はなうた さんぽ道

歌うことが大好きなお気楽主婦のひとりごと

扁桃腺

2009-06-19 10:34:06 | 今日この頃

実は水曜日まで扁桃腺で高熱を出し寝ていた。

ちょっとヤバいな~~って思っていた。

あまりにも忙しすぎたから。

体が悲鳴を上げてきているのはわかっていた

でも無視し続けて動き回っていた

そしたら月曜日の4時頃、事務所で座っていたら突然喉が痛くなりだし、
喉を見てみたら真っ赤

これはまさしく扁桃腺・・・10年ほど前までよく扁桃腺は腫らしていたので すぐわかる。

鏡を喉から外した途端、無視し続けていたしんどさが爆発した

熱・・・あるんちゃうん?
高熱が出たら、病院に行ってもええの?
まずは保健所に連絡しなあかんちゃうん?

隔離・・・・・されるの?

この時期、色々と考えておちおちと熱も出していられない。

ともかく、事務所からなんとか歩いて帰って熱を測る前に洗濯物を取り入れて
そして熱を測る。

38.5度

ふぇ~~~ 

熱を測った途端、もう動けなくなってしまった。

晩ご飯はインド汁と主人に何とかしてもらおう。
福毛兄はそれに従ってもらう。
洗濯物はたたまなくても別にかまへんやろ。

とにかく私は歩けない!!

扁桃腺に間違いないけれど、保健所に連絡しなあかんねやろか・・・?

隔離

それだけがガンガンする頭の中でグルグル回っている。

ま、明日考えようと月曜日の晩はそのまま床につく。
熱でうなされてあんまり寝られなかったけれどね 

次の朝(火曜日)、保健所に連絡・・・?どうしよう
と迷いながら 昨晩より辛い朝を迎えた。

熱は39度以上

母がいつも行っている耳鼻科に電話してくれて
快く診察を了承してくれた。
50近くの娘に付き添って医院まで行ってくれる母。

いくつになっても子どもは子どもなんだね~~。

でも私も一人でそこまでたどり着く自信はなかったので 
母の付き添いはとても有り難く、感謝感謝である

診察してもらって喉を見るなり「扁桃腺やね。それも重症の」と言われる。

点滴をしてもらって家に帰って爆睡。
汗をかいて目が覚める。

熱も下がり、ちょっと元気になって体重減ったかな?って体重計に乗る。

体重増加、体脂肪超増加

昨晩からスポーツ飲料とかジュースとかしか飲めず、
また、全く動かず寝ているだけ生活
この逆効果てきめん。

高熱でハァハァ言っていたとしても、すごい汗を出したとしても、
それは痩せるとか、体重が減るとか、何にもならなかった。

扁桃腺が治ったらこれはまた一からの出直しスタート。

と思いつつ、テレビを見ていると、また何となくしんどい。
気のせいか?と思いつつ、また布団の中に入る。

熱を測ると38度

エ~~ン、喉が痛いよ~~~

昨日はあまりの高熱で痛みがわからなかったけれど、
38度くらいだと痛みがクリアになり、昨日よりも喉が痛い

寝る。

朝、あまりのしんどさに目が覚め、熱を測ると38.5度

また点滴をしにお医者さんまで行く。

ヘロヘロになって静かな待合室で座っていると、
一人の女性が入ってきた。

短いパンツ、胸がはみ出そうなキャミソール、頭には帽子をかぶり、
髪はちょっとやそっとでは崩れないくらいばりばりセットしている。
顔はバッチリメイク。

受付で保険証を出している彼女の声はガラガラ。

あぁ、その声を診てもらいに来ているんだ。と納得し、また私は自分の殻に閉じこもっていた。

でも、その彼女は私を殻に閉じ込めさせてくれない。

私の前に座った彼女はバッチリメイクの上からまたまた重ねメイクをし出した。
ビューラーをライターであぶり、少しさましてから もうすでにマスカラで固めたまつげをまたカーリング・・・・・
そして2種類のマスカラを交互につけていく。

すげっ!
思わず汚い言葉が出てくる。

そして「まだかかりますか?」と受付に聞きに行く。

受付では「次の次。あの方の次ですよ。」と私の方を見る。

その瞬間からチラチラと私の方を見る彼女。
携帯片手にウロウロして「次の次やて、ちょっと遅れるわ」とまた私を見る。

そんなこと言われてかて・・・・・
今度こそ自分の殻に閉じこもる。
それにしても私の前の人、遅いな~~と思いつつ
こわいもの見たさでまたまた上目遣いで前の彼女を見る

大きなおむすびをほおばっている。
ガツガツと。

おいおい・・・
ここ、病院やで。色んな病気持ってきている人いるんやで。
そんなとこであめ玉ならまだしも、おむすびはよう食べんわ。
それにこれから口の中見てもらうんでしょ。
お茶で流してから診察受けてや。
・・・・・ってそのままかい!

そしてまた携帯で「まだやねん、次の次」といってちらりと私を見る。

仏の私はたまらず受付に行って
「あの方急いでおられるようなので、先にしてあげてください。」
と言った。
その旨受付の人から告げられると
「すみません」と一言言われた。

それだけ

その人が診察を受けて帰るまで 私にはその一言だけ

いや、別にどんな言葉を期待していたとか、そんなことはないんよ。
ただ私も熱にうなされながら、早く診察を受けたいと思いながら、
待合室で座っていたんよね~~
別にかめへんねよ~~~~ 
ほんまはしんどいねんけど、かめへんねんよ~~~

でもね、

ありがとうございました。

          の一言ぐらいは・・・・・ね


そんなことをブチブチ思いながら点滴をしてもらい、
またまた家に帰って死ぬように寝た。

ほんまに疲れてたんやね~~

夕方になって熱も下がり、喉は痛いながらも体は本調子に戻り
やっと日常に戻る。

でも、えらいもんやね。

ドレス作りもする気が起きないし、
何よりワインが欲しくない。

これって、すごくない??

もう、この夜は熱にうなされることもなく、熟睡。

そして次の朝は気分爽快

ちゃんとお弁当も作り、月・火・水と喉が痛くて喋れなかったので、
朝からこの3日分一人で喋り通し。

今日のお弁当は何を入れようかな?
うんうん、これがあったね。これにしましょう。
はいはい、おいしくできましたよ。

なんて具合。

主人や子ども達が起きてきてもこんな私を皆が皆 無視

ふふん、かめへんもん

インド汁、慌てて家を出る。

「急いで出たけどぉ~~お~~お~~
   忘れ物に気づいてぇ~~え~~え~~
     帰ってきそうな気がするぅぅぅぅ
       あると思います」

・・・・・・・・・・・

笑わんか?

そうでっか~~。かめへんよ~~~。

なんてみんなが家を出るまでこの調子。

一人になってもテレビを相手に喋りまくり。

これで3日分は取り返した ゲッツ 

 

そんなこんなで再び元気を盛り返し、
いつもの生活を本日から送ります。

今日も忙しく動き回ります