愛ーエステ

長年のエステティシャンとしての経験を生かし正しいスキンケアをお伝えします。

新型栄養失調

2018年10月20日 | ダイエット

今、高齢者の健康で大きな問題となっている「新型栄養失調」

 

 

国は70歳以上の5人に一人が新型栄養失調になっていると報告している。

 

 

 

この原因は「コレステロール値が高くなるから」「太るから」と言って、肉や卵などの動物性たんぱく質を控える人が多くなっているからと言われている。

 

 

新型栄養失調で問われるのは「血清アルブミン」という成分。

 

 

たった、一つの成分が足りなくて70歳以上の5人に1人が寿命を縮めてしまっているという現状。

 

 

血清アルブミン値を3.5mg以下にしてしまうと、1年後に半数の高齢者が亡くなったという恐ろしい統計も出ている。

 

 

 

 

血清アルブミンの材料となるのは、肉や卵、魚などの動物性たんぱく質と大豆などの植物性たんぱく質。新型栄養失調は「タンパク質エネルギー栄養障害」とも呼ばれている。

 

 

 

「豆腐や納豆など、植物性たんぱく質を摂っていれば動物性たんぱく質は摂らなくてもよい」と言う人がいる。

 

 

 

或いは「肉や卵はコレステロール値を高くするだけでなく、体内を汚すから食べてはいけない」という困った人が本まで出している。

 

 

 

この間違った情報が広まり、常識となった結果、新たに生まれたのが「新型栄養失調」という病気。

 

 

 

もちろん魚や豆腐などにも良質なタンパク質が含まれているけれど、肉や卵にも良質なタンパク質は多く、血清アルブミンの材料として不可欠な食品なのだ。

 

 

 

誤った健康常識を信じて実践していると命を縮めてしまう。病気や肥満を避けたいために肉や卵の摂取を控え、それが原因で寿命を縮めてしまったなら、これこそが本末転倒というもの。

 

 

長生きするには肉や卵も、しっかり摂ろう!!!

 

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母と息子

2018年10月19日 | 美容

私は娘、息子を2人授かった。

 

 

2種類ある人類の両方を持ったことになるけれど、何となく、うすうす気がついている。

 

 

母親というのは、どうも男の子がめっぽう好きなのだ。

 

 

子供のころから気がついていた。

 

私の母親は兄が少しでも暗くなって帰って来ないと半狂乱に取り乱した。

 

 

魚釣りに行った兄の名前を絶叫しながら母は河原を裸足でよろめきながら彷徨った。

 

 

私は母のあとを歩きながら、私の事をこんなにみっともなく探したことは一度も無いと思う。

 

 

 

羨ましいような気が楽なような・・・。「お兄ちゃんばっかり」と言う言葉は何度も言っていたような記憶がある。

 

 

 

私が息子を持って、友人の亭主が言った。

 

 

「うちの愛子に男の子を持たせてやりたかった。愛子が娘を見る目付きと眞佐子さんが息子を見る目付きがまるで違う。何とも言えずダランとした目付きをしてる。うちの愛子にも、そんなダランとした目付きをさせたい」・・・・私は驚き、恥ずかしかったが自分では、どんな目付きか見当もつかない。

 

 

 

 

それから私は子供を持っている友人に、しつこく聞いた。

 

 

「あんた、正直に言ってごらん。健ちゃんとユキちゃん、どっちが好き?」

 

 

「あら、同じよ」

 

「ね~正直に言いなよ」

 

 

「そりゃあ、あんた全然違うわよ~本当のこと言うとユキの事全く目に入らないわよ。

 

ケンにだったら幾ら金をかけても手をかけても、あ、自然に手も金もかけちゃうの。

 

ケンのウンコだったら喜んで掴むけれど、ユキのウンコはティッシュで掴むわよ。別にユキが可愛くないことないのよ。でも全然違うの。あーー可愛いわぁ」ととヒゲの生えた19歳の息子にデレデレしている。

 

 

 

別の友人は「アハハハハ、あのね、自分では全然、気がつかなかったんだけれど

古い牛乳と新しい牛乳があるでしょ。古い牛乳のコップ、サチコの前に置くの。トーストの焼けすぎ、当然、サチコの方に置いてるの、アハハハハ」

 

 

 

男は母を人格抜きで絶対なものと思う。

 

バカだね~母親なぞ、ただの男好きだと何故思わない??

 

女の子と男の子を産むと、ただただ理由も無く男の子が好きなスケベ―なのだ。

 

 

そこの所を幼い時からしっかり見定めるべきだと思う。

 

 

母親は限りなく自分勝手なのだ。

 

 

 

自分勝手に息子を愛するのだ。もう自分のためにだけ。

 

 

 

母親と父親がしっかり愛し合っていれば、息子に横恋慕などしないものの、その父親が、己の母親に横恋慕されて育てられたのだから、女の愛し方なんか知らないのだ。女は母であると思ってしまっている。

 

 

 

若い男の子に好きなタイプは?っと聞くと、「優しい女性らしい人が・・・」と返ってくるが、あれは全て嘘!!「母親を感じる人がタイプ」だと言えばいいのに。

 

 

 

別の友は「わたし、亭主が帰ってくると面倒くさくって、その辺の残り物かき集めて出すんだけれど、息子が帰ってくると、ウキウキしちゃって気合入れて料理しちゃうの。当たり前じゃん、亭主は他人だけど息子は肉親だからね!」

 

 

今の私には比較する対象の亭主が居ないけれど、今晩、どんな美味しい息子が喜びそうな料理を作ろうかと日々考えているアホな母親が、ここにも一人(^◇^)

 

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週に2~3回は肉!!

2018年10月17日 | ダイエット

昨夜、本当に久しぶりに焼肉を食べに連れて行って貰った。

 

 

 

30代~40代くらいまでは肉が大好きだったのに、いつの間にか、興味が無くなり魚が主体の食生活が多かった。

 

 

 

様々な健康法が毎年の様に流行っては、消えて行くけれど、現実、高齢者で介護も必要でなく、元気に過ごされている方は肉を主体に食べていると言うデータも出ている。

 

 

よく「高たんぱく低カロリーの鶏の胸肉や、ささみを食べるようにしてます」と言う方も多い。

 

 

でも50歳を過ぎたら週に2~3度はステーキを食べた方が良い。

 

 

脂身や肉の種類にはこだわらず、その時食べたいものを食べれば良い。

 

 

 

何故なら、肉の脂質から合成されるコレステロールは性ホルモンの材料となる。

 

 

 

個人差はあれけれど、性ホルモンは50歳を境に作られる量が激減する。

 

 

性ホルモンの分泌量が減ると若々しさが消え、寿命も縮む。

 

 

なので性ホルモンの材料として脂質もある程度は必要。

 

 

ステーキを食べることによって少々、脂身を取り過ぎても、一緒に野菜をしっかりとっておけば問題はない。

 

 

ステーキのような高脂肪食は悪玉菌を増やすけれど食物繊維を一緒に、たっぷりとっておけば悪玉菌は繁殖もせず、悪さもしない。

 

 

 

ステーキを食べる時は糖質を含まない野菜を、しっかりとるように。

 

 

 

ただし、40代までは性ホルモンが正常に分泌されているので、脂質をとりすぎるとコレステロールが多くなり過ぎ、若くして脳卒中や心筋梗塞になる危険性が高まるので40代までの人は肉の脂身はなるべく避けておいた方が賢明かも??

 

 

 

しかし、久しぶりの焼肉は旨かった~周りの人達を見てると皆、幸せそう。

 

肉は人を野生に目覚めさせ、若々しい体を作るのに必要な食品だと思っている。

 

 

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○○だけダイエット

2018年10月16日 | 美容

朝バナナから始まり、糖質制限ダイエット、海藻ダイエット、こんにゃくダイエット、寒天ダイエット・・・・「海藻や寒天はゼロカロリー。

 

 

お腹一杯食べても太らない」というキャッチフレーズに日本中の人が飛びついた。

 

 

 

でも流行は一過性のもの。殆どの人が思うような結果が得られず飽きてしまった。

 

 

 

実は日本人の殆どは「ゼロカロリー」とされる海藻類からもエネルギーを取り出せる特別な腸内細菌を持っていることが最近の研究の結果、判明している。

 

 

 

日本人は古代より海藻類を常食してきた食文化を持っている。

 

 

 

海藻を日常的に食すのは四方を海で囲まれた日本独特の食文化で、日本人ほど海藻を好んで食べる民族は世界でも珍しいと言われている。

 

 

 

そうした食の歴史に培われ、日本人の8割の人の腸には海藻類を分解する遺伝子を持った腸内細菌が棲みついていると報告もされている。

 

 

 

海藻類は腸内細菌の大好物なので積極的に食べたいものの一つだけれど、そればかりを食べて痩せようとすること事態に無理があるというもの。

 

 

 

これに対し、ヨーロッパの人達は海藻類を分解する腸内細菌を持っていないので

海藻をエネルギーに出来ないので「ゼロカロリー」の食品となるらしい。

 

 

 

人間の体は「カロリー計算では測れない」カロリーという数値に惑わされてはいけない。

 

 

 

又、カロリーが少ないからと単一の食品ばかり摂り続けることは絶対、ダメ。

 

 

どんなに健康によい食品でも単一の物ばかりを食べ続けて痩せようとするのは腸にとっても負担が大きく、不健康なことだ。

 

 

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デブ猫

2018年10月15日 | 美容

近所で猫を散歩させてるオバサンが居た。

 

 

ギョッとして見てみると、その猫は地べたに腹が付きそうな位、太っている。明らかに、食べさせ過ぎのデブ猫。

 

 

 

犬でも猫でも人間の食べる物を欲しがるし、あげたい気持ちは十分わかるけれど、その子の健康の事を考えるなら、心を鬼にして、あげてはいけない。

 

 

 

人間は食べ過ぎれば太る。人に飼われている動物も、食べ過ぎれば太る。

 

 

 

でも野生動物は太らない。これは何故??・・・・それは食べ過ぎることが無いから。

 

 

 

人も動物も、脳に満腹中枢を持っている。何故、人間は肥満になり、野生動物は太らないのか??この分かれ道は??

 

 

 

先日、テレビで面白い実験をしていた。

 

 

 

凄い空腹状態のサルに、いつもの4倍もの、ふかしイモを与えると、お腹の減っているサルは当然ガツガツ食べたものの、いつもの量を食べると、あとは見向きもしなくなった。

 

 

 

ところが、同じサルに蜂蜜とバターをつけた、ふかしイモを与えると際限なく食べ続けたという内容だった。

 

 

昔、猫を飼っていた時、猫の缶詰を食べてみたことがあった。味付けは何もされておらず、ただ生臭いだけだった。

 

 

わが家の猫は、おなかが一杯になると食べるのを止めて、それ以上は食べない。

 

 

 

動物の食事には、甘かったり、しょっぱかったりなどの味付けが無い。

 

 

 

自然のままの味で、おなかを満たしている。

 

 

脳の満腹中枢を狂わせるのは「甘い、しょっぱい、うまみ」などの味をつける調味料!!

 

 

調味料で味付けされた食べ物をとっていると、満腹中枢が撹乱されて満腹になっても食べ続けてしまう。

 

 

 

私も関西風の薄味より関東風の濃い味付けを好んで食べている。

 

 

一生、太らない体を作る為に、味付けを変えないと駄目。

 

 

 

皆が好んで食べるポテチなどのスナック菓子やスイーツには想像以上の多量の塩分、甘味料が使われている。

 

 

こうした味に慣れてしまうと素材の味を楽しむ感覚が失われてしまう。

 

 

そして満腹中枢が正常に働かなくなり、「満腹になっても食べ続けたい」という脳の暴走という負のスパイラルにはまってしまう。

 

 

酷暑の夏も終わり、食欲の秋に突入。

 

 

薄味で素材の味を楽しむ食事に切り替えよう(^◇^)

 

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エステティックサロン

2018年10月14日 | 美容

昨日は10年来、通って下さっている方が子供連れで来店。

 

 

 

彼女は10年前は独身で市内の有名な大型エステサロンに勤務していた。

 

 

 

その当時は余り、プライベートな話はしなかったものの、彼女の母親がフェイシャルに来て下さっているので、彼女が東京に、嫁いだ事は知っていた。

 

 

 

 

Facebookで友達になっているので彼女が東京で、美味しい店を紹介していたり、子供の成長記録をアップしているのを見たり、故郷を離れて、寂しくなく、子育てをしているものだと安心していた。

 

 

 

ところが昨年、突然の離婚で、京都に帰って来てると言う話を聞いてビックリ!!

 

 

 

彼女は一人で子供を育てるのに、仕事を探し、住まいも探し、その合間に、フェイシャルにも来てくれていた。

 

 

 

昨日は小学校3年生の娘を連れて来店され、今までになく、色んな話をしてくれた。

 

 

 

私が「以前のエステの仕事に戻ろうとは思わないの?」っと聞くと、「絶対、戻らない、戻りたくもない!!」っと断言されていたので、何故、そこまで思うのか??突っ込んで聞いてみた。

 

 

 

 

以前、務めていたのは誰しもが知っている大型有名店。

 

 

チェーン展開をしているボディがメインのサロン。

 

 

彼女は新卒採用で入社し、3年間、務めて結婚し、退社した。

 

 

入社した、その月からのローン地獄が始まり、退社するまで続いたとのこと。

 

 

 

エステティシャンが、サロンですすめている化粧品を使っていないことは許されないらしく、一通り、買うこと20万のローン。

 

 

 

次はサプリメントのローンと次から次へ商品購入無理強いされ、毎月の給料の半分はローン返済に。

 

 

 

来店される顧客に対してのノルマが強烈で、コースが一通り、終わる頃には別のコースを薦めなければいけない。

 

 

 

ボディの顧客にはフェイシャルを。フェイシャルの顧客には化粧品を。

 

 

 

しばらく来店されてない顧客には毎日の電話営業を強いられて、エステティシャンとして色々な勉強をしたかったのに、肝心な所は全く教えてもらえず、立派な営業マンに成長したと笑っておられた。

 

 

そして、「あの」業界には二度と戻りたくないとも。

 

 

私も20代の頃、こういう経験があるので、とても理解出来るし、年月が経っても、今なお、こういうサロンが多いのも知っている。

 

 

消費者センターに寄せられるエステサロンの苦情の内容が化粧品が多いのも聞いている。

 

 

企業となると、顧客よりも売り上げ重視になってしまうのも、理解出来る。

 

 

でもなぁ~何か違うんだよね~何か、目線が自分達だけに向いていて、顧客に向いてないんだよね~( 一一)

 

 

 

時々、メーカー主催の研修に参加するけれど、皮膚の構造図さえ書けないエステティシャンが多過ぎる。

 

 

基本的な知識も無いのに、顧客を綺麗にしようなんて、チャンチャラ可笑しい( 一一)

 

 

 

昨日の夜、マツエクを生業としてる娘が家に来て、「私もフェイシャルくらい、覚えたいわ~」

 

 

 

「あんたには、無理!!」っと言っておいた。

 

 

 

フェイシャルくらい??だと~??

 

 

 

フェイシャルほど、奥が深い技術は無いのだ~(+_+)

 

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お酒とタバコは無理に止めなくても良い

2018年10月13日 | 美容

お酒と煙草・・・どちらも取り過ぎれば害となる。でもそれより怖いのは・・・

 

 

やめることによって起こるストレス!!

 

 

 

お酒は飲める人には休肝日は不必要。

 

 

何故なら、お酒の分解酵素をしっかり持っていて飲むことが本当に楽しい事だから。

 

 

こういう人は、お酒を飲まない事がストレスになってしまう。

 

 

又、2合までなら、免疫力が高くなることも、わかっている。でも2合以上飲むと逆に免疫力は弱まってしまう。

 

 

 

ビールならば2本、日本酒なら2合までが免疫力に影響を与えず健康に役立つ量となる。

 

 

 

一方、お酒の分解酵素を飲める人の半分しか持っていない人は自分が飲みたくて、楽しい気分で飲める時にだけ、飲むように。ビール一杯で、真っ赤になる人は、このタイプ。

 

 

 

こういう人が「付き合いだから」と飲んでいると、10倍以上の確率で食道ガンになるという統計も出ているらしい。

 

 

 

一口飲んだら、ひっくり返ると言う所謂、下戸の人はお酒の分解酵素を持っていないので、飲むことがストレスに直結するので飲んではいけない。

 

 

 

 

煙草は「百害あって一利なし」の嗜好品。

 

 

それでも人体にとってはストレスの方が怖いのだ。

 

 

肺ガンと一日の喫煙本数を調べた統計がある。

 

1日50本も吸っていると、肺ガンになる確率は吸わない人と比べると15.3倍にもなる。でも1日、10本までならば2.2倍。この確率を、どう捉えるかは本人次第。

 

 

 

ただ、ストレス発散の為に必要だとしたら、体を壊さない程度に吸うと言う選択肢もあって良いのではないだろうか?・・・・・と私は思う。

 

 

ただし、限度は10本まで。

 

 

 

節煙すると一度にニコチンを沢山、吸い込もうとして,かえって体に良くないとも聞いている。浅く吸ったら吐く、満足したら、すぐに火を消すなど、負担の無い吸い方を。

 

 

要は何でも適度にってことね(*^-^*)

 

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ハイヒール

2018年10月12日 | 美容

今でこそ、履かなくなったハイヒール。

 

 

女性の足元を、これだけエレガントに魅せてくれるグッズは無いのではないか?

 

 

昨日、夏のミュールを片付けていたら奥の方からシミだらけのハイヒールが出て来た。見ると、ご丁寧にカビまで・・・。

 

 

 

10年前、理由は覚えてないが、臨時収入が入り、たまには身につけるものでも買おうと、ちょっと値の張る靴を置いている店に入った。

 

 

私は普段、スニーカーや、ぺったんこ靴の愛用者であるので、ちょっとヒールのある靴を買う時は緊張してしまう。

 

 

 

その店に置いてあった有名ブランドの、その靴はデザインもシンプルで履いてみるとピッタリ合って、このうえもなく幸せな気分になった。

 

 

 

その中で一番、気に入ったベージュのヒールを買った。

 

 

 

1万円札が5枚飛んで行ったが、その時は、やたらと太っ腹で、そんな事、ちっとも気にしなくなっていた。

 

 

 

ところが初めて、その靴を履いて出かけたら、夕方から大雨になって靴がビショ濡れになってしまった。

 

 

家に帰り、紙を中に詰めて水分を取ろうとしたものの、次の日になってもクリーム色にグレーのだんだら模様が染みついてとれない。

 

 

 

その時、突然、今まで忘れていたはずの5万円という金額が頭の中にうずまいた。

 

 

 

一瞬のうちに小心者と化してしまった私は、オロオロして靴を買った店に持って行ったが、店員さんは申し訳なさそうに「残念ですが、これは直りませんねぇ、こういう、いい靴は車をお使いになる時に履かれた方が・・・」とやんわり言った。

 

 

 

つまり、これは市内を車で移動する雨風の影響を受けない人が履くのに、ふさわしい靴だったのだ。

 

 

5万円の靴を一日で駄目にした事で「こういう事で、人は色々学んでいくのね」と自分を慰めたものの、やはり一日で5万円というダメージは大きく、暫くは鬱状態が続いたのを覚えている。

 

 

 

しかしまぁ、性懲りもなく、だんだら模様の靴を捨てられず、ずっと置きっぱなしの、この性格を治さねば~( 一一)

 

 

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ひとりごと

2018年10月10日 | 美容

私は登園拒否をして幼稚園をやめてしまった子供だった。

 

 

ブランコに乗っていたら、隣のブランコに立って乗っていた男の子が、横斜めに猛烈な勢いで、ぶつかって来た。

 

 

私が知った初めての恐ろしい暴力。白目がつり上がって逆三角形の頭の子供だった。

 

 

その日から「行かない」と私が言うと母は「どうして?」と聞いたが、私は答えなかった。

 

 

 

次の日から私は道路にしゃがんで、一人で遊んでいた。あの横斜めにブランコが、ぶつかってくる心配がないだけで幸せだった。

 

 

 

ある日、同じ様に道路にしゃがみこんで遊んでいると私の横を幼稚園の子供達がリュックをしょって楽し気に通って行った。

 

 

遠足があるなんて想像しなかった自分を無念に思ったけれど、時すでに遅し・・・。

 

 

 

おびただしい、年月が経ち、私は沢山の希望や夢や注文を男達に持ったが、それも遠足に楽し気に行った子供達の集団が私の横を通り過ぎて行ったように、遥か遠くに行ってしまったような気がする。

 

 

 

男の方に注文?してほしいこと?今の私には、何もございませぬ( ;∀;)

 

 

 

ある程度の経済力が無くてはと、仰るお嬢様、男の一匹や2匹養ってやったっていいんじゃないの?

 

 

本当に好きなら身を売って男をつなぎとめたっていいんじゃないの?

 

 

 

自分だけ昼寝して、テニススクールに行って、ブルガリの時計つけたいなんて図々しいんじゃない??

 

 

 

 

背が170㎝以上は欲しいと仰るお方、バカだね~でっかい男が、やがて爺さんになって寝たきりになってごらん、体をゴロンと転がすのだって大変だ。

 

 

 

誠実で優しい人と皆、仰る。

 

 

何が誠実で何が優しいということを見極めるのに一生かかる。

 

優しいって優柔不断と残酷の紙一重。

 

 

うーん、やっぱり私は何も注文は無し。

 

だって人間って本当に、わけがわからないもの。

 

 

私は、あの幼稚園の男の子が忘れられない。謎のままの暴力だから。

 

 

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親子

2018年10月09日 | 美容

思春期の症状の一つに、親を嫌悪する事が、まっとうな少年少女なら必ずあるものだと思う。

 

 

私など激しく嫌悪したから、激しく、まっとうだったはずである。

 

 

あんな親には決してなるまい、親のフリを見て我がフリを直す・・・直したつもりになるのだけれど、これが又、直らない。

 

 

 

私が思春期に恐れたのは顔の類似ではなく、見えないものが表す、考え方や行為。

 

 

押しつけがましさや、強情、一人よがり、感情の起伏の激しさ・・まだまだ一杯ある。

 

 

友達がビールを飲みながら「母親が嫌なのよぅ、もう意固地で暗いの。根がクソ真面目でさ、歳をとればとるほど、本性があらわになってさ、もう原石が露出してきた感じなの。それが、私に、そっくりなのよ。うーん、私の方が、ひどそう」

 

 

 

 

先日、息子がソファーにふんぞり返って「なんでだよぅ」っと私に突っかかる。

 

 

「何ででもよ」

 

 

「それじゃ答えにならんやろ、筋道ってねぇじゃん」

 

 

「あんた、義理、人情ってものが無いの?」

 

 

「義理と人情は別やろ、何で一緒にするのだ?オカンの考え方を俺は聞いてるの」

 

 

 

「うるさいわね~」

 

 

 

うるさいな~つべつべつべこべ・・・そして私はぞっとした。これって私と、そっくりではないか!!

 

 

別に問題は何でもいいのだ。何か引っ張り出して人と、あれこれ言い合うのが無常の楽しみなのだ。

 

 

 

親のフリ見てどころではない。子のフリ見て我がフリ直さなきゃ。

 

 

息子は、自分がうるさい奴だって気がついてない。

 

 

病院で看護師が赤ん坊を取り違えたことはなさそうだ。

 

 

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