。
え、生きてたの?
いや、死んでるはず。
夢の中だからね。
不思議なこともあるさ。
楽になった…
毎日仏壇に参っているからその事なのか。
憎んでるけどもう恨んではない。
もう死んでしまったんだから。
もうわりと無、何も感じない。
考えない。
複雑だけどもうなんともない、と私に言い聞かせる。
楽になれたのならそれは良かった、と言うことにしておこう。
次に生まれてくるときは良い人になるようにしてください。
周りの人が迷惑しますから。
こんなこと言うと怒るかな?
んじゃ、今日も1日頑張っていくか。
またね。