どんな家庭でも、年月が経つほど、妻主導になるらしいと聞いている。
既婚の男性の殆どは自分の体が動かなくなった時、
妻が自分の面倒を見てくれると思っている。
そのために腹が立ってもなるべく妻には逆らわないようにしているという人もいる。
しかし、自分が妻の介護をすると考えている男性は一体どれくらいいるのだろう。
自分が介護をしてもらうという目算と同じくらい、
妻を介護する可能性があることを、ころっと忘れているような気がする。
よほど奥さんが年下ではない限り、夫も妻の介護が稀な事ではないことを認識するべきだと思う。
最近は「濡れ落ち葉」で考えを変え、現役で働いている頃から趣味を持つ人も増えたし、
妻の介護をしている男性も沢山いる。
一方で中高年の男性の自殺者が増えている。
これからは社会との関係性が変化し、
体調も変化する男性の更年期障害のケアが必要になってくる。
会社員の男性に聞いたら、30歳になった途端に、
50歳を過ぎた上司から「何でもいいから今のうちから趣味を持てよ。あとになって困るから」と言われたらしい。
確かにとても大事なことだが、皆がみんな、趣味を持てるわけではない。
気持ちに余裕のある人は、仕事もし、趣味を持って楽しんでいるようだが、
多くの男性はもう仕事だけで気持ちが一杯いっぱいで、
とてもじゃないけど、そんな余裕はない。
妙に意固地でまじめすぎる。
明らかに、神経が女性化している。
だいたい彼らはよく泣く。
プライベートで感動する映画を観たとか、
悲しい出来事があったというのなら納得するが、
仕事の上でぴーぴー泣くのだ。
つづく
シミ、シワ、タルミ専門店
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