穏やかに…シニアブログ

日常・民話など

民話・男鹿の椿

2019-05-20 16:57:06 | 昔っこ・民話

 

能登山から椿漁港を望む

    

むかしむかし ある春のこと男鹿の浜辺の村に 遠い都から船に乗って
行商の若者がやってきた。若者はさまざまな美しいものを売って歩いていた。
そして、乞われるままに、都や遠い国の珍しい話を語って聞かせた。
村に笑顔の美しい娘がいた。毎日海に潜って 貝や海草をとる働き者だった。

二人は浜辺で出逢い、浜近くの小高い丘の上で 都や浜の話をした。
やがて、冬も間近になり、若者が言い出した。「もう都にかえらなくては ならない
でも 来年の春にはあなたを きっと迎えにこよう」
「そのときには どうぞ都に咲くという椿の赤い花をもってきてくださいね」

若者は旅立ち、冬が来た。しかし椿の花を思って娘の心は暖かかった。
春 娘は毎日丘に登って南の沖をながめた。
ながめ続けたが 若者の船は来なかった。「必ず着てくれる」

信じる心をささえに 2度目の冬が過ぎたが、この春も若者は来なかった。
暗く長い3度目の冬。ようやく春がきて、丘の上に立った娘の顔はやつれ果てていた。
そして ある日娘は断崖から海に身を投げた。

若者の船がついたのはすぐそのあとだった。娘の話を聞かされ若者はなげき悲しんだ。
若者はあの丘に登り、花のかわりにもってきた椿の種をうめた。
椿はこの寒い北国に根をおろし、やがて春ごとに 娘の見たがった真っ赤な花を
咲かせるようになった。

   (男鹿に自生する北限の椿にはこんな悲しい話が伝えられています)

    

  男鹿半島 椿漁港の近くに 北限の椿山 能登山があります。


歯科ポイント

2019-05-20 08:52:17 | 健康

      長年通院して居る歯科で、歯科メンテナンスのポイントカードくれました。

      

      治療が終わってから 定期的に歯垢取 つまり歯のお掃除ですね。

      4ポイントで 景品をいただきましたよ~♪

      このあたりは 歯科医院の激戦区で 近隣に10ヶ所ほどあります。

      子供たちが小さい時から連れて行っている歯科で お父上の院長先生は引退

      だいぶ前に息子さんが代替わり。息子さんは顧客を逃がさないように 

      色々かんがえたのでしょうか。

      

      景品です 1.歯ブラシ 2.糸ようじ(丸い物)  3.フッ素コート歯磨きジェル

      メンテナンスを続けるようにとの ご褒美でしょうか(*^^)v

      歯医者さんも かわったものですね。皆さんの地区でも歯科よりご褒美ありますか?

      次回の予約は 6月25日です。健康年齢には 歯の健康も大事ですから…ネ